授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 5,水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 授業時間割参照
対象学年/Year 2年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title キャリア・デザイン(情電)/Career Design
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 丸山 秀人(学部)
時間割コード/Registration Code T6641
連絡先/Contact 丸山 秀人(キャリアサポートセンター,Q503 marusun@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 丸山 秀人(毎週月曜日・火曜日の16:00~17:30
事前予約も可能。必要な場合は、キャリアサポートセンターの申込書を記入して下さい。)
更新日/Date of renewal 2018/08/09
授業のねらい
/Learning Objectives
「キャリアデザイン」とは、自分の人生を自分らしく生きていくための、人生設計を描くことである。
 謂わば、「なりたい自分、ありたい姿」を描き、目標を立て、計画を練り、試行錯誤を繰り返しながら、振返って点検し、理想と現実のギャップを少しずつ埋めていき、生き方そのものを探究していく、一連の学問がキャリアデザイン論だと言える。故に、人生論や幸福論にもリンクしてくるであろう。
 しかし、ここでは、哲学的な切口ではなく、出来るだけエビデンスに基づいた、科学的なアプローチによる、課題解決力向上に向けた「コンピテンス能力の修養」を目標としている。
 学生諸君の多くが、大学や大学院で学修したことを広く社会に発揮し、自立した社会人としてスタートすることを、「最初のキャリアデザイン目標」としているのではないだろうか。
 そこで、本授業では、「社会人になるということ」「働くということ」とは何か、といった、生きていくうえで最も重要な根幹を確認しながら、「職業」を選択していくプロセスを学修していく。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 「働く意義・目的」を理解し、「社会の一員となり、社会の役割の一端を担う」ことを自覚できる
2. 就職活動への円滑な移行ができる「リテラシー」を修得する
3. 就職活動への主体的な行動を起こせる「コンピテンシー」を修得する
4. 卒業・修了後のキャリアデザインを描くことが出来る
授業計画
/Course Schedule
1週目:「直近の就職実績と今年の就職環境」を理解する
2週目:「大学生のキャリアデザインとは何か」、進路状況から考察する
3週目:「各界著名人のキャリアデザイン事例」を考察する
4週目:「仕事とは何か」「働く目的」を考察する
5週目:「仕事選択の実際」を理解する(求人票、合同会社説明会、HW大学求人、企業見学等)
6週目:「企業研究方法」を考察する(求人票の掲載情報から、企業の経営進捗状況を洞察する)
7~11週目:「業界研究セミナー」(農林漁業・建設業・食品製造業・製造業・サービス業等)
12週目:「インターンシップの活用方法」を理解する
13週目:企業・職種の「志望理由の考え方」を理解する
14週目:「自己PRや学生生活で学んだことの活用方法」を理解する
15週目:「企業人と労働基準法の関り」について理解する
(16週目):「定期試験」
※授業は、パワーポイントで講義することが多いが、レジュメを配布する講義もある。
 業界研究セミナーでは、各業界の現職ビジネスパーソンに講演していただくこともある。
尚、総授業時間は、90分授業×15回=22.5時間である。
教科書・参考書に関する備考 特に教科書は指定しない。エビデンスとして省庁の公報や新聞記事、事例紹介として市販の書籍や雑誌を取り上げることがある。講義内容やパワーポイントの内容を、自ら書き止め、理解していくことが重要となる。
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上を合格点とし、その内訳は、定期試験50点、小テスト20点、レポート30点の割合で評価する。尚、毎回出欠をとり、5分の4以上の出席を必須とする。
目標1及び2 : 記述式問題を出題し、理解度を評価する(全て講義内容から出題する)
目標3及び4 : 論述問題を課し、志や実行計画等の具現性について評価する
履修上の注意
/Notices
1 授業中の質問は歓迎するので、挙手の上、発言の許可を待つこと(マナーの修得も兼ねる)。
2 再試験、再レポートは行わない。不合格者は、再履修とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
「働く目的と社会の一員となる意義」をしっかりと了解したうえで、自ら描いたキャリアデザインの第一歩を「自らの力で主体的な行動に移す」ことがポイントとなる。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
情報システム学コース・コンピュータ知能学コース
人[自己啓発] 自己を啓発して学習する習慣を身につける。
電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習目標
G.(自発的・継続的学習能力)
 様々な問題について調査し,自ら解決する努力をし,得られた結果について
 検討・見直しを行うことにより改善していくことができる能力を修得する
機械システム工学コースの学習目標
A. 多面的考察力の修得
   人文社会科学的な視点も含めて、地球的規模で総合的にものごとを考えることができる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義の進行に応じて、小テストやレポートの作成を課す。講義を受け学修したことから、自らの行動にどう繋げていくのか、常に考察しておくことが重要となる。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
提出されたレポートの好事例を紹介し、諸君の意見を聴いたり、質問したりすることがあるので、コンピテンス能力向上を自ら意識し、積極的に授業参加に取り組むこと。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
新卒の就職活動とはキャリアデザインの入口にあたり、最初の関門とも言える。決して、独りよがりな私望動機に基づくシューカツなどではない。社会に貢献できる自らの「提供価値」とは何なのか、客観的なセルフアセスメント能力も必要となる。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%