開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 木/Thu 9,木/Thu 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 授業時間割参照 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 行動の科学/Science of action |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 石橋 伸恵(学部),松本ますみ(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6325 |
連絡先/Contact | 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限) |
更新日/Date of renewal | 2018/02/16 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
人はどのような心を持つのか。心はどのような行動を生み出すのか。行動はどのような社会を作り上げるのか。人の心が行動を生み出し、その行動が社会を形成し、形成された社会環境がまた人の心や行動に影響していく過程を理解することは、現在の日本社会あるいは国際社会を理解するうえで非常に重要である。本講義では社会心理学における様々な実験研究を通じて、人の心と行動、社会との関連を紐解いていく。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
① 人間行動に関する多様な研究の知識の獲得:人間行動と社会とそれらの相互作用について様々な切り口から研究が行われている。授業で扱う主要な研究の知識を獲得する。 ② 3つの重要な概念の理解:ゲーム理論・進化と適応・認知バイアスの概念を理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
社会心理学を中心に、心理学、脳科学、遺伝行動学、社会学等の知見を交えながら多面的に進めていく。 1) 人間行動を理解するための様々な視点と学問分野 2) 社会心理学の古典的研究1 3) 社会心理学の古典的研究2 4) 社会心理学の古典的研究3 5) 社会心理学の古典的研究4 6) 社会心理学の古典的研究5 7) 意思決定科学の視点(合理性) 8) 意思決定科学の視点(ゲーム理論) 9) 意思決定科学の視点(ゲーム理論) 10) 生態学的視点(動物としての人間) 11) 進化学的視点(進化と人間行動) 12) 進化学的視点(進化と人間行動2) 13) 脳科学的視点(脳と人間行動) 14) 社会学的視点 15) 社会の問題・まとめ [総授業時間:(45分/60分)×2×15=22.5時間] 学習の推進のために、毎時間の復習をすることを求める。 また、質問があればすぐにすること。 |
参考書等 /Required Materials |
社会心理学キーワード 山岸俊男編 有斐閣 2001(ISBN:4641058725)
ヒルガードの心理学 Susan Nolen-Hoeksema [ほか] 著 金剛出版 2015(ISBN:9784772414388) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書はなし. 授業で使用する資料は講義期間中にオンラインでダウンロードできるようになります. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする。 配点:中間レポート30、最終レポート30、小テスト40 各到達度目標の評価方法 ① 小テストでは授業内容の理解度をチェックする. 考え方が理解できていればよい.用語の記憶などは不要. ② レポートでは内容の理解を助けるため,授業資料を復習し,自分なりに考えることが必要な課題をだす。授業で得た知識の理解度と考察が適切であるかどうかを評価対象とする。 |
履修上の注意 /Notices |
・必ず出席記録を残すこと(欠席が5回以上で不可) 学生証を忘れた場合には教員に申し出ること。 ・小テストは授業を通じて4~7回行う。 出席記録があるのに小テストの提出がない場合は違反行為とみなし不可。 ・再試験は行わない。不合格者は再履修とする。 ・質問はいつでも気軽にしてください。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
人間と社会に対する様々な視点について学ぶことは、他者の立場に立って物事を考える基礎となり得ます。他者視点取得は皆さんが社会人になるにあたって意識して訓練して欲しいスキルです。この授業がその助けになることを願っています。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
こころの科学、現代心理学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
復習(授業資料の筆写),小テスト. |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
授業内容を実生活に活かす方法を考える(レポート内) |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |