開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 授業時間割参照 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 宇宙の科学/Science of space |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 松本ますみ(学部),勝田 豊(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6240A |
連絡先/Contact | 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
「私たちの住む宇宙はどのように生まれたのだろう?」「どのような経緯を辿って私たち人類はこの宇宙の中で生まれたのだろう?」 現在の宇宙論では宇宙はビッグバンと呼ばれる大爆発で,今からおよそ140億年前に,現在の宇宙とは比較にならないほど高温・高密度な状態で誕生したと考えられています。もちろん宇宙がこのような姿のままでは地球や生命が誕生することはできません。「宇宙の科学」では,宇宙の誕生から天体の形成までの宇宙の歴史を学び、冒頭の疑問に対する回答を探ることにより、私たちの起源と宇宙の進化の関係を学びます。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1宇宙を学ぶ際に不可欠な重力や光の性質を理解する (知識力) 2ビッグバン宇宙論を支持する観測的事実を理解する (論理力・知識力) 3 天体の形成のシナリオを理解する (知識力・理解力) 4 宇宙の化学進化と生命の起源の関係を理解する (理解力) |
授業計画 /Course Schedule |
[総授業時間:(45分/60分)×2×15=22.5時間] 1 重力と光の性質 2 ビッグバン宇宙論 3 インフレーション宇宙論 4 火の玉宇宙の進化 5 最近の宇宙膨張とダークエネルギー 6 ダークマター 7 宇宙の大規模構造 8 銀河の形成 9 私たちの銀河系 10 恒星 11 恒星の誕生 12 恒星の進化 13 太陽系惑星と太陽系外惑星 14 まとめ 15 試験 各回の講義の内容は、それぞれ互いに密接に関連していますので、講義の内容を深く理解するためには十分な復習が必要です。講義資料を読んでも理解が難しい点などがありましたら、遠慮なく教員に質問してください。 |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] [参考書] [備 考] 第一回講義の際に資料を配布する |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
最終日に実施する試験で100点満点中60点以上を合格とする。 ただし、正当な理由により受験できない場合はレポートによって評価する。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1. 試験において光や重力についての問題を出題し、達成度を評価する。 目標2. 試験において観測的事実から導かれるビッグバン宇宙論に関する問題を出題し、達成度を評価する。 目標3. 試験において天体の形成に関する問題を出題し、達成度を評価する。 目標4. 試験において宇宙の進化と我々の物質的な起源についての問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
再試験は行わない。不合格者は、再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
私たちが日常接している世界とは全く異なる世界を学習するため、その概念を文章や数式のみから理解するのは容易いことではありません。そのため講義では、理解を助けるために図や動画を多用します。よって講義に出席することはとても重要です。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
「科学と倫理」 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義資料の各章の冒頭にある問題に事前に目を通し、講義の内容を理解する際に重要となる点を把握しておくこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |