開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 5,水/Wed 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 授業時間割参照 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | インター・サイエンスH(前半8週)/Inter Science H |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 永野宏治(情報電子工学系学科情報システム学コース) |
時間割コード/Registration Code | T6173 |
連絡先/Contact |
永野宏治(46-5420 nagano(at)mmm.muroran-it.ac.jp スパム対策のため@を(at)で表記しています。居室R204) |
オフィスアワー/Office hours | 永野宏治(火曜日17:00-18:00) |
更新日/Date of renewal | 2018/06/15 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
情報技術の中核であるコンピュータの動作原理の基本について学びます。そして,計算機を利用する技術の最新事例を紹介します。また,論理的思考を実現するための表現技術を説明します。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
以下の2つの目標を修得できることが、単位認定の基準になります。 1.計算機の動作を説明できる。 2.技術文章の基本要件を理解して,技術文章を書ける。 |
授業計画 /Course Schedule |
授業は1週ごとに一つの題材を設定し、情報分野の基礎であるコンピュータ・サイエンス,計算機技術を紹介します。また,工学全般の基礎になる論理的な表現技術を紹介します。 授業時間 90分×7週=630分 プラス ガイダンス90分 第0週 ガイダンス,研究者の倫理 第1週 論理的な思考ための表現技術 表現技術の重要性,表現の原則,表現の実現方法 第2週 計算機システムの発達と仕組み 計算機械の出現と発達、アナログ型計算機とデジタル型 計算機、コンピュータシステムの動作と基本構成 第3週 コンピュータにおける情報の表現 10進法と一般的数体系、コンピュータに用いる数体系、 数値、文字、画像、音声のデータ表現 第4週 コンピュータにおける演算の仕組みとソフトウェアの概要 ブール代数と論理演算,加算、 ソフトウェアの体系と役割、基本ソフトウェア、 応用ソフトウェア、プログラミング 第5週 計算機ネットワークの基本知識 ネットワーク上での情報の送り方。計算機を特定する方法。計算機のアドレス 第6週 暗号技術 暗号の歴史,暗号の構造,公開鍵暗号 第7週 情報技術が作り出す現代社会の課題 信号処理とフーリエ変換,フーリエ変換とその応用技術 自己学習の取組: 次週に学ぶ内容についての課題をMoodleに指示する。 Moodleで指示された課題について、指定書式で報告する。 その書式に書いたレポートのjpg画像ファイルをMoodleに提出する。 |
教科書 /Required Text |
コンピュータ概論 : 情報システム入門 = Introduction to computer and information systems 魚田勝臣編著 ; 渥美幸雄 [ほか] 著 共立出版 2014(ISBN:4320123417) |
参考書等 /Required Materials |
CPUは何をしているのか : シリコンチップに秘められた驚異の世界 藤広哲也著 すばる舎 2002(ISBN:4883992152)
あなたはコンピュータを理解していますか? : 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる! 梅津信幸著 ソフトバンククリエイティブ 2007(ISBN:4797339497) プログラムはなぜ動くのか : 知っておきたいプログラミングの基礎知識 矢沢久雄著 日経BP社 2007(ISBN:4822283151) 理科系の作文技術 木下是雄著 中央公論社 1981理科系の作文技術 木下是雄著 中央公論新社 2002(ISBN:4121006240) |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書を必ずしも、買う必要はありません。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標1:情報技術が現代社会に与えた問題についてまとめた第7回目に提出したレポートによって,成績を評価します。 到達度目標2:第7回目に提出したレポートによって,成績を評価します。 第7回目に提出したレポートを70点、毎週自己学習として提出されたレポートを30点で評価します。 合計して100点満点中60点以上を合格にします。 |
履修上の注意 /Notices |
出席をとるために,学生証を持ってきてください。 不合格の場合は、来年度再履修してください。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
コンピュータの誕生から現在の情報通信技術に至る道のりは、コンピュータ・サイエンスで画期的な着想を得たサイエンティスト達と、そのアイディアをコンピュータや通信機器のハードウェアとソフトウェアとして作り上げ、改良に次ぐ改良を重ねた技術者達のドラマに満ちあふれています。現在のコンピュータと情報技術について、ときには歴史を遡り、またときには未来を展望しながら、私達の置かれている現在と未来とのかかわりを考えてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
建築社会基盤系学科の学習・教育目標との対応 (A) 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を習得する (C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊か な能力を身に付ける 機械航空創造系学科の学習・教育目標との対応 機械システム工学コース (A) 多面的考察力の修得 航空宇宙システム工学コース 航空宇宙システム工学を構成する広範な要素技術に関する知識を培い、システム指向の 考え方、すなわち幅広い視野から柔軟かつ総合的な判断を下す素養を養う。 材料工学コース:(C) 数学,自然科学,情報技術に関する基礎的知識を習得し,それら を材料工学の専門分野に応用できる能力を身につける 応用理化学系学科の学習・教育目標との対応 応用化学コース,バイオシステムコース(応用化学・生物工学プログラム) (A)語学、数学、自然科学、及び情報技術等において、専門知識の修得に必要な基礎知識を修得する JABEE 基準1の(c)数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力、に対応している。 応用物理コース:(D) 技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎とし て,数学,自然科学,情報科学を修得する |
関連科目 /Related course |
技術者倫理 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎週授業前までに課題を解いて提出させるため、予習が必須である。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |