授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department 授業時間割参照
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 地域再生システム論/Town revival
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 永井真也(学部),有村 幹治(建築社会基盤系学科土木工学コース),那須 守(学部)
時間割コード/Registration Code T6155
連絡先/Contact 永井真也(snagai@mmm.muroran-it.ac.jp)
有村 幹治(e-mail: arimura@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 永井真也(水曜日12:00-13:00)
有村 幹治(特に指定しない。)
更新日/Date of renewal 2018/06/12
授業のねらい
/Learning Objectives
地域再生や都市再生は、現代日本における急務な課題であり、国のほうでも地方創生にかんする施策を提示している。
しかし、地域や都市の再生を成功に導くことは容易ではない。本授業では、地域づくりやまちづくりを実践している講師を招き、地域活性化のヒントを得るとともに、実現可能な地域再生の方策を考える。フィールド調査、グループワーク(討論)、まとめる能力を養うことを目的としている。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.データから現状や傾向を把握する能力
2.フィールド調査を行う能力
3.グループ討論で意見を述べるとともに他のメンバーと協力して、結論をまとめていく能力
4.プレゼンテーション能力
1~4の項目について身につけることを講義の目的としている。
授業計画
/Course Schedule
小樽商科大学との連携授業である。小樽商科大学と室蘭工業大学の学生の混合グループを作成し、6名程度の班に分かれでグループ学習を行う。本年度から苫小牧高専の4年生も本学との単位互換制度に基づき参加する。
2018年度は全日程を千歳市を舞台に開講する。

(授業の進め方)
1.1日目に予習レポートを提出するので、事前に千歳市について調べてくる。

2.分析方法としてSWOT分析、学習方法としてKJ法を用いる。

3.授業の日程

1日目(9月1日・土曜日)
千歳市の北ガスホール集合。
チームビルディング。(3-4時限目)
外部講師による講義。(5-9時限目)

2日目(9月2日・日曜日)
千歳市内をバス移動しながらフィールドワークを行う。(1-10時限目)

3日目(8月28日・月曜日)
千歳市の北ガスホール集合。
グループワークを行う。プレゼンテーションの準備をする。2-9時限目)

4日目(8月29日・火曜日)
千歳市の北ガスホール集合。
プレゼンテーションの発表。(3-6時限目)
総評。7時限目)


総授業時間数:22.5時間
事前に千歳市の情報を収集しておくこと。
参考書等
/Required Materials
地域再生の失敗学(ISBN:978433403915)
成績評価方法
/Grading Guidelines
学生個人の成績は、予習レポート(20%)その学生が属したグループの発表に対する評価(40%)と、授業後に提出する個人レポートに対する評価(40%)で行う。
(達成度目標別の評価方法)
1.データから現状や傾向を把握する能力に対しては、予習レポート、作成するパワーポイントと発表内容と授業後レポートによって評価する。
2.フィールド調査を行う能力に対しては、予習レポート、するパワーポイントと発表内容と終了後レポートによって評価する。
3.グループ討論で意見を述べるとともに他のメンバーと協力して結論をまとめていく能力に対しては、作成するパワーポイントと発表内容と終了後レポートによって評価する。
4.プレゼンテーション能力については、最終日の報告の内容で評価する。

(注記)4日間の集中講義であるため、欠席日や欠席コマ(講目)がある場合、成績評価をしない。また、予習および個人レポートが未提出の場合も成績評価をしない。
履修上の注意
/Notices
前期授業開始早々に説明会を開催するので、履修を希望する者は出席すること。
履修者はグル―プワーク編成の都合から1年生のみとする。
本学の受講者が予定定員80名より人数が多い場合には、抽選によって履修者を決定するが、過去に抽選を行ったことはない。
9月1日土曜日、2日日曜日、4日火曜日、5日水曜日の4日間の夏季集中講義である。
千歳市内(駅周辺)での授業となる。(本学では行わない)
自己負担で現地まで来られる学生を対象とする。
くれぐれも掲示板の連絡事項には注意すること。
1年生のみを対象としているので、不合格の場合は再履修はできない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
フィールドワークとして実際にまちに出てみることは、驚きと発見に満ちているでしょう。実社会に役立つ研究を目指すきっかけにしてください。学習方法はKJ法を用いて、SWOT分析を実施します。
他大学との混合チームでの授業時間は、諸君に新しい価値観をもたらすことでしょう。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養。

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
(H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する。

応用化学コース・バイオシステムコース(応用化学・生物工学プログラム)の学習・教育目標との対応
(E)地域と広く世界に情報を求め、科学技術が人と自然に影響を及ぼすことを理解し、両者の調和を考えた科学技術の展開を考えることができる。
関連科目
/Related course
地域社会概論、胆振学入門、地方自治論
備考
/Notes
最初の日(9月1日)に予習レポートを提出すること。
SWOT分析を行わずに、感想文の類のレポートを提出した場合は、再提出を命じる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では予習した内容を、レポートとして提出する。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
授業時間を通してグループ学習を行う。まち歩きなどの調査を行った上で、協力しあってパワーポイントの発表内容をまとめる。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
自分の住んでいるまちとの比較によって、より深くまちの構造を理解する。1年前期に学ぶ地域社会概論、胆振学入門の地域科目を基礎として、総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超