授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 9,火/Tue 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 環境創生工学系専攻
対象学年/Year 1年,2年
授業科目区分/Category 博士前期課程 大学院自専攻科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 環境衛生工学特論
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 吉田英樹(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code MP121A
連絡先/Contact 吉田英樹(D307,0143-46-5278,gomigomi@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 吉田英樹(月曜 12:00-12:50 火曜 12:00-12:50)
更新日/Date of renewal 2018/03/20
授業のねらい
/Learning Objectives
本特論は、環境衛生工学における環境リスクの基本概念や定量的な評価法について学び、特に日本の環境保全のため用いられている環境基準について、環境リスク評価の考え方からどのように規定されているのかを学ぶ。さらに環境リスクマネジメントの考え方を理解し、環境リスクを考慮した環境政策の進め方を学ぶ。

到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.リスク定量的評価:水質・大気・土壌に係わる環境リスク評価について定量的に計算する手法を理解すること。特に現在の日本の環境におけるバックグラウンドレベルでの環境リスクを定量的に計算できるようになること。
2.汚染現象・対策理解:日本における廃棄物最終処分場に起因する環境汚染現象を具体的に理解するとともに、環境リスク評価、環境リスクマネジメントの応用法を理解すること。
授業計画
/Course Schedule
授業時間数24時間
第1回 授業の進め方の説明、環境リスクとは何か
第2回 環境基準における環境リスク評価 水質(1)
第3回 環境基準における環境リスク評価 水質(2)
第4回 環境基準における環境リスク評価 水質(3)
第5回 環境基準における環境リスク評価 大気(1)
第6回 環境基準における環境リスク評価 大気(2)
第7回 環境基準における環境リスク評価 土壌(1)
第8回 環境基準における環境リスク評価 土壌(2)
第9回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(1)有害廃棄物の管理
第10回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(2)汚染物質の輸送現象
第11回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(3)環境監査
第12回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(4)物理化学生物学的プロセス
第13回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(5)埋立処分
第14回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(6)環境リスク評価
第15回 廃棄物最終処分場における環境リスク評価・マネジメント(7)環境リスクマネジメント
第16回 試験

・各週において授業の最後にレポート提出を課すので、レポートの内容についての復習を通じて自己学習をすること。
参考書等
/Required Materials
中西準子著:演習環境リスクを計算する,2003,岩波書店(ISBN:4000224379)
M.D.LaGregaら著Hazardous Waste Management,2001,McGraw-Hill (ISBN:9781577666936)
教科書・参考書に関する備考 教科書なし。各授業時に参考資料またはプレゼンテーション印刷物を配付する
成績評価方法
/Grading Guidelines
リスク定量的評価試験と汚染現象・対策理解に係わる試験(50%)及びレポート(50%)で評価し、60点以上を合格とする。不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
今日の環境政策を進めるにあたっては、環境リスク評価あるいはマネジメントの考え方を基礎として、定量的な評価に基づいた政策決定が必要です。この授業を通して、環境リスクという概念やその計算法を身につけてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
(1)分析・解決能力

備考
/Notes
授業の一部は英語(資料配付、板書、口頭説明)を行うが、基本的には日本語とする。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満