授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 10,火/Tue 11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 夜間主コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title 電気電子工学演習/Exercises in Electrical and Electronic Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 大鎌  広(情報電子工学系学科情報通信システム工学コース),遠山  篤 (情報電子工学系学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code C8609
連絡先/Contact 大鎌 広(Y405,0143-46-5527,ohkama@mmm.muroran-it.ac.jp)
遠山 篤 (E303, 0143-46-5509, toyama@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 大鎌 広(火17:00-18:00,水17:00-18:00)
遠山 篤 (月18:00-19:00,火12:00-13:00)
更新日/Date of renewal 2018/03/20
授業のねらい
/Learning Objectives
マイクロプロセッサを組み込んだ電子回路の作製とマイクロプロセッサのプログラミングを行うことで,マイクロプロセッサ組込み技術の基礎を習得する.
グループで作品を作製し,その発表を通してプレゼンやコミュニケーションの能力向上を図る.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 70% マイクロプロセッサの基本的なプログラムと基本的な入力/出力回路を設計・作製できること.
2. 30% グループで協力してプレゼン資料を作成し,プレゼンができること.
授業計画
/Course Schedule
総時間数1.5時間x15回=22.5時間

1週目 準備と各種電子部品
2週目 電子部品の基本的取扱い
3週目 LEDと論理回路
4週目 論理回路によるデバイスの駆動
5週目 マイクロコンピュータの組み立て
6週目 プログラムのコンパイルと書き込み
7週目 マイクロコンピュータによるLED駆動
8週目 アセンブラとレジスタとC言語
9週目 時間を待たせるプログラム
10週目 作品作製(構想、回路図)
11週目 作品作製(回路作製)
12週目 作品作製(回路チェック用プログラム作製)
13週目 作品作製(プログラム開発)
14週目 作品作製(発表資料)
15週目 作品発表会
自己学習:
・演習書の次回部分を読み,どこが理解しにくいか把握しておくこと.
・進行に遅れないように作品作成の自己学習が必要である.
参考書等
/Required Materials
電子工作のためのPIC16F活用ガイドブック 後閑哲也著 技術評論社 2004(ISBN:4774121312)
教科書・参考書に関する備考 参考書はPICを使った実際の電子回路の作り方に関する解説書です
成績評価方法
/Grading Guidelines
演習の過程および作品についての考察についての各自のレポート(70%)とグループで行う作品発表の内容(30%)で成績評価し,100点満点中60点以上を合格とする.
各到達度目標の評価方法は次のように行う.
目標1. レポートで達成度を評価する.
目標2. 発表内容で達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
グループで協力して行う作業が多いので一人が休むと他の人にも迷惑がかかります.欠席しないでください.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
今の自分の能力で何が作れるか試す最初の演習です.自分はこれから何を学習したらよいのか,何をしたいのかを考える種にしてください.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
「(D)与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する」および「(F)他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する」に主体的に関与する.
「(E)自分の意見を論理的に整理し,他者に説明する能力を修得する」および「(G)物事を自発的・継続的に学習する能力を修得する」に付随的に関与する.
関連科目
/Related course
プログラミングが基礎として関連する.
備考
/Notes
演習書を配布します.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
9回のマイクロプロセッサと電子回路の基礎では,基本的な電子回路・電気回路の予習が必要となる.また6回の作品作製では,授業外の作品作製の補習が必要となる.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
毎回,授業中にその時間中に完成すべき課題が示され,グループごとにその課題に協力して取り組み,時間内に完成させることが求められる.始めの方では電子部品を覚えリストアップすることや基本的なテスターによる測定をすることで,中盤は基本回路や基本プログラムを実装することで,終盤は自分たちで企画・設計・実装することである.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
終盤の6回で,各班で創意工夫の割合が多い作品を企画・設計・実装し,発表資料を作製する.最後の1回は,その作品のプレゼンを行う.
作品に対する条件は「授業で用意されている実験セットの部品だけを使うという制約のなかで,入力装置・出力装置を有するマイクロプロセッサ組み込みの目的の明確な作品を締切までに作製しなさい」である.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%