開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 2,月/Mon 3,月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 解析B(情電・1番-95番)/CalculusB |
単位数/Number of Credits | 3.0 |
担当教員名/Lecturer | 加藤正和(学部) |
時間割コード/Registration Code | C4501 |
連絡先/Contact |
加藤正和(Q404 mkato@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 加藤正和(月曜日 13:00--14:30) |
更新日/Date of renewal | 2018/09/14 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
●工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識の1つである微分積分学に関する内容を講義する。 ●解析Bでは1変数関数の積分法および多変数関数の極限・連続性・偏微分法を理解することを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 1変数関数の2つの積分、定積分・不定積分の概念と性質を理解し、計算することが出来る。 2. 置換積分法や部分積分法を用いて、与えられた関数に対して、定積分、不定積分を求めることが出来る。 3. 広義積分の概念を理解し、与えられた広義積分の収束・発散を調べることが出来る。 4. 多変数関数の極限や連続性について理解することが出来る。 5. 偏微分・全微分の概念を理解し、計算と応用が出来る。 6. 多変数関数の極値を求めることが出来る。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):33.75時間 1週目:2変数関数の極限 2週目:2変数関数の連続性 3週目:偏微分 4週目:全微分 5週目:合成関数の偏微分法 6週目:Taylor展開とMaclaurin展開 7週目:極値問題 8週目:1変数関数の積分の定義 9週目:中間試験 10週目:1変数関数の積分の性質 11週目:微積分学の基本定理 12週目:置換積分と部分積分 13週目:有理式と無理関数を含む関数の積分 14週目:三角関数の有理式の積分と漸化式 15週目:広義積分 (16週目 定期試験) 毎回演習をとおして、定義や概念を理解させるとともに微積分の運用能力を身につけさせる。 |
教科書 /Required Text |
微分積分 高坂・高橋・加藤・黒木場共著 学術図書出版(ISBN:9784780606) |
参考書等 /Required Materials |
入門微分積分 三宅敏恒著 培風館 1992(ISBN:4563002216)
解析演習 野本久夫, 岸正倫共著 サイエンス社 1984(ISBN:4781903487) 微分積分 和達三樹著 岩波書店 1988(ISBN:4000077716) 微分積分読本 1変数 小林昭七著 裳華房 2000(ISBN:4785315210) 続 微分積分読本 多変数 小林昭七著 裳華房 2001(ISBN:4785315261) 微分積分学 難波誠著 裳華房 1996(ISBN:4785314087) |
教科書・参考書に関する備考 |
微分積分に関する本は数多く出版されているので図書館などで自分にあった本を探し、参考にしてください。 教科書は解析Cでも使うので、紛失しないようにしてください。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
●中間試験と定期試験を行う。 ●レポートの提出率が70%以上の者に試験の受験資格を与える。 ●中間試験40%、定期試験60%の割合で100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。 ●各到達度目標は中間試験、定期試験において定義、計算問題、証明問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
●演習やレポート等は必ず指定された日時まで提出してください。 ●授業時間の変更などの連絡事項は、授業中または掲示板て゛通知します。 ●再試験を1回行うが、100点満点中60点以上を合格とする。再試験合格者の成績は再試験の得点に関わらず60点とする。 ●再試験を受験する為の必要条件は、中間試験と定期試験を受験し、レポートの提出率が70%以上であることとする。 ●最終的に不合格になった者は、再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
自主的に、教科書の例題、問題を解くなど、予習、復習を必ず行なうようにして下さい。 高校数学の内容が未習熟だと、単位取得が大変難しくなります。高校の教科書を手元におき、復習を時間をかけて行なってください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標「(A) 自然科学の基礎:自然現象を理解するための基礎となる数学,物理学の知識を習得し,概念を理解し,計算できる能力を修得する.」に対応している。情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
1年次前期の解析Aを学んでいることを前提として講義を行う。 2年次前期の解析Cでは解析A・Bを用いて重積分・微分方程式を学ぶ。 |
備考 /Notes |
疑問や質問などあれば部屋に来てください。 オフィスアワー以外にも在室時には対応します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容についての演習問題をレポートとして、毎回提出すること。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
演習時間中に分からない点や疑問点がある場合は、周りの学生、TA、教員に質問したりなど、活発に議論すること。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
演習問題では、何回か応用問題を扱う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |