開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 3,月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 環境化学/Environmental Chemistry |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 神田康晴(応用理化学系学科応用化学コース) |
時間割コード/Registration Code | C3713 |
連絡先/Contact | 神田康晴(教員室: H402-2, 電話番号: 0143-46-5750, e-mail: kanda@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 神田康晴(月曜日12:00~13:00) |
更新日/Date of renewal | 2018/09/13 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
21世紀は「環境の世紀」と言われ、現在われわれは深刻な地球環境問題に直面している。この講義では、環境問題の現状を化学的な知識に基づいて正しく認識し、その対策について学ぶ。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.環境問題の現状とその原因を理解する。 (30%) 2.重要な環境問題についてその対策技術を理解する。 (30%) 3.環境とエネルギーの関係を理解する。 (20%) 4.環境汚染物質の測定法を理解する。(20%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 講義には主に教科書を使用して行うが、不足部分は資料を配布する。講義中に適宜演習等を行う予定である。予習・復習を 心がけること。 第1週 本講義の内容、環境問題の歴史 (第1、2章) 第2週 環境基本法(第3章) 第3週 外部講師による「環境・エネルギー」に関する特別講義 第4週 大気・水・土壌圏における化学物質の挙動(第4章) 第5週 環境の現状-オゾン層破壊(第5章-5.1.2) 第6週 環境の現状-地球温暖化(第5章-5.1.1) 第7週 環境対策技術-酸性雨 (第5章-5.1.3,第8章-8.3.1) 第8週 環境対策技術-酸性雨・自動車排ガス(第5章-5.1.4,第8章-8.3.2) 第9週 環境対策技術-自動車排ガス(配布資料) 第10週 環境対策技術のまとめ 第11週 環境とエネルギー (第7章-7.2) 第12週 新エネルギー変換システム (第7章-7.4) 第13週 環境汚染物質の測定-クロマトグラフ法 (第6章-6.1.1) 第14週 環境汚染物質の測定-原子スペクトル法 (第6章-6.1.3) 第15週 まとめ 第16週 定期試験 |
教科書 /Required Text |
環境化学概論 田中稔 [ほか] 共著 丸善 2010(ISBN:9784621082867) |
参考書等 /Required Materials |
グリーンケミストリー : 持続的社会のための化学 御園生誠, 村橋俊一編 講談社 2001(ISBN:4061543008)
環境化学 小倉紀雄, 一國雅巳共著 裳華房 2001(ISBN:4785332093) 環境と化学 : グリーンケミストリー入門 荻野和子, 竹内茂彌, 柘植秀樹編 東京化学同人 2009(ISBN:9784810000000) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績は演習などの課題20点、定期試験80点の計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。各到達度目標は定期試験において論述問題を課し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
再試験は行わない。不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
課題(数回予定)を提出すること。環境問題は複合的に多くのことが絡み合い、発生する。そのため、環境問題を十分に理解するためには、化学のみならず、幅広い知識が必要となる。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を習得する(2・3・4年)、(E):地域と広く世界に情報を求め、科学技術が人と自然に影響を及ぼすことを理解し、両者の調和を考えた科学技術の展開を考えることができる、に対応している。 JABEE基準1の「(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」、「(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解」、「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」、「(e)種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
分析化学、分析化学実験 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
理解度を確認するため、講義中に小テストを行う。講義時間内に理解できなかった場合は、十分な復習をすること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |