授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金/Fri 5,金/Fri 6,金/Fri 7,金/Fri 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科材料工学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 実験科目
授業科目名/Course Title 材料工学実験A/Experiments of Materials Engineering A
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 安藤 哲也(機械航空創造系学科材料工学コース),中里直史(機械航空創造系学科材料工学コース),葛谷俊博(機械航空創造系学科材料工学コース),澤口直哉(機械航空創造系学科材料工学コース),田湯善章(機械航空創造系学科材料工学コース),河内邦夫(機械航空創造系学科材料工学コース)
時間割コード/Registration Code C2621
連絡先/Contact 安藤 哲也(K-612 / 0143-46-5647 / ando@mmm.muroran-it.ac.jp)
中里直史(K502 / 0143-46-5660 / nakazato@mmm.muroran-it.ac.jp)
河内邦夫(K505 / 0143-46-5640 / kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp/ kawauchi.kunio@gmail.com (常時可))
田湯善章(K707 / 0143-46-5641 / tayu@mmm.muroran-it.ac.jp)
澤口直哉(Y607 / 0143-46-5673 / nasawa(at mark)mmm.muroran-it.ac.jp)
葛谷俊博(K503 / 0143-46-5639 / kuzuya@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 安藤 哲也(火曜日 13:30〜15:00)
中里直史(水曜日 9:00~12:00)
河内邦夫(月曜日 16:15~17:30 / 火曜日 8:30~10:00 )
田湯善章(木曜日 15:30~16:30)
澤口直哉(月曜日 16:15-18:00)
葛谷俊博(月曜日 16:30-)
更新日/Date of renewal 2018/09/03
授業のねらい
/Learning Objectives
・安全確保を基本とし、実験結果の客観性を保証する作業手順・動作を身につける。
・良いレポートを作成するために必要な基礎事項を理解し身につける。
・実験を通して材料工学に関する専門知識の理解度を深める。
・実験の条件を整えて、装置を自分で扱えるようになる。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.材料工学の専門能力
(1) 材料工学に携わる者に必要な、安全に関わる基本的な知識と意識を備えている。
(2) レポートの基本形式を理解し、それに沿ったレポートを作成できる。
(3) 実験に応用した基本原理や装置・手法を理解し、説明できる。
2.問題解決能力
(1) 実験結果の予測ができ、予測が外れた場合はその原因を挙げることができる。
(2) 課題の解決法を提案でき、必要に応じて改善方法を考えることができる。
3.デザイン能力
(1) 用いた装置や原理について得た操作方法や知識を、他の実験等へも活用あるいは応用できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):45 時間

第1週から3週は全員で同じ内容を実施し、以降は4班に分かれ、ローテーションで各実験に取り組む。

第1週目 ガイダンス、安全教育、レポート指導
第2週目  研究室訪問
第3週目  ひずみゲージ講習
第4-15週目 以下の項目から、4つの実験を実施する。
「物質の相」
「熱力学の基礎」
「物質の構造解析」
第15週目は総括と各種調査も実施する。

実験は予習してから臨むことが重要である。事前にテキストを読み、分からないことは調べて理解する、あるいは疑問点を質問できるように準備を行うこと。レポートは課外時間も利用して作成すること。
参考書等
/Required Materials
実験レポート作成法 Christopher S.Lobban, Maria Schefter [著] ; 畠山雄二, 大森充香訳 丸善出版 2011(ISBN:9784621084984)
新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ 見延庄士郎著 講談社 2016(ISBN:978406153158)
理科系の作文技術 木下是雄著 中央公論社 1981理科系の作文技術 木下是雄著 中央公論新社 2002(ISBN:9784121006240)
レポートの組み立て方 木下是雄著 筑摩書房 1994(ISBN:9784480000000)
大学生のための学習マニュアル L.タンブリン, P.ウォード共著 ; 植野真臣 [ほか] 訳 培風館 2009(ISBN:9784560000000)
教科書・参考書に関する備考 [参考書]
『室工大 物理学実験テキスト』 学術図書出版社
[備 考]
オリジナルのテキスト(配付)を用いる。
1、2年次開講科目の教科書やプリントが参考となる。
成績評価方法
/Grading Guidelines
実験テーマ毎にレポートの作成・提出を課す。100点満点の60点以上を合格とする。点数は目標の達成度をレポートの内容と参加姿勢(遅刻・欠席の有無、提出物の提出期限の遵守程度など)をもとにして決める。
目標1(1)~(3) : 参加姿勢とレポートで評価する。
目標2(1), (2) : レポートおよび口頭諮問で評価する。
目標3(1) : レポートおよび口頭諮問で評価する。
履修上の注意
/Notices
本科目は学科共通科目「フレッシュマンセミナー」の単位を修得していることが履修条件になっている(学生便覧で確認すること)。また、本科目の単位修得は、3年次開講の材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)の履修要件である。
履修者は以下を確認すること。
1 全回出席し、すべてのレポートを受理されることが単位取得の最低条件である。
2 遅刻しないこと。共同実験者へ迷惑をかけないように行動すること。
3 実験室の変更や緊急時の連絡等は、授業中に口頭で、または専用の掲示板を用いて通知する。
4 不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
・自分と周囲の安全確保は工学に関わる者として最重要の義務である。服装や立ち振る舞いのひとつひとつにまで意識を巡らせて実験に取り組むこと。実験・作業時の基本マナーを習得すること。
・実験・演習科目は全て出席することが重要である。特別の事情により欠席あるいは遅刻する場合は、可能な限り事前に連絡するように心掛けること。また担当者から指示を受けること。
・当日行うべき作業は全てその日のうちに済ませることを基本とする。
・授業中意外に、オフィスアワーなどにも質問を受け付ける。質問自体はメールではなく、直接教員室を訪ねて行うこと。
※用意した事前課題に取り組み、通知した期限までにレポートを作成して提出すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D), (E), (H)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d), (e), (h)に対応
関連科目
/Related course
1年次で学習する、熱力学Ⅰ(必修)の内容を十分に理解している必要がある。
2年次前期で学習した、物理化学A(必修)、結晶構造学(必修)、材料科学A(必修)の内容を十分に理解している必要がある。また、物理学実験(必修)の学習内容も必要となる。
2年次後期に学習する、弾塑性力学(必修)、材料加工プロセス学(必修)、および3年次に実施する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)に関連している。
備考
/Notes
実験ノートを含む筆記用具を持参するのは当然である。加えて、関数電卓を持参すること。必要に応じて、方眼紙も用いると良い。レポート用紙は各担当者の指示に従い、必要ならば準備すること。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
・予習してから臨むこと。
・積極性が求められる。積極的かつ熱意を持って取り組むこと。
・実験は”やりっ放し”にせず、得られた結果について課外時間に十分考察する習慣をつけること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
チームで取り組む課題もある。協調性を高めるよう努めること。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
数学、物理、化学に加え、これまでに学んだ専門知識を存分に活かして課題に取り組むことが必要である。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%