授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 8,火/Tue 9,火/Tue 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 土木構造力学Ⅱ/Structural Mechanics Ⅱ for Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 栗橋祐介(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code C1610
連絡先/Contact
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/09
授業のねらい
/Learning Objectives
エネルギー法の概念を梁の弾性変形問題,不静定梁を通して理解することをねらいとする.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.ひずみエネルギーの考え方を理解し,各断面力によるひずみエネルギー式を求めることができる.
2.仮想仕事の原理を理解し,その原理を用いて剛体梁の反力を求めることができる.
3.内力に関する仮想仕事の原理を理解し,その原理を応用して弾性梁,トラスの変形量を算定できる.
4.カステリアーノの定理を理解し,その定理を応用して弾性梁,トラスの変形量を算定できる.
5.ばねの弾性エネルギーを理解し,梁とばねからなる複合構造の各部材に作用する内力を算定できる.
6.相反作用の原理を理解し,静定梁,不静定梁の断面力や変形に関する影響線を求めることができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);33.75 時間
第1週:講義の概要説明,仕事とエネルギーに関する解説,ひずみエネルギーの誘導(1)
第2週:ひずみエネルギーの誘導(2),ばねエネルギーの誘導
第3週:ひずみエネルギーを用いた簡易衝撃応答倍率の算定法
第4週:剛体に関する仮想仕事の原理の解説,梁の反力,トラスの部材力の算定法
第5週:内力のなす仮想仕事の原理の解説
第6週:仮想仕事の原理を用いた,梁,トラスの変形量の算定法(1)
第7週:仮想仕事の原理を用いた,梁,トラスの変形量の算定法(2)
第8週:カステリアーノの定理の解説,最小仕事の原理の解説
第9週:ばねと梁からなる複合構造の各部材に作用する内力,変形量の算定法 (1)
第10週:ばねと梁からなる複合構造の各部材に作用する内力,変形量の算定法 (2)
第11週:カステリアーノの定理を用いた複合構造梁等の解法
第12週:相反作用の定理の解説,たわみ影響線,たわみ角影響線の求め方
第13週:反力影響線に関するミューラー・ブレスローの原理の解説,影響線の求め方
第14週:ミューラー・ブレスローの原理を用いた,静定梁および不静定梁の各種影響線の求め方
第15週:定期試験
事前学習として小レポートを課すので,講義の始めに提出すること.
事後学習は,ノートや演習問題の復習を行うこと.
教科書
/Required Text
構造力学 崎元達郎著  森北出版 2012(ISBN:4627425228)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1) 定期試験は60点以上で合格とする.
2) 定期試験は20点以下で再履修とする.
3) 定期試験前にノートの確認を行う場合がある.
4) 60点に満たない場合には1度だけ再試験を実施する.
履修上の注意
/Notices
1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は非履修とする).
2) 単位修得には90%以上の演習出席を条件とする.
3) 知識力,理解力,計算力などの向上を目指すために,毎週演習を実施するので十分復習しておくこと.
4) 材料の力学,土木構造力学I,IIの内容を理解していることが必要である.
5) 授業中の質問は大歓迎,オフィスアワーなどでの質問も受け付ける.
6) 講義の変更や緊急時の連絡は講義中または掲示板で通知をする.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
1) 演習の補助として TA(大学院生)を配置するので,TA を十分活用してほしい.
2) 答案用紙は,採点しやすいように見やすく書くこと.
3) 構造力学は,人の生き死に関わる学問であることより,十分に理解度を深めることが肝要である.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
(C) 将来能力:◯
(D) 土木専門基礎:◎
(E) 実験実習:◯
(G) 自然調和:◯
関連科目
/Related course
この授業の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と土木構造力学Ⅰ, Ⅱを履修しておくことが望ましい.今後の関連科目は3学年開講の土木構造解析学,土木鋼構造学Ⅰ,Ⅱ,土木コンクリート構造学Ⅰ,Ⅱ,4学年開講の構造設計演習である.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
予習課題を課し,その提出を以て出席とするので,必ず提出すること.また,講義で解いた演習問題は復習しておくこと
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし