授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 9,水/Wed 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 空間の環境(1番-55番)/Introduction to Architectural
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 市村恒士(建築社会基盤系学科建築学コース)
時間割コード/Registration Code C1512
連絡先/Contact
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/08/23
授業のねらい
/Learning Objectives
建築内部から地球規模に至る様々スケールの環境に関する課題・問題等や,その課題・問題に対応する建築や都市づくりの基本的な考え方について理解を深める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
①空間や環境に関する基本的な概念(環境に関わる用語,環境と人間等)や今日の環境問題に関わる社会的な背景及び動向や,各種の環境問題(地球温暖化,ヒートアイランド現象等)に関する知識を得る。
②環境問題に解決にあたっての基本的な視点(自然との共生,省エネルギー等)を理解し,実際の建築や都市等の空間における環境対応に関する基本的な考え方を理解する。
③快適,安全,省エネルギーを目的とした環境構築のために必要な環境要素のうち,熱,湿気,空気の建物内外における性状等に関する基礎的な知識を得る。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);22.5時間


1週目 シラバスの説明,全体的な概要の説明,
環境に関わる一般論・キーワード①(環境,人間と環境,環境問題とは?他)
2週目 環境に関わる一般論・キーワード②(環境保全と環境保護,ランドスケープ他)
3週目 都市化を中心とした環境問題①(都市化とは,都市化と都市地球環境問題,他)
4週目 都市化を中心とした環境問題②(ヒートアイランド現象の概要とその対応)
5週目 都市化を中心とした環境問題③(地球温暖化問題の概要とその対応,他)
6週目 都市・建築と緑①(都市緑地の役割・機能,土地利用と緑,他)
7週目 都市・建築と緑②(都市・地球環境問題と都市緑化,他)
8週目 都市・建築と緑③(都市緑化推進のための視点・研究例,他)
9週目 建築環境工学概論
10週目 気候と快適環境①(気温,湿度,風,クリモグラフ等)
11週目 気候と快適環境②(温熱環境指標)
12週目 建築の伝熱①(伝熱の基礎,壁体の伝熱の基本,熱伝導,熱伝達)
13週目 建築の伝熱②(熱貫流)
14週目 建築の伝熱③(建築全体の伝熱)
15週目 結露(結露の害,結露の防止)
16週目(テスト週間) 期末テスト


講義冒頭に前週分に関する小テストを行うので,復習をしておくこと。
参考書等
/Required Materials
地球環境建築のすすめ 日本建築学会編 彰国社 2009(ISBN:9784395221462)
建築と都市の緑化計画 日本建築学会編 彰国社 2002(ISBN:4395006221)
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標①
 定期試験(用語記入及び記述)で評価する。
到達度目標②
 定期試験(用語記入及び記述)で評価する。
到達度目標③
 定期試験(用語記入及び記述)で評価する。

<合格基準>
100点満点で60点以上を合格とする。
 3回以上の欠席点となった場合,原則,定期試験の受験はできないので注意すること。
<評価方法>
定期試験点(100%)の割合で評価する。
※確認テストを実施するが評価には反映しない。
<不合格者の取り扱い>
不合格者には,再試験を一度のみ実施する。なお,再試験で合格した場合の評価結果は60点とする。
履修上の注意
/Notices
①授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
②上述したとおり,再試験は一度のみ実施する。
③再試験の不合格者は,再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
今後,建築や社会基盤の整備等に将来携わる皆さんにとって,今後さらに「環境」に対する配慮等が求められます。しかし,環境に配慮するとはどのようなことなのか,そもそも環境とは何であるか等を理解しているでしょうか。本講義の前半では,今後の「環境」に対する基本的な考え方等について各々改めて考え,明確にすることを大きな目標としています。また,後半では,建築の建築環境工学分野に触れるべく建築に関わる「熱」「空気」等の取扱についての基礎的な知識を得ていきます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は、
・建築学コースの学習・教育目標の,(D):建築社会基盤系学科に共通する基礎的知識を習得する,(F):実験や実習を重視した教育により,建築の環境・生産に関わる基礎的知識と応用力を修得する,(H)積雪寒冷地に適した建築を 設計・施工する能力を身につける,に対応している。
・土木コースの学習・教育目標の,(B):良識ある人間性,倫理性,福祉への完成及び,健全なる心身を形成する,(G):自然と人間の調和を基調とする国土・地域・都市づくりができる能力を身につける,に対応している。
関連科目
/Related course
今後の関連科目は、建築学コースの「建築環境工学A」,「建築設備」,「都市環境計画」である。
備考
/Notes
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
確認テストの実施
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし