開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 木/Thu 10,木/Thu 11,木/Thu 12 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 夜間主コース |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 解析A(情電・夜)/CalculusA |
単位数/Number of Credits | 3.0 |
担当教員名/Lecturer | 黒木場正城(学部) |
時間割コード/Registration Code | B7102B |
連絡先/Contact | 黒木場正城( kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp(緊急時のみ) / Q411室(通常)) |
オフィスアワー/Office hours | 黒木場正城( 火曜日15:30-17:00) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
科学では,対象となるものが時間や空間によって変化するとき,その対象あるいは対応する量を時間や空間の変数の関数として取り扱う.解析学の講義では"関数"をどのように捉え,どう扱うかについて学習する.解析Aでは主に1変数関数の微分法について体系的に学習する.最初に実数列とその極限についてふれ極限の計算を学ぶ.その極限操作を使いこなし.1変数関数における極限・連続性・微分法について学習する.そしてこれらの解析学の理解と計算力を習得し,科学に最も重要な解析法のひとつであるTaylor展開法を身につける. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1) 極限の概念を理解し,数列及び関数の極限計算ができる. 2) 関数の連続性の概念を理解する. 3)ベキ関数,三角関数,三角関数,指数関数,対数関数などの基本的な関数の 性質が理解し,そのグラフが描ける. 4) 逆関数の概念を理解し,逆関数のグラフ,特に逆三角関数のグラフが描ける. 5)1変数関数の微分係数の概念を理解し,初等関数及びその合成関数に対して 導関数の導出を行なうことができる. 6)1変数関数のTaylor展開及びMaclaurin展開を理解し,具体的な初等関数のTaylor展開 を計算することができる. |
授業計画 /Course Schedule |
授業時間数:2.25時間(135分)×15週=33.75時間 1週目 実数の性質 2週目 数列の極限 3週目 関数の極限 4週目 関数の連続性 5週目 初等関数 6週目 逆関数 7週目 中間試験 ,関数の微分係数 8週目 微分係数と導関数 9週目 導関数の性質 10週目 合成関数と逆関数の微分法 11週目 平均値の定理 12週目 関数の増減と極値 13週目 不定形の極限 14週目 高次の導関数 15週目 Taylor展開とMaclaurin展開 16週目 定期試験 各週に行なわれる授業に対して,各自,自己学習(予習・復習)の時間を設ける. |
教科書 /Required Text |
「微分積分」高坂・高橋・加藤・黒木場 共著, 学術図書出版社(ISBN:4780604737) |
参考書等 /Required Materials |
「要説 わかりやすい微分積分」 小川卓克著、サイエンス社(ISBN:4781911056)
「理工系の微分・積分」溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典・佐藤一憲・佐藤元彦・竹ヶ原裕元・山口格 著,学術図書出版社(ISBN:9784873612201) 「微分・積分30講 」志賀浩二著,朝倉書店(ISBN:4254114761) 「解析入門」 田島一郎著,岩波全書(ISBN:4000211080) 「微分積分学」笠原晧司著、サイエンス社(ISBN:978478190108) 「計算力をつける微分積分」神永正博,藤田 育嗣 著,内田老鶴圃(ISBN:978475360031) 「微分積分 (理工系の基礎数学 1)」薩摩順吉著,岩波書店(ISBN:9784000079) |
教科書・参考書に関する備考 | 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点である. 100点満点で中間試験40点,定期試験40点,レポート20点の割合で評価する. 各到達度目標の評価方法は,次のように行なう. 目標1. 中間試験,レポート問題において論述問題を出題し,達成度を評価する. 目標2. 中間試験,レポート問題において論述問題を出題し,達成度を評価する. 目標3. 中間試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標4. 中間試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標5. 定期試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標6. 定期試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 /Notices |
・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出すること. ・レポート演習問題を完全に解答していない答案,および氏名,出題日が 記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする. ・ 中間試験の掲示には注意すること. ・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること.然るべき理由で受験できない場合は、 教務事務に欠席届及び理由を証明できる書類を提出すること. 病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は 事故証明書の写しを提出すること.本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも 良いが、1週間以内に必ず連絡をすること.正当な理由の場合のみ、追試験等の 措置を講ずる. ・レポート提出率90%で成績が50点以上60点未満の不合格者に対し、本人の申し出に より再試験を行うことがある.申し出のない再試験受験は認めない. ・再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする. ・再試験は必ず行なうものではない.本来の成績判定となる中間試験,定期試験で 努力を尽くすこと. ・メール,電話による連絡は一般には行なわない. ・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意する事.再試験日時の相談には応じない. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
情報電子工学系学科 夜間主コースの学習目標「情報電子技術者:[情報電子基礎] 数学と自然科学の基礎知識を身につける.」に対応している. |
関連科目 /Related course |
解析B(1年次後期)、解析C(2年次前期) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回,講義の後に復習用の演習問題を課するので翌週にレポートとして提出すること.中間試験および定期試験は上記の演習問題を中心に出題する. Each lecture gives execirsises, so use them for review.The exam quastions are mainly taken from above exercises. |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |