開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 9,火/Tue 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科情報システム学コース、コンピュータ知能学コース |
対象学年/Year | 2年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 現代社会と情報工学/Information Technology and Today's World |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 板倉賢一(情報電子工学系学科情報システム学コース) |
時間割コード/Registration Code | B4210 |
連絡先/Contact | 板倉賢一(itakura(at)mmm.muroran-it.ac.jp、V510、0143-46-5424) |
オフィスアワー/Office hours |
板倉賢一(月曜日 16:30~17:30 他の時間帯は予約が必要 Monday 16:30-17:30 Other times by appointment. ) |
更新日/Date of renewal | 2018/02/16 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
新しい情報化社会への変化、さらに来るべき社会で必要となる技術や価値観などを社会的・国際的な視点から理解し、以下の3点を学ぶ。 (1)現代社会の中での技術者の責任と倫理。 (2)情報セキュリティとその枠組み。 (3)知的財産権としての著作権の根本理念。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 現代社会の動きについて考えることができる。 2. 情報倫理の観点から,計算機ネットワークと情報セキュリティの概要を論述できる。 3. 情報倫理の観点から,著作権の仕組みを説明できる。 |
授業計画 /Course Schedule |
授業時間(実時間):90分×15週=22.5時間 第1週 科目の概要と科学者・研究者の倫理 第2週 計算機の発展と現代社会の変化(1)(インターネット・半導体工学・OSの発展)(第3章) 自己学習として,インターネットの出現前と後で社会が変化した点を調べて提出すること。 第3週 計算機の発展と現代社会の変化(2) 自己学習として,最近の新聞から現代社会を象徴する問題に関するコラムの画像と,そのコラムに対する自分の意見を提出すること。 第4週 ソフトウェアの役割 自己学習として,プログラミングの意義を考察する。 第5週 ネットワークと情報システム(1) 自己学習として,データベースの事例調査と特徴を考察する。 第6週 ネットワークと情報システム(2) 自己学習として,情報システムの事例調査と特徴を考察する。 第7週 情報システムの構築と維持(1) 自己学習として,開発プロセスの演習を行う。 第8週 情報システムの構築と維持(2) 自己学習として,イントラネットの事例を調査する。 第9週 情報倫理と情報セキュリティー(1) 自己学習として,情報倫理の必要性を事例調査により考察する。 第10週 情報倫理と情報セキュリティー(2) 自己学習として,情報セキュリティーに関わる事例調査と問題点を考察する。 第11週 著作権(第9章,著作権テキスト) (1) 自己学習として,著作権侵害の事例を調査し,問題点を探る。 第12週 著作権(第9章,著作権テキスト) (2) 自己学習として,デジタル著作権の侵害事例を調査し,問題点を探る。 第13週 研究不正行為(第9章) 自己学習として,研究不正行為の特徴を調査する。 第14週 北海道の情報産業の現状 自己学習として,北海道の情報産業の特徴を調査する。 第15週 わが国の情報産業の実情について 自己学習として,わが国の情報産業の特徴を調査する。 なお,第4週~第15週にソフトウェア開発企業の技術者の講演を実施する予定である。 自己学習の取組: 自己学習課題の提出には,Moodleを利用する。 |
教科書 /Required Text |
コンピュータ概論 : 情報システム入門 = Introduction to computer and information systems 魚田勝臣編著 ; 渥美幸雄 [ほか] 著 共立出版 2014 (1年次の「フレッシュマンPBLセミナー」で使用した教科書)(ISBN:9784320123410)
文化庁長官官房著作権課:著作権テキスト(無料ダウンロード可) |
参考書等 /Required Materials |
情報倫理 : ネット時代のソーシャル・リテラシー 高橋慈子 [ほか] 著 技術評論社 2015(ISBN:9784774168227)
情報と社会 駒谷昇一編著 オーム社 2004(ISBN:4274133109) ネットワークはなぜつながるのか : 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識 戸根勤著 日経BP社 2007(ISBN:9784820000000) 暗号解読 サイモン・シン [著] ; 青木薫訳 新潮社 2007(ISBN:9784100000000) 暗号技術入門 : 秘密の国のアリス 結城浩著 SBクリエイティブ 2015(ISBN:9784797382228) |
教科書・参考書に関する備考 | 参考資料を不定期に配布します。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標1:試験と自己学習レポート(関連した事項の論述)で成績を評価します(40%)。 到達度目標2:試験と自己学習レポート(関連した事項の論述)で成績を評価します(40%)。 到達度目標3:試験と自己学習レポート(関連した事項の論述)で成績を評価します(20%)。 定期試験(60%)および自己学習レポート課題(40%)とし,合計点100点満点の内、60点以上を合格とします。 自己学習に値しないレポートは返却するので,返却された場合は,自己学習のやり方を検討し,改善すること。 |
履修上の注意 /Notices |
不合格者は原則的に再履修とします。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
知識よりも、背景にあるものの考え方を理解してください。 この授業では,現代情報化社会における技術者の行動,倫理と知的財産の価値を考えてください。 情報技術者は,社会的・国際的視点から情報技術やそれが及ぼす社会的影響を考えられる力が大切です。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報電子工学系学科情報システム学コースおよびコンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応している。 人[社会的視点]社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。 技術者[技術者倫理]環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。 |
関連科目 /Related course |
「技術者倫理」「情報関連法規」「情報ネットワーク」「ファイルとデータベース」などが関連します。 |
備考 /Notes |
この科目は、教育職員免許状「高等学校教諭一種(情報)」取得に必要な必修科目となっています。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・本授業では,シラバスに沿って十分な予習を行っておくこと。 ・毎回,自己学習課題を設定し,Moodleに提出してもらう。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・自己学習課題では,調査が主体となる。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |