開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 7,月/Mon 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科情報システム学コース.情報電子工学系学科コンピュータ知能学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 解析C(情シ・コンピ)/CalculusC |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 内免 大輔(学部) |
時間割コード/Registration Code | B4202 |
連絡先/Contact | 内免 大輔(naimen@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 内免 大輔(月曜日12:55~14:25) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/12 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
●工学の基礎となる微分積分学のうち、2変数関数(多変数関数)の重積分法、及び微分方程式の基礎について講義をする。 ●特に、重積分及び常微分方程式の解法を理解することを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 2変数関数の重積分法の基本的な概念を理解し、重積分の値を求めることができる。 2. 重積分の変数変換を用いて重積分の値を求めることができる。 3. 広義重積分について理解し値を求めることができる。 4. 変数分離形常微分方程式を解くことができる。 5. 1階線形微分方程式を解くことができる。 6. 2階線形常微分方程式を解くことができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 1週目 1変数関数の積分の定義(復習)と2変数関数の重積分 2週目 2変数関数の重積分の定義と性質 3週目 累次積分の計算1 4週目 累次積分の計算2 5週目 重積分の変数変換 6週目 広義重積分の定義 7週目 広義重積分の計算 8週目 中間試験 9週目 微分方程式とその解 10週目 変数分離系微分方程式の解法 11週目 1階線形微分方程式の解法 12週目 1階線形微分方程式の性質 13週目 2階線形常微分方程式の性質 14週目 2階線形常微分方程式の解法1 15週目 2階線形常微分方程式の解法2 (16週目 定期試験) 演習またはレポートをほぼ毎回行います。復習を行うようにしてください。 定義や概念を理解させるとともに微積分の計算・運用能力を身につけさせる。 |
教科書 /Required Text |
微分積分 高坂良史・高橋雅朋・加藤正和・黒木場正城 学術図書出版社(ISBN:9784780604733)
明解微分方程式 長崎憲一, 中村正彰, 横山利章共著 培風館(ISBN:9784563011246) |
教科書・参考書に関する備考 |
前半は1年次の微分積分の教科書を使用する。 関連図書は数多く出版されているので図書館などで自分にあった本を探し、参考にしてください。適宜プリントを配布します。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
中間試験と定期試験を行う。 演習やレポートを通して出席が良好な者に試験の受験資格を与える。 中間試験40%、定期試験40%、レポート20%の割合で換算し 100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、中間試験・定期試験において定義、計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
●演習やレポート等は必ず指定された日時まで提出してください。 ●中間試験の掲示には注意するようにしてください。 ●中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合、理由書を1週間以内に提出すること。 理由書の提出がある場合、追試験等の措置をこうずる。 ●出席が良好な成績が60点未満の不合格者に対して、再試験を1回行うが、 再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。 ●最終的に不合格になった者は、再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義の予習・復習をするように心掛けて下さい。 特に教科書や演習書の例題や問いは自主的に解いておくのがよい。 その際、講義用とは別にノートをつくるとよいです。 自分で解かなければ分からないことを自覚するようにして下さい。 講義の質問等あればQ401内免教員室に来て下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は,情報工学系学科電気電子工学コース・情報通信システムコース「A(数学・物理)自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する.(A-1)数学、物理学の基礎的な事項について説明でき,定量的に計算することができる」,情報システム学コース・コンピュータ知能学コース「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける」と対応している. |
関連科目 /Related course |
解析A、解析B、線形代数 |
備考 /Notes |
疑問や質問などあれば部屋に来て下さい。 オフィスアワー以外にも在室時には対応します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
本講義内容を十分理解するためには予習復習が必要である。また講義毎に演習問題を課す。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
演習中は学生間、教員-学生間での議論を推奨する。講義中の質問を推奨する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
解析A、Bで学んだ内容との関連性に注意しながら講義を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |