開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 5,火/Tue 6,火/Tue 7 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 解析A(情電・96番以降)/CalculusA |
単位数/Number of Credits | 3.0 |
担当教員名/Lecturer | 加藤正和(学部) |
時間割コード/Registration Code | B4106 |
連絡先/Contact |
加藤正和(Q404 mkato@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 加藤正和(月曜日 13:00--14:30) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
●工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識の1つである微分積分学に関する内容を講義する。 ●解析Aでは初等関数の基本性質について理解し、1変数関数の極限・連続性・微分法を理解することを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.べき関数、三角関数、逆三角関数、指数関数、対数関数などの基本的な関数の性質が理解できる。また、それらの関数に関連した極限を求めることができる。 2.1変数関数の連続性や微分の概念を理解し、初等関数(上記のような関数の和、差、積、商、合成)に対して連続性の吟味や導関数の導出を行うことができる。 3.1変数関数のTaylor展開の概念を理解し、与えられた関数に対してTaylor展開を導出することができる。また、Taylor展開を応用して、関数の近似値を求めることができる。 4. 1変数関数の極値を求めることが出来る。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):33.75時間 1週目 実数の性質 2週目 数列の極限 3週目 関数の極限 4週目 関数の連続性 5週目 逆関数 6週目 初等関数 7週目 関数の微分 8週目 微分の性質 9週目 中間試験 10週目 合成関数と逆関数の微分 11週目 平均値の定理 12週目 関数の増減と極値 13週目 不定形の極限 14週目 高次の導関数 15週目 Taylor展開とMaclaurin展開 16週目 定期試験 自己学習 :講義前にあらかじめ教科書を読んで予習し、講義後は教科書の演習問題を解いて復習すること。 |
教科書 /Required Text |
「微分積分」、高坂・高橋・加藤・黒木場 著、(学術図書出版社)# (ISBN:9784780606) |
参考書等 /Required Materials |
「入門微分積分」、三宅敏恒 著、培風館#(ISBN:4563002216)
「微分積分 (理工系の数学入門コース)」、和達三樹 著、岩波書店#(ISBN:4000077716) 「微分・積分30講 (数学30講シリーズ)」、志賀浩二 著、朝倉書店#(ISBN:4254114761) 「微分積分学」、難波誠 著、裳華房#(ISBN:4785314087) 「微分積分読本 1変数」、小林昭七 著、裳華房#(ISBN:4785315210) 「数学の基礎体力をつけるためのろんりの練習帳」、中内伸光 著、共立出版#(ISBN:4320017005) 「ろんりと集合」、中内伸光 著、日本評論社#(ISBN:4535786410) 「数学は言葉」、新井紀子 著、東京書籍#(ISBN:4489020538) |
教科書・参考書に関する備考 |
微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。 多くの大学生が、大学数学でつまづく理由は、数学の言葉遣いや論理展開になれていないためだと思われます。数学で使われる言語は、日本語・英語などの日常用いる言語と違い、厳密な言葉づかいや文法が求められます。以下の本などを参考に、各自でそれらを習得する訓練を行なって下さい。 「数学の基礎体力をつけるためのろんりの練習帳」、中内伸光 著、共立出版# 「ろんりと集合」、中内伸光 著、日本評論社# 「数学は言葉」、新井紀子 著、東京書籍# |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
●中間試験と定期試験を行う。 ●レポートの提出率が70%以上の者に試験の受験資格を与える。 ●中間試験40%、定期試験60%の割合で100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。 ●各到達度目標は中間試験、定期試験において定義、計算問題、証明問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
●演習やレポート等は必ず指定された日時まで提出してください。 ●中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合、理由書を1週間以内に提出すること。理由書の提出がある場合、追試験等の措置を講ずる。 ●再試験を1回行うが、再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。 ●再試験を受験する為の必要条件は、中間試験と定期試験を受験し、レポートの提出率が70%以上であることとする。 ●最終的に不合格になった者は、再履修すること。 ●授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習教育目標「A.(自然科学の基礎) 自然現象を理解するための基礎となる数学,物理学の知識を習得し、概念を理解し、計算できる能力を修得する。」に主体的に対応している。情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
解析B、解析C、線形代数、線形空間入門 |
備考 /Notes |
オフィスアワー以外にも在室時には質問などに対応します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容についての演習問題をレポートとして、毎回提出すること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
演習時間中に分からない点や疑問点がある場合は、周りの学生、TA、教員に質問したりなど、活発に議論すること。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
演習問題では、何回か応用問題を扱う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |