開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 5,木/Thu 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 線形代数(情電・96番以降)/Linear Algebra |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 長谷川雄之(学部) |
時間割コード/Registration Code | B4104 |
連絡先/Contact |
長谷川雄之(Q413 yuji@mmm.muroran‐it.ac.jp ※緊急連絡に限る。件名に必ず学籍番号・氏名を記すこと。) |
オフィスアワー/Office hours |
長谷川雄之(2018年度前期:火曜13:00~14:30 2018年度後期:水曜16:15~17:45) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
線形代数学は、工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のひとつである。本講では、線形代数学の初歩(行列の定義と演算、連立1次方程式の解法、逆行列の計算法、行列式の定義と計算法、空間のベクトル)を講義する。 最大のテーマは、行列の基本変形(掃き出し法)の習得である。連立1次方程式の解法は基本変形を使って与えられ、また、逆行列や行列式も基本変形を使って計算できるようになるからである。 ところで、線形代数学は論理の学習のための非常によい教材でもある。その特性を生かして、多少なりとも論理的思考力を身につけてもらうこともねらいのひとつである。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) 与えられた条件から結論を得る過程を論理的に説明できる。 (2) 和・積などの演算規則や正則行列・行列式の定義を把握する。 (3) 行列の基本変形を確実に行うことができる。 (4) また、その応用として連立1次方程式の求解や正則性の判定・逆行列の計算および行列式の計算をすることができる。 (5) 行列式の様々な性質を理解する。 (6) 空間のベクトルに関する計算(特に外積)ができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 自習時間をしっかり確保すること。 教科書の第1章~第3章・第7章§2を扱う。なお、第1週の冒頭にこの科目に関するガイダンスを行う。 ●行列 (教科書第1章) 第 1週 行列とその和 第 2週 行列の積 第 3週 正則行列、逆行列(1) 第 4週 正則行列、逆行列(2)/行列の分割(1) 第 5週 行列の分割(2) ●連立1次方程式 (教科書第2章) 第 6週 第1回試験/連立1次方程式の解き方(1) 第 7週 連立1次方程式の解き方(2) 第 8週 連立1次方程式の解き方(3) 第 9週 基本行列 第10週 第2回試験/逆行列の性質と計算法 ●行列式 (教科書第3章) 第11週 行列式の定義・特別な形の行列式の値 第12週 行列式と行基本変形 第13週 行列式の計算 第14週 行列式の様々な性質 ●空間のベクトル (教科書第7章§2) 第15週 空間のベクトル 第16週 期末試験 |
教科書 /Required Text |
「線形代数」(学術図書出版社)桂田・竹ヶ原・長谷川・森田 共著(ISBN:9784780606034) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
1.成績 成績は、3回の試験(いずれも100点満点)および演習をもって評価する。 合格基準は次の(1)、(2)をともに満たすこととする。 (1) (a)+(b)+(c)+(d)≧60 (左辺の合計の小数点以下は切捨て) (a) 第1回試験の得点×0.2 (b) 第2回試験の得点×0.25 (c) 期末試験の得点×0.4 (d) 演習点(15点満点) (2) 期末試験の得点≧40 2.試験採点基準 次の点を考慮して採点する。 (1) 定義をよく把握しているか (2) 論理的な考察をしているか (3) しっかりした手順で計算できているか (4) 丸暗記していないか 解答のみが正しくても配点上限の得点になるとは限らない。 途中経過を詳しく書くべきところでいきなり結論を書いた場合は低い評価となる。 3.各到達度目標の達成度は、第1回試験・第2回試験・期末試験で問題を出題して評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
1.出欠席 次の者は不履修となるので、次年度に再履修しなければならない。 ・3回の試験のうちどれかひとつでも欠席した者 ・欠席回数が3回を超えた者 ※居眠りや継続的な私語のほか、下記5で述べる行為に該当する場合は欠席とみなすから注意のこと。 2.再試験は行わない。 3.【重要】試験についての注意(特に過年度生) (1) 各試験の日程は、講義時、ピロティ掲示板等で事前に通知する。 (2) 試験は通常の講義時間外に行うこともある。 (3) ピロティ掲示板に掲載される情報に常々注意を払うこと。 4.講義および試験欠席の申し出は1週間以内に 本項目は病気・事故などやむを得ない事情による欠席を1週間以内に申し出た者に限り適用する。 申し出時に欠席事由を証明するもの(診断書等)の提示を求める場合がある。なお、大学学務課あてにも必ず欠席届を提出すること。 (1) 講義欠席:申し出があった場合、上記1の欠席回数に数えない。 (2) 試験欠席:申し出があった場合、追試験の対象とする。 ただし1週間経過後は無断欠席扱いとし、追試験等は一切行わないものとする。 5.演習 (1) 講義中に演習を実施することがある。 (2) 参加状況が不良の場合は欠席とみなす。 (3) 提出を求められた場合は速やかに提出すること。 (4) 締切後の提出や、空白もしくはそれに準ずる状態での提出は欠席扱いとする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義に関する最新の情報はQ413前掲示板または下記URLを参照して下さい。 {http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~yuji/lecture_info/} |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標 「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」 に対応する。 1年次科目に対して: 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標「(A) 自然科学の基礎:自然現象を理解するための基礎となる数学,物理学の知識を習得し,概念を理解し,計算できる能力を修得する.」に対応している。 2年次以降の科目に対して: 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(A)自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
線形空間入門(1年次後期選択科目) 解析A(1年次前期必修科目) 解析B(1年次後期必修科目) 解析C(2年次前期必修科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
練習問題を解くなどして、予習復習にしっかり力を入れる。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |