開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 3,金/Fri 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 拡散単位操作/Diffusion Unit Operations |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 藤本敏行(応用理化学系学科応用化学コース) |
時間割コード/Registration Code | B3311 |
連絡先/Contact |
藤本敏行(H304 5760 fjmt@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
藤本敏行(月・水曜日 11:55-12:45 応用理化学系学科のホームページまたは教員室前に掲示してあるオフィスアワーで確認してください。 その他の時間でも、講義内容の質問に限らず、気軽に教員室を訪ねてください。) |
更新日/Date of renewal | 2018/06/06 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
化学工業プロセスの構成要素となる基礎的操作は単位操作と呼ばれる。この授業では、単位操作の中から主に物質移動に関する内容に着目し、各操作の原理と基本的用語を理解し、基礎的な設計法を習得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
可レベル(70%) 1.物質の分離の原理が理解されていること 2.Fickの拡散の法則が理解されていること 3.物理吸収速度が理解されていること 4.気液平衡と単蒸留が理解されていること 5.液液平衡と抽出が理解されていること 良レベル(10%) 1.可レベル1~5の計算が正確にできること 2.分離操作の物質収支が理解されていること 3.分離操作の化学工学的な取り扱いが理解されていること 4.連続蒸留が理解されていること 優レベル(20%) 1.良レベル2~4の計算が正確にできること |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間(実時間)24時間 講義には主にプレゼンテーションソフトを使用し、教科書と配布した資料を使用する。毎回の講義で、講義内容の小テストを行う。第8週目には中間試験を行う予定である。 電卓や作図を要する問題を解く機会も多いため、必ず電卓と定規を毎回用意すること。 講義の一部は化学工学実験Aを通して、実験による実習も行う。 第1週 ガイダンス・物質の分離の原理と方法(教科書1章、3・1章) 第2週 ガス吸収(I) Fickの法則・ガス吸収と溶解度(3・1・4章、3・2章) 第3週 ガス吸収(II) 物質吸収速度と物質移動係数(3・2・3章) 第4週 ガス吸収(III) 反応吸収速度(3・2・4章)・ガス吸収装置(3・2・5章) 第5週 ガス吸収(IV) 充填塔所要高さの計算(3・2・6章) 第6週 ガス吸収(V) 充填塔移動単位数の計算(3・2・6章)・段塔の所要理論段数(3・2・7章) 第7週 演習 第8週 中間試験 第9週 蒸留(I) 気液平衡(3・3・1章)・単蒸留の物質収支(3・3・2章) 第10週 蒸留(II) Reyleighの式(3・3・2章) ・フラッシュ蒸留(3・3・3章) 第11週 蒸留(III) 連続蒸留(3・3・4章) 第12週 抽出(I) 抽出の基礎・液液平衡 (3・4・1章、3・4・2章) 第13週 抽出(II) 単抽出・多回抽出(3・4・4章) 第14週 抽出(III) 向流多段抽出装置(3・4・4章) 第15週 演習 定期試験 講義内容の小テストを毎回行うので、授業をよく聞いて準備しておくこと。 また、演習問題を10回程度配布するので、分からないときは教員室を訪ねてください。 |
教科書 /Required Text |
基礎化学工学(ISBN:4563045551) |
参考書等 /Required Materials |
化学工学概論(ISBN:4782825102)
現代の化学工学I(ISBN:4254250150) 新体系単位操作(ISBN:4274129780) |
教科書・参考書に関する備考 | 配布する資料はファイルにとじたり、ノートに張り付けたりして保存してください。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
中間試験、定期試験は主として論述問題を出題する。 100点満点で中間試験30点、定期試験50点、小テスト20点の割合で評価する。 30分以上の遅刻は欠席とみなす。 各到達度目標の達成度は、小テスト、中間試験、定期試験によって出題し、判断する。 |
履修上の注意 /Notices |
再試験は行わない。 不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
授業中に出題した例題、小テストは十分に復習してください。 オフィスアワー以外の時間でも、講義内容の質問に限らず、気軽に教員室を訪ねてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を修得する(2・3・4年)、に対応している。 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
一年次の「化学工学基礎」、二年次の「化学システム工学」および「移動論」の内容を理解していることが望ましい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
中間テスト、定期テストの回を除いて、毎回講義中に行った演習に関する小テストを行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
該当なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |