開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 5,火/Tue 6,火/Tue 7 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実験科目 |
授業科目名/Course Title | 有機化学実験(バイオコース)/Organic Chemistry Laboratory |
単位数/Number of Credits | 1.5 |
担当教員名/Lecturer | 関 千草(応用理化学系学科バイオシステムコース),上井幸司(応用理化学系学科バイオシステムコース) |
時間割コード/Registration Code | B3305 |
連絡先/Contact |
関 千草(H208、0143-46-5751、 chigusa(at)mmm.muroran-it.ac.jp) 上井幸司(居室:H-212 Phone: 0143-46-5775 e-mail: uwai(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
関 千草(火曜 11:00-12:00、金曜 11:00-12:00、 その他、在室時) 上井幸司(月・水曜日 16:00~18:00 (その他の時間で在室のときはいつでも対応します) ) |
更新日/Date of renewal | 2018/06/06 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
有機化学において基礎的で重要なアルドール反応、アシル化反応、ニトロ化反応、ジアゾニウムカップリング反応をおこない、有機化学理論の理解を深める。また、有機化学実験で使用する装置・器具および薬品の取り扱いに習熟し、基本的な諸操作法も学ぶ。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1)有機化学の理論を学び、実験内容が理解できる。 (25%) 2) 装置・器具、薬品類および合成物の性質などを調査・整理して実験計画ができる。 (25%) 3)実験計画に基づいた実験の遂行および器具・装置の操作、薬品の取り扱いが習熟できる。 (25%) 4)実験データの整理ができ、必要かつ十分な報告書の作成ができる。 (25%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 33.75時間 第1回目 実験説明会(実験の心得と安全について) 第2~5回目 ジベンジリデンアセトンの合成 1)アルドール縮合反応 2)カラムクロマトグラフィーおよび融点測定 第6~9回目 4-ニトロアセトアニリドの合成 1)アシル化反応 2)ニトロ化反応および分子構造解析 第10~13回目 オレンジIIの合成 1)ジアゾニウムカップリング反応 2)薄層クロマトグラフィーおよび紫外・可視分光測定 第14回 分子構造解析(赤外分光法、紫外・可視分光法、核磁気共鳴分光法) 第15回 分子デザイン演習 ○実験報告では、・目的、・実験の準備と方法、・実験結果と考察、 ・参考文献、・課題の解答などを記入した報告書を提出すること。 ○第15回では、目的化合物を自分で考えて有機合成の計画を立てる。 ○実験前には必ず実験書の内容を予習しておくこと。 ○提出期限を厳守すること! |
教科書 /Required Text |
有機化学実験手引書 |
参考書等 /Required Materials |
有機化学 John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2013(ISBN:480790809X)
有機化学 John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2013(ISBN:4807908103) 有機化学 John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2013(ISBN:4807908111) 有機化学 奥山格, 石井昭彦, 箕浦真生著 丸善出版 2016(ISBN:4621089773) |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] 有機化学実験手引書 [参考書] マクマリー「有機化学(上、中、下)」東京化学同人 #奥山 格「有機化学」丸善 [備 考] 有機化学実験手引書は実験説明会で配布する |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
実験説明会を含めて出席が100%の者を評価対象とする。 成績は次の割合で評価する。実験態度30%、実験報告書および試験70% とし、60点以上のものを合格とする。 到達度目標1)、4)はレポートおよび到達度評価試験、 2)、3)は実験時の計画書と実験態度で評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
出席を満たさない者は再実験、報告書提出のない者は再履修。 有機化学A、有機化学B、有機化学C、生物有機化学を学習しておくのが望ましい。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
実験では積極的に自らの手を動かして経験することが最も重要である。また、事前に該当する合成反応の理論や実験操作を学習することによって、実際の実験で扱う薬品の種類、温度、反応時間などの反応条件において、「何故そうする必要があるのか」を理解することができる。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用理化学系学科応用化学・生物工学プログラムの教育目標の (B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように,理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を修得する(2・3・4年)、 (C):化学または生物分野の技術革新に対応できるように,自ら継続的に学習する自己研鑽力と改善する能力を修得する、 (F):科学技術の発信およびチーム行動に必要な論理的思考力とコミュニケーション能力を修得する、 (G):新規の知識と既に有している知識を統合し,計画・実施するための手法を理解し実践する能力を修得する、 に対応している。 JABEE基準1の (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力、 (e)種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、 (f)論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力、 (g)自主的、継続的に学習する能力、 (i)チームで仕事をするための能力、 に対応している。 |
関連科目 /Related course |
履修前:有機化学A、有機化学B、有機化学C、生物有機化学 同時開講:有機合成化学、有機構造解析学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・実験にあたり、反応・操作について十分な予習をすること。 ・得られた結果をふまえて、復習し、考察することでレポートを作成すること。 ・実験に関する試験を行うので、復習を行うこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・実験はグループで行う、作業・調査などは協力しあい行うこと。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・有機化学A、有機化学B、有機化学C、生物有機化学で学んだ知識の総合化を実験を通して行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |