開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 水/Wed 5,水/Wed 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 分析化学/Analytical Chemistry |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 神田康晴(応用理化学系学科応用化学コース) |
時間割コード/Registration Code | B3210 |
連絡先/Contact | 神田康晴(教員室: H402-2, 電話番号: 0143-46-5750, e-mail: kanda@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 神田康晴(月曜日12:00~13:00) |
更新日/Date of renewal | 2018/06/06 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
物質(試料)を構成している成分を定性・定量化する分析化学は、化学全般の基礎を成す学問領域の一つである。この講義では、溶液内平衡を理解し様々な化学分析法への応用について学習する。さらに、代表的な機器分析法の原理を理解し分析装置に関する基礎知識を習得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 溶液内化学平衡を理解し、溶液の酸塩基性や錯体・沈殿生成を論理的に説明できる。 (40%) 2. 中和滴定、キレート滴定の原理を理解し、定量的取扱いができる。 (30%) 3. 分光分析とクロマトグラフィーの原理を理解し基本的な事項を説明できる。(30%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:24時間 第1週 分析化学とは、分析データの取り扱い(第1章) 第2週 溶液組成(第3章 3-1) 第3週 酸塩基の概念(第3章 3-3) 第4週 酸塩基平衡(第3章 3-3) 第5週 錯生成平衡(第3章 3-4) 第6週 容量分析-酸塩基滴定(第5章 5-4) 第7週 容量分析-キレート滴定(第5章 5-7) 第8週 溶液平衡の演習 第9週 溶媒抽出(第6章) 第10週 光分析法の基礎(第9章 9-1) 第11週 吸光光度法(第9章 9-2) 第12週 原子吸光分析、発光分光分析(第9章 9-3,9-4) 第13週 クロマトグラフィー(第10章) 第14週 機器分析の演習 第15週 まとめ 定期試験 ※適宜,演習等を行うので日頃の予習・復習に心掛けること。 |
教科書 /Required Text |
分析化学 黒田六郎, 杉谷嘉則, 渋川雅美共著 裳華房 2004(ISBN:9784785330699) |
参考書等 /Required Materials |
ベーシック分析化学 高木誠編著 化学同人 2006(ISBN:4759810668)
基礎からの分析化学 熊丸尚宏 [ほか] 編著 ; 板橋英之 [ほか] 著 朝倉書店 2007(ISBN:9784254140774) 分析化学演習 澁谷康彦 [ほか] 共著 三共出版 2010(ISBN:9784780000000) |
教科書・参考書に関する備考 | 補助資料としてプリントを配布する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
課題(20%)と定期試験(80%,計算問題,論述問題など)により評価を行い、100点満点中60点以上を合格とする。各到達度目標は課題および定期試験において問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
合格率が低い場合には再試験を実施し、上記の成績評価方法に従って60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 再履修希望者は1回目の授業に必ず出席して、再履修の可否と注意事項を確認すること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を習得する(2・3・4年)、に対応している。 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
分析化学実験,環境化学など |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
理解度を確認するため、講義中に小テストを行う。講義時間内に理解できなかった場合は、十分な復習をすること。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |