授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 1,火/Tue 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物質科学/Introduction to Material Science and Eng
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 高野英明(応用理化学系学科応用物理コース),宮永滋己(応用理化学系学科応用物理コース),戎  修二(応用理化学系学科応用物理コース),桃野直樹(応用理化学系学科応用物理コース)
時間割コード/Registration Code B3113
連絡先/Contact 高野英明(教員室:Q205室,Tel:0143-46-5617,E-mail:takano@mmm.muroran-it.ac.jp)
宮永滋己(Y201
0143-46-5530
miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp)
戎 修二(K402 ebisu@mmm.muroran-it.ac.jp 0143-46-5620)
桃野直樹(教育・研究2号館Q206室(内線5656))
オフィスアワー/Office hours 高野英明(水曜日 16:30-18:00)
宮永滋己(水曜日 16:00~18:00)
戎 修二(金曜日 16:00-18:00)
桃野直樹(金曜日:16時~18時(この他、月・火・水:12時~13時で在室していればOK))
更新日/Date of renewal 2018/06/07
授業のねらい
/Learning Objectives
物質の示すさまざまな物理的・化学的性質を理解し,身の回りにある製品に物質のどのような性質が利用・応用されているか考える習慣を身につける。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 私たちの身の回りにある物質をその性質により分類できる。(知識力)(50%)
2. 物質の示すさまざまな物理的・化学的性質を理解できる。(理解力)(50%)
授業計画
/Course Schedule
:総授業時間数(実時間);22.5時間
第1週 物質科学の紹介、シラバス、講義の説明、単位の取り方等、放射線概論Ⅰ (髙野)
第2週 放射線概論Ⅱ、回折の基礎(演示実験) (髙野)
第3週 物質のX線構造解析   (髙野)
第4週 放射線と物質科学 (髙野)
第5週 量子の世界 (戎)
第6週 物質の構造 (戎)
第7週 磁性と超伝導 (戎)
第8週 量子論の考え方とレーザーの原理 (宮永)
第9週 レーザーの発振原理 (宮永)
第10週 レーザー光の特徴とその応用Ⅰ (宮永)
第11週 レーザー光の特徴とその応用Ⅱ (宮永)
第12週  低温と超伝導(1):温度とは(桃野)
第13週  低温と超伝導(2):エントロピーとは(桃野)
第14週  低温と超伝導(3):ミクロな世界の粒子(桃野)
第15週  低温と超伝導(4):超流動と超伝導(桃野)
授業の理解を深めるために,「授業計画」と「参考書」に基づく予習と,
講義および配布資料の復習を行うこと。
参考書等
/Required Materials
物質科学への招待 福山秀敏著 岩波書店 2003(ISBN:4000111191)
物質の成り立ち 常行真司著 岩波書店 2004(ISBN:4000111205)
量子力学の考え方 長岡洋介著 岩波書店 2002(ISBN:4000111108)
超伝導と超流動 勝本信吾, 河野公俊著 岩波書店 2006(ISBN:4000111248)
レーザー光による原子物理 薮崎努著 岩波書店 2007(ISBN:4000111787)
放射線を科学的に理解する 鳥居寛之他著 丸善出版 2012(ISBN:9784621085974)
新しい物性物理 : 物質の起源からナノ・極限物性まで 伊達宗行著 講談社 2005(ISBN:9784062574839)
金属材料の最前線 : 近未来を拓くキー・テクノロジー 東北大学金属材料研究所編著 講談社 2009(ISBN:9784060000000)
新・材料化学の最前線 : 未来を創る「化学」の力 首都大学東京都市環境学部分子応用化学研究会編 講談社 2010(ISBN:9784062576925)
極低温の世界 ー超伝導への道ー 長岡洋介著 岩波書店 1982年(ISBN:4000052322)
教科書・参考書に関する備考 教科書は用いない。各担当教員が必要に応じて適宜プリント・資料などを配布する。
上記以外の参考書は必要に応じて、各担当教員が講義中に提示する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
4名の担当教員が小テストまたはレポートを課す。
各担当教員が100点満点で評価し、4名の評価の平均が60点以上を合格とする。
ただし、4名の担当教員の一人分でも成績が欠けたら不合格とする。
各到達度目標の評価方法は以下のとおりである。
目標1.各担当教員が小テストまたはレポートで、知識力を問う問題・課題を出題し、達成度を評価する。
目標2.各担当教員が小テストまたはレポートで、理解力を問う問題・課題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
4名の教員の成績が無いと単位は取得できないので、病気など正当な理由で授業に出席できない場合は学務課に欠席届を提出するとともに、早急に担当教員に申し出ること。
不合格になった者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
皆さんが日常使っている製品やそれらを構成している物質との接点が見えてくると思います。
また、応用理化学系学科で学ぶ多くの科目の基礎となる「量子論」の紹介がなされます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
・応用化学コース
 この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B1):応用化学および生物工学に共通して活用できる専門基礎知識を体系的に修得する(1・2年)、に対応している。
 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。

・バイオシステムコース
 この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B1):応用化学および生物工学に共通して活用できる専門基礎知識を体系的に修得する(1・2年)、に対応している。
 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。

・応用物理コース
この授業の単位修得は、学習・教育目標の
(A)科学技術倫理、(B)問題発見・解決能力、デザイン能力、チームワーク力、
(D)理工学基礎、(F)応用物理専門能力に対応する。
また、JABEE基準1(2)の(a)、(b)、(c)、(d)、(g)に対応している。
関連科目
/Related course
・応用化学コース・バイオシステムコース:熱力学
・応用物理コース:応用物理コースのほぼ全科目
備考
/Notes
応用理化学系学科1年次の導入科目のため他学科履修を認めない。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
各回の授業内容に関するレポート(小テスト)を実施し,その中で授業の振り返りを行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし