開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 航空宇宙工学特別講義/Special Lecture on Aerospace Engineering |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 今井良二(機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース),上羽 正純(機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース),樋口 健(機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース) |
時間割コード/Registration Code | B2411 |
連絡先/Contact |
今井良二(5336)
樋口 健(A301室 higuchi(at)mmm.muroran-it.ac.jp) 上羽 正純(B202、0143-46-5346、ueba@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
今井良二(水曜日15:00-17:00)
樋口 健(木曜日10:00-12:00) 上羽 正純(水曜日 13時~15時) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
・研究開発・技術活動は「明日の航空宇宙の姿」を描く事から始めますが、「明日の姿」をどのような情報をもとに、どう描くのか「構想力」について学びます。次に、「描いた姿を」どのような取り組みで実現するのかシステムデザインの視点で学びます。世界の航空宇宙の最先端の動向を材料にして講義します。 ・航空機や宇宙機など輸送機器の構造設計および設計技術の航空宇宙ビジネスでの生かし方の実際を第一線の専門家から直接習い、実践的な教育効果を狙います。 ・衛星・無線通信技術について、実践的な経験を有する講師より、実例および最先端の技術動向の紹介を行い、システム的素養の育成を図る。 ・ |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
・皆さんが日々大学で学んでいる専門(工学)と実社会の企業等のoutput(生産物や技術)の関連を部分と全体という視点から結び付けることを試みます。その中で「分解と統合」というプロセスの重要性について述べます。即ち、皆さんの活動(工学)は「実生活と大きく結びついている事」を理解してもらいます。 ・宇宙輸送系および人工衛星の構造設計法の実際を習得し、市場で役立つ設計とは何か、設計技術者に期待される能力は何かを知ってもらいます。 ・衛星・無線通信システムにおける課題を理解し、身近な無線通信の状況を技術的に説明できること。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:12時限(実時間) 1.泉耕二先生担当分(4時限) 1)日本の製造業の今と皆さんの関係⇒皆さんは何を目指すか 2)企業の使命と企業活動をどう読むか?(航空宇宙産業を中心に) 3)日本の交通システムの変化と世界の航空・宇宙は今 4)世界の航空宇宙の新たな流れ 5)航空・宇宙のシステムデザインとリスクマネジメント 2.高松聖司先生担当分(4時限) 1)設計技術者に知って欲しい宇宙輸送ビジネス心構え 2)打上げシステムと衛星の機械インターフェースおよびシステムの最適化 3)ユーザーの要求と衛星設計方針の設定法 4)成功率と信頼性に対する機械設計者の留意点 5)基幹ロケットの存在と国際協力および設計技術者に期待される能力 6)宇宙輸送システムの未来および将来の設計技術者が持つべき視点 3.山下先生担当分(4時限) 本講義では無線送受信機の動作原理から,現在実用化されている移動通信・衛星 通信等の通信方式まで幅広く無線通信技術を学ぶ. 4.宮川浩先生担当分(3時限) ジェットエンジン技術の開発 1)ジェットエンジンの概要 2)ジェットエンジンの技術の進歩 3)次世代のエンジンに向けた主要技術開発について 4)ジェットエンジンの開発はいかに大変か |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] なし [参考書] 授業にて紹介する。 [備 考] 教材は授業で指示する。 映像資料を多く使用する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
レポートで評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、最終レポートの論述内容によって行う。 |
履修上の注意 /Notices |
①理解力・思考力・想像性などの確認のために口頭による質疑応答を行う。 ②授業中の質問は大歓迎です。 ③授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 ④再試験は行わない。不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・実際の産業界において活躍中あるい経験を有する研究者・技術者より、当該3分野の技術を把握できる大変有用な講義である。 ・各分野の講師より毎回課題が出されるので、自己学習をしっかり行って授業にのぞむこと。 ・口頭による質疑応答を課す予定である。 ・レポートでは論理展開をわかりやすく伝えられるように心掛けること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この科目は機械航空創造系学科航空宇宙工学コースの学習・教育目標の(B):航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の習得 に対応する。 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては,航空流体力学,空気力学,航空宇宙機の基礎,飛行力学,材料力学Ⅰ,材料力学Ⅱ,航空宇宙構造工学Ⅰ,航空宇宙構造工学Ⅱ,航空宇宙構造力学Ⅱ,ジェットエンジン,ロケット工学,宇宙航行工学、航空宇宙制御工学Ⅰ、Ⅱを深く理解しておくことが望ましい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
専門課程において学修した内容を復習した上で講義にのぞむよう,指導する |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
実務経験豊富な講師による対話を重視した講義としている. |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
実務経験豊富な講師により問題提起がなされ,それに対する解決策を議論させる. |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |