授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 3,月/Mon 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 材料科学A/Materials Science A
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 岸本弘立(機械航空創造系学科材料工学コース)
時間割コード/Registration Code B2224
連絡先/Contact 岸本弘立(K-511 / 0143-46-5615 / hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 岸本弘立(月曜日12:00~13:00)
更新日/Date of renewal 2018/03/20
授業のねらい
/Learning Objectives
私達の身のまわりにある物質や材料は,細かい組織や構造の積み重ねであり,最終的には色々な原子の組みあわせにすぎないことを理解してもらい,元素周期律表の元素を組み合わせて素材を作り,組織を改変して材料として利用する方法を学んでもらう.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 材料工学の専門能力
(1) 物質の系ー相ー成分のかかわりを理解すること)
(2) 状態図の見方,利用の仕方を理解すること
(3) 熱力学と状態図との関係を理解すること
(4) 基本的な専門用語を理解すること
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間); 22.5 時間
第1週 講義方針の説明と、1章プロローグ テキストp.1,p2
第2週 2章 物質の状態、
3章 物質系の構成 テキストp.3,p4
第3週 4章 相平衡と自由エネルギー テキストp.5-p.7
第4週 5章 状態図の基礎、
6章 全率固溶体型 テキストp.8-p.10
第5週 6-2 共晶型状態図、
6-3 共析反応、テキストp.11-p.p.13
第6週 7-1 包晶型状態図 、
7-2 偏晶型状態図 テキストp.14-p.16
第7週 8章 中間相を含む状態図 テキストp.17-p.19
第8週 中間試験
第9週 9章 状態図と自由エネルギーの9-1 テキストp.20
第10週 9章 状態図と自由エネルギーの9-2 テキストp.21
第11週 9章 状態図と自由エネルギーの9-3 テキストp.22-p.23
第12週 9章 状態図と自由エネルギーの9-4 テキストp.24-p25
第13週 9章 状態図と自由エネルギーの9-5 テキストp.26-p.27
第14週 10章 3元系状態図 p.30-p.32、
11章 状態図を利用したモノ作り p.36-p.37
第15週 定期試験

・授業中の適当な時期に4回のレポートを課します。各自で自己学習をしておくこと
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
材料科学A
[参考書]
須藤一,田村今男,西澤泰ニ;金属組織学,丸善、図書館所蔵 #
杉本孝一,他6名の執筆:材料組織学,朝倉書店(この本は材料科学Bでも使います)、図書館所蔵 #
ジョン ウルフ編,永宮健夫監訳;材料科学入門I,II、図書館所蔵
[備 考]
テキスト「材料科学A」は室工大生協で販売しています。
第1週目から使用するので早めに入手すること。
簡単な計算を行うので関数電卓が必要です。
成績評価方法
/Grading Guidelines
中間試験および定期試験の点数をそれぞれ40点満点に換算して加え,さらにこれに20点満点で採点する課題点を加えた総合点(100点満点)で60点以上を合格とする。
目標1-(1) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(2) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(3) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(4) 定期試験において専門用語を問う問題を課して評価する
履修上の注意
/Notices
不合格のときは1回のみ再試験を行います。それでも不合格のときは再履修とします。
講義開始後20分経過して入室したら欠席とみなします。
中間・定期試験の受験資格は、それぞれの試験日において出席率が70%以上であることです。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
授業中にトイレに行くことのないように、授業開始前に済ませておいてください。
出欠をとります。安心して寝る人がいます。寝ている人は注意して起こします。
授業中の私語は絶対しないこと。うるさい人は注意して、それでもやめないときは退室してもらいます
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
1年次の熱力学、結晶構造学
2年次の材料科学A演習(必修)、3年次の材料科学B(必修)、金属材料学A
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
4回のレポートを課すと同時に、中間で小テスト行い、復習と自己学習の機会を確保する。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし