開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 5,月/Mon 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 結晶構造学/Crystal Structures |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 齋藤英之(機械航空創造系学科材料工学コース) |
時間割コード/Registration Code | B2223 |
連絡先/Contact | 齋藤英之(K-702 / 0143-46-5654 / saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 齋藤英之(火曜日 16:30~17:30) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
物質はその外形の示す対称性や物質内部の原子配列から いくつかの結晶構造に分類され,また物質の示す巨視的 性質は結晶構造と密接な関係がある。 本授業では結晶構造についての入門的な講義を行い, 結晶構造の分類・表記法,結晶構造の解析方法,および 結晶構造と物理的性質との関連についての基礎的な知識 の修得を目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.結晶に関する基本的な用語を理解し,対称性や格子面の 表記を正しく使用することができる。 2.簡単な結晶構造をとる物質の原子配列を理解できる。 3.結晶構造解析の原理を理解できる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間(実時間:24時間) 1週目 シラバスの説明,結晶の対称性 2週目 対称操作の分類および表記法 3週目 結晶系 4週目 空間格子 5週目 格子面とミラー指数 6週目 格子面とミラー指数 7週目 ブラベ-格子 8週目 原子間の結合力 9週目 結晶構造の例 10週目 結晶の対称性と物理的性質の関係 11週目 結晶の構造解析法 12週目 X線回折法 13週目 結晶構造因子 14週目 物理的手法による元素分析法 15週目 非晶質および液晶 16週目 定期試験 ・何度か宿題を課します。 |
教科書 /Required Text |
物質の構造 高橋清執筆 コロナ社 1983物質の構造 高橋清執筆 コロナ社 1983(ISBN:4339000205) |
参考書等 /Required Materials |
結晶構造 P.J.Brown, J.B.Forsyth[著] ; 岩崎博訳 丸善 1975(ISBN:4621020099)
結晶としての固体 Gerald Burns [著] ; 寺内暉, 中村輝太郎訳 東海大学出版会 1989(ISBN:9784486010845) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験 100 点満点中 60 点以上を合格とする。各到達度目標の評価は定期試験における点数で達成度を評価する。宿題のレポートは評価に加えないが,宿題をやってこない者には減点する場合がある。欠席が多い場合には受講態度不良として減点する。再試験は状況により実施する。再試験も 60 点以上を合格とするが,成績は基本的に 60 点あるいは 65 点とする。解答が特によくできていた場合には 70 点を与えることもある。 |
履修上の注意 /Notices |
この講義は材料学の基礎となる内容ですので,きちんと理解して下さい。講義内容は難解なものではありませんが,内容をより理解するために教科書のその日に講義する部分を読んで予習してきて下さい。 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義で黒板に板書したものを単に書き写すだけではなく,講義で出てきた重要と思うところをメモする習慣をつけて下さい。また,板書したものを覚えるだけではなく,興味持ったところは自分から調べるよう心がけて下さい。 次週に講義する部分についても宿題を課し,予習・復習の手助けとすることを行います。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 |
関連科目 /Related course |
この講義は材料工学の基礎となる内容ですので,主専門科目の大部分に関連します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
予習復習の手助けとするよう宿題を課す |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |