開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 5,火/Tue 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 線形代数(機航・1番-75番)/Linear Algebra |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 竹ケ原裕元(学部) |
時間割コード/Registration Code | B2101 |
連絡先/Contact |
竹ケ原裕元(部屋番号 Q408 電話番号 46-5807 e-mail : yugen@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 竹ケ原裕元(オフィスアワー 火曜日 15:15~17:15) |
更新日/Date of renewal | 2018/03/20 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
線形代数学は、工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のひとつである。本講では、線形代数学の初歩(行列の定義と演算、連立1次方程式の解法、逆行列の計算法、行列式の定義と計算法、空間のベクトル)を講義する。 最大のテーマは、行列の基本変形(掃き出し法)の習得である。連立1次方程式の解法は基本変形を使って与えられ、また、逆行列や行列式も基本変形を使って計算できるようになるからである。 ところで、線形代数学は論理の学習のための非常によい教材でもある。その特性を生かして、多少なりとも論理的思考力を身につけてもらうこともねらいのひとつである。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) 与えられた条件から結論を得る過程を論理的に説明できる。 (2) 和・積などの演算規則や正則行列・行列式の定義を把握する。 (3) 行列の基本変形を確実に行うことができる。 (4) また、その応用として連立1次方程式の求解や正則性の判定・逆行列の計算および行列式の計算をすることができる。 (5) 行列式の様々な性質を理解する。 (6) 空間のベクトルに関する計算(特に外積)ができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
教科書の第1章~第3章・第7章§2を扱う。なお、第1週の冒頭にこの科目に関するガイダンスを行う。 ●行列 (教科書第1章) 第 1週 行列とその和 第 2週 行列の積/正則行列、逆行列 第 3週 前週の続き/行列の分割(特に行分割・列分割) ●連立1次方程式 (教科書第2章) 第 4週 連立1次方程式の解き方(1) 第 5週 行列の簡約化 第 6週 連立1次方程式の解き方(2) 第 7週 基本行列 第 8週 逆行列の性質と計算法 第 9週 第1回試験 ●行列式 (教科書第3章) 第10週 置換 第11週 行列式の定義・特別な形の行列式の値 第12週 行列式と行基本変形 第13週 行列式の計算 第14週 行列式の様々な性質 ●空間のベクトル (教科書第7章§2) 第15週 空間のベクトル 第16週 期末試験 授業総時間数 2単位90分×15回=1350分=22.5時間 |
教科書 /Required Text |
「線形代数」(学術図書出版社)桂田・竹ヶ原・長谷川・森田 共著 2017(ISBN:9784780606034) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
1.成績 到達度目標に対する評価は、中間試験、定期試験で、計算力及び理解度を計ることで行う。 中間試験40点満点、定期試験60点満点、合計100点満点で評価する。 100 点満点中 60 点以上が合格点である。 2.試験採点基準 次の点を考慮して採点する。 (1) 定義をよく把握しているか (2) 論理的な考察をしているか (3) しっかりした手順で計算できているか 3.各到達度目標の達成度は、第1回試験・期末試験で問題を出題して評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
1.【重要】試験についての注意(特に過年度生) (1) 各試験の日程は、講義時、ピロティ掲示板等で事前に通知する。 (2) 試験は通常の講義時間外に行うこともある。 (3) ピロティ掲示板に掲載される情報に常々注意を払うこと。 2.不合格の場合は再履修すること。 3.休講、補講などに関しては、ピロティ掲示板での掲示物の指示に従うこと。 4.原則として欠席は認めない。授業への出席回数が6/7以上の者を成績評価対象者とする. 5.再試験を行った場合は、60点以上を合格とし、成績は60点とする. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育目標 (B-1) 数学や物理学等の自然科学に関する基礎知識を持ち、工学的課題に応用できる JABEE 基準1 (c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力 航空宇宙システム工学コースの学習目標 A. 現象を理解し,広い視野で総合的は判断が出来るようになるための基礎となる知識の習得(理数系基礎力「数学,物理学の基礎」,および工学系基礎力「数学,物理学の応用能力」を身につける.) E. 自発的,継続的に学習する能力を習得 材料工学コース 学習目標の、C 工学基礎、に対応している。 JABEE基準1(2) (c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力、に対応している。 |
関連科目 /Related course |
線形空間入門(1年次後期必修科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回の授業内容を復習した上で、教科書の問題を解いてください。また、授業ごとに行う練習問題について、完全に理解するまで、復習してください。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |