開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 7,水/Wed 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 外国文学(1年次開講)/World Literature |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 松本ますみ(学部),加部 勇一郎(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6708A |
連絡先/Contact | 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/25 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
中国の文化や中国人の思考様式について、文学や映像資料などを用いながら、理解を深める。また学んだ事柄を足がかりに、自国とじしんの思考様式について考察を深める。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
・教科書に書かれていることを理解したうえで授業に参加し、授業後のコメントペーパーには、講義内容を踏まえた上で、学んだことや考えたことなどを積極的に記す。 ・じしんの興味に従い、関連書籍を探索し、読み込んだ上で思索を深める。 ・学んだことや考えたことなどを、わかりやすい日本語で、簡潔に、一定字数にまとめる。 ・レポートを書くにあたっては、自分の意見と他人の意見とを明確に分け、正確な日本語を用いる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数は22.5時間です。()内の数字は、教科書の関連項目です。 1週目:シラバスの説明、注意事項の確認 2週目:国の形とそのシンボル(3、10) 3週目:中国らしいことがら(7、34) 4週目:人と人でないもの(23、31、32) 5週目:人と人とを結ぶもの(14、16、22) 6週目:中華ヒーロー、中華ヒロイン(25、26、27) 7週目:小説や映画、絵入り読み物(39、43、45、51) 8週目:男と女、子どものはなし(17、28、30) 9週目:第一回レポート講評・前半のまとめと補足 10週目:不思議なはなし(36) 11週目:異域へのまなざし(12、53) 12週目:周縁の愉悦(47、50) 13週目:中国のキャラクター 14週目:後半のまとめと補足 15週目:中国のお正月(春節)について・総まとめと補足 |
教科書 /Required Text |
中国文化55のキーワード 武田雅哉, 加部勇一郎, 田村容子編著 ミネルヴァ書房 2016(ISBN:4623076539) |
参考書等 /Required Materials |
中国の暮らしと文化を知るための40章 東洋文化研究会編 (エリア・スタディーズ) 明石書店, 2005.3(ISBN:4750320803)
中国現代文化14講 中国モダニズム研究会著 関西学院大学出版会 2014(ISBN:4862831672) 中華文化スター列伝 中国モダニズム研究会著 関西学院大学出版会 2016(ISBN:486283227X) 現代中国を知るための40章 高井潔司, 藤野彰, 曽根康雄編著 明石書店 2012(ISBN:4750335673) 社会人のための現代中国講義 高原明生, 丸川知雄, 伊藤亜聖編 東京大学出版会 2014(ISBN:4130330713) |
教科書・参考書に関する備考 | その他、補助資料や参考文献リストなどを、授業中に配る予定。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100 点満点中60 点以上を合格とする。 成績評価は、毎回のコメントペーパー(20点)と、1回の小レポート(20点)と、1回の期末レポート(60点)を材料とする。 コメントペーパー:毎回の授業の終わりに、学んだことや疑問に思ったことを、限られた時間で、指定した用紙に記す。 小レポート:教科書から項目を一つ以上選び、自由に論じる。(7週目に提出) 期末レポート:授業全体を見渡した上で、じしんの興味に従ったテーマを設定し、教科書以外の資料にあたり、思索を深め、正しく読みやすい日本語で記す。(15週目に提出) レポートの詳細および評価基準について、詳細は授業中に示す予定であるが、主なポイントは、以下の3つ。 1 整った日本語が用いられているかどうか。 2 指定した書式に沿っているかどうか。 3 講義内容を踏まえた上で、じしんの思索が行われているかどうか。 |
履修上の注意 /Notices |
教科書の指定項目や配布された補助資料などを、事前に読んでおく。 希望者多数の場合、抽選を行う可能性がある。 評価確定後の、レポートの再提出などは、特別な場合をのぞいて、基本的に認めない。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
みなさんがネットやテレビや日常生活を通して知ることのできる“中国”は、歴史ある巨大な隣国の、ほんの一つの側面にしか過ぎません。“中国”の歴史と文化は、人とはどのようなものか、何をしうる存在か、といった、人の営みのバリエーションを、良い部分と悪い部分の双方から教えてくれます。その意味で、“中国”にまつわるさまざまは、我々じしんを考えるための材料にもなりうるのです。 この授業では、中国と中国文化について、文字資料や、図像や映像などを用いながら、いったい人とはどういうものなのかを考えて行きたいと思います。それは、みなさんじしんの、自分では見えない姿を映し出すための、鏡の役割を果たすことでしょう。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準の達成に寄与する。 1(1)(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 1(1)(b) 技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 建築社会基盤系学科土木工学コース 〇(B) 良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性) 〇(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力) 機械システム工学コース (A) 多面的考察力の修得 情報電子工学系学科電気電子工学コース・情報通信システム工学コース (H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する に対応する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・必ず教科書の指定箇所に目を通してから授業に参加すること。 ・授業終わりに課すコメントペーパーには、授業を通して得た気づきや学びなどを言語化すること。 ・二度のレポート提出を必須とし、両者を連動させることで思索を深化させること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
該当なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |