開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 7,水/Wed 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 線形空間入門(Aクラス)(機航)/Introduction to linear space |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 竹ケ原裕元(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6561A |
連絡先/Contact |
竹ケ原裕元(部屋番号 Q408 電話番号 46-5807 e-mail : yugen@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 竹ケ原裕元(オフィスアワー 火曜日 15:15~17:15) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/25 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
数ベクトル全体の集まりは数ベクトル空間と呼ばれる。数ベクトル空間は一般的なベクトル空間の概念に抽象化され、数学のあらゆる分野で使われている。 ベクトル空間の間の線形写像は行列で表すことができるという重要な事実がある。特に、ある数学的対象のなすベクトル空間Vの性質を調べるには、V上の“よい”線形変換の性質を調べることが有効である。その際、対応する正方行列の固有値や固有ベクトルが重要な役割を果たす。また、内積をもつベクトル空間を内積空間というが、そこで得られる特別な行列は際だった性質を有するので広範に用いられている。 この講義では、ベクトル空間、線形写像、固有値・固有ベクトル、行列の対角化、内積空間等についての基礎を習得してもらうことをねらいとする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) ベクトル空間の議論、特に基底の概念をよく理解し、与えられた条件から部分空間の基底を求めることができる。 (2) ベクトル空間に基底が与えられているとき、線形写像を行列で表すことができ、また像や核を求めることができる。 (3) 線形変換の固有値・固有ベクトルを求めることができる。 (4) 行列の対角化ができる。 (5) 内積空間において、正規直交基底を構成することができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 教科書の第4章~第6章(1年次前期科目「線形代数」の続き)を解説する。 ※順序が入れ替わったり、内容が若干変更になることもある。 ●ベクトル空間 1.ベクトル空間の定義 2.基底と次元 3.基底の変換 4.部分空間の定義と例 5.直和 ●線形写像 6.線形変換 7.表現行列 8.中間試験 9.固有値と固有ベクトル 10.行列の対角化 11.内積空間 ●内積空間 12.内積空間 13.グラム‐シュミットの直交化法 14.関数の空間における内積 15.その他の話題など 16.定期試験 教科書の該当部分(授業時間内に指示する)を予め理解した上で 授業に参加すること。 |
教科書 /Required Text |
線形代数、学術図書出版(学内限定)、桂田、竹ヶ原、長谷川、森田著(ISBN:9784780604672) |
参考書等 /Required Materials |
入門線形代数 三宅敏恒著 培風館 1991(ISBN:9784563002169)
線形写像と固有値 石川剛郎 [ほか] 共著 共立出版 1996(ISBN:4320015193) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
1.成績 到達度目標に対する評価は、中間試験、定期試験で、計算力及び理解度を計ることで行う。 中間試験40点満点、定期試験60点満点、合計100点満点で評価する。 100 点満点中 60 点以上が合格点である。 2.試験採点基準 次の点を考慮して採点する。 (1) 定義をよく把握しているか (2) 論理的な考察をしているか (3) しっかりした手順で計算できているか 3.各到達度目標の達成度は、第1回試験・期末試験で問題を出題して評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
1.【重要】試験についての注意(特に過年度生) (1) 各試験の日程は、講義時、ピロティ掲示板等で事前に通知する。 (2) 試験は通常の講義時間外に行うこともある。 (3) ピロティ掲示板に掲載される情報に常々注意を払うこと。 2.不合格の場合は再履修すること。 3.休講、補講などに関しては、ピロティ掲示板での掲示物の指示に従うこと。 4.原則として欠席は認めない。授業への出席回数が6/7以上の者を成績評価対象者とする. 5.再試験を行った場合は、60点以上を合格とし、成績は60点とする. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育目標 (B-1) 数学や物理学等の自然科学に関する基礎知識を持ち、工学的課題に応用できる JABEE 基準1 (c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力 航空宇宙システム工学コースの学習目標 A. 現象を理解し,広い視野で総合的は判断が出来るようになるための基礎となる知識の習得(理数系基礎力「数学,物理学の基礎」,および工学系基礎力「数学,物理学の応用能力」を身につける.) E. 自発的,継続的に学習する能力を習得 材料工学コース 学習目標の、C 工学基礎、に対応している。 JABEE基準1(2) (c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力、に対応している。 |
関連科目 /Related course |
線形代数(1年次前期必修科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
授業中に演習で解いた問題を復習し、さらに関連する教科書にある問題を、自主的に解答しておくこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |