開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 前期/First 1st Qt,2nd Qt |
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開講曜限/Class period | 他/oth |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義で実施 |
対象学科/Department | 全専攻 |
対象学年/Year | 1年,2年 |
授業科目区分/Category | 博士前期課程 大学院副専修科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択(MOT教育プログラムとして受講する際は、「技術開発基礎論A」「同B」「同C」から1科目1単位を必修としている) |
授業方法/Lecture or Seminar | 実習 |
授業科目名/Course Title | 技術開発基礎論A:土木環境建築系 |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 高宮則夫 |
時間割コード/Registration Code | SP156 |
連絡先/Contact |
清水一道(A227室 0143-46-5651 shimizu@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 清水一道(毎週火曜日(13:00~18:00)) |
更新日/Date of renewal | 2017/03/21 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
北海道の開拓と発展の歴史は,積雪と寒冷という厳しい自然条件からの克服であった。明治政府は外国の技術者を招聘し積極的に西洋の技術を導入し開拓を行った。また,戦後は,これまでにない壮大な北海道総合開発計画を立案し,その確実な寒冷地型の施策の実施と技術により今日の北海道へと発展させてきた。 この講義では北海道の中心都市である札幌市の寒冷地施策に注目して、都市施設の改造、道路・橋梁等のインフラ整備、さらには雪対策施設整備に係る実際に行ったプロジェクトをテーマとして、学生はプロジェクトにおける実践的な「事業の立案方式」、「実施上での問題と課題」、「解決策の見出し」、「供用後の問題」等について触れ学ぶ。また、世界で最も先進的な札幌市の除雪事業について工学的視点から問題や課題を捉え、今後の除雪事業の在り方について学ぶ。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1)積雪寒冷地という厳しい自然条件下での北海道・札幌市の歴史的発展を理解する 2)寒冷地都市のインフラ整備の在り方を学び理解する。 3)プロジェクトの事業化の方式を学び理解する。 4)プロジェクトの実施における総合的なマネジメントの重要性を学び理解する。 5)施設供用後の問題について議論し解決策を学ぶ。 6)札幌市の除雪事業を工学的視点から学び理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);12時間 1回目 授業の基本方針、シラバスの説明等、札幌の歴史的変遷 2回目 札幌の地形特性と都市の発展 3回目 近代都市の誕生とインフラ整備 4回目 都市施設整備プロジェクト(札幌駅北口広場、地下歩行空間等) 5回目 道路・橋梁のインフラ整備(ミュンヘン大橋、幌平橋架橋等) 6回目 雪対策計画及び施設整備プロジェクト 7回目 次代の都市ビジョン(プロジェクト) 8回目 全体(課題)のまとめ ※演習資料は全て配布します。 ※授業内で小テスト(15分)をします。 |
教科書・参考書に関する備考 |
特に指定しない。講義時に必要な資料を適宜配布する。 教材は、必要な際に、授業で指示する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・出席日数は、2/3(6日)以上とする。 ・授業内の小テスト(40点)と期末課題(60点)で評価する。 ・期末課題レポートの未提出者は不合格とする。 |
履修上の注意 /Notices |
①授業内の最後に、当日の演習内容についての復讐小テストを行うので、授業に集中すること。 ②授業は、講師からの一方通行ではなく対話形式で進めて、問題点を発見し議論する。 ③授業の資料は、講師の実践経験からのものであり、質問や疑問を大いに受ける。 ④除雪はこれまで経験学でのみで実践されてきた。本授業では工学的な見地から捉え、新たな除雪事業を学生とともに考える。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・実学を学ぶ姿勢でぜひ受けてほしい。 ・技術者の仕事とは何か、また、楽しさ、やりがいのあること知る機会になる。 ・都市のインフラを再発見する気持ちになる授業である。 ・雪(除雪)の見方が変わる授業である。 ・今後の、都市のインフラの在り方を学ぶ授業である。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、に対応している。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |