授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金 /Fri  夜1,夜2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科(夜間主コース)
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title マルチメディア工学/Anatomy of the Life Through
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 倉重健太郎(情報電子工学系学科コンピュータ知能学コース)
時間割コード/Registration Code C8710
連絡先/Contact 倉重健太郎(V204
0143-46-5489
kentarou[at]csse.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 倉重健太郎(水曜日 16:30-17:00)
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
文字,音声,グラフィック(静止画、動画)などの複数の情報伝達媒体(メディア)を統合して扱うマルチメディア技術は,社会の至る所で目にすることができる.本講義では,マルチメディアシステムを実現するための個々の要素技術や,情報の提示法について概観する.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.マルチメディアの要素技術(音声,画像の圧縮技術,認識技術など)について理解を深める(理解力).
2.符号化・複合化について理解し,計算を行うことができる(計算力).
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間

第1回 マルチメディアとはなにか
第2回 文字情報:文字情報の基礎
第3回 文字情報:ハフマン符号,フォント,XML
第4回 音声情報:音声情報の要素、PCM、データ量
第5回 音声情報:圧縮:DPCM、ハフマン符号、DCT
第6回 画像情報: 画像の要素 デジタル化,データ量
第7回 画像情報: ファイル形式:JPEG,そのほか
第8回 画像処理と動画 : 概論
第9回 画像処理と動画 : 濃度変換と鮮鋭化
第10回 画像処理と動画 : 幾何学的変換
第11回 画像処理と動画 : 動画像情報
第12回 CG:CGとはなにか
第13回 CG:3次元CGの情報処理
第14回 CG:レンダリング
第15回 画像処理と動画像情報(5)(試験)

・授業時間内に指示する項目についてあらかじめ予習したうえで授業に参加してください.
教科書
/Required Text
マルチメディアビギナーズテキスト 松本紳, 小高和己著  東京電機大学出版局 2001(ISBN:4501533102)
成績評価方法
/Grading Guidelines
期末試験の結果によって評価し,100点満点中60点以上を合格とする.

各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標1. 論述問題を出題し,達成度を評価する.
目標2. 計算問題を出題し,達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
・指定した教科書を必ず持参すること.
・不合格の場合は再履修すること.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
・マルチメディアは非常に進展の速い分野です.このため,本講義の目的は多岐に渡るマルチメディア関連用語を暗記することではなく,マルチメディア技術の考え方に対する理解を深め,将来新たな技術が確立されたときにも対応できる本質的な力を身につけることにあります.
・マルチメディア技術は,情報の送り手の意図通りに,受け手が理解・操作できなければ意味がありません.このため,実際にユーザインタフェースの開発や,音声・画像データの情報圧縮などの研究を行う際には,情報の受け手(人間)の動作・知覚特性を理解することが重要です.本講義では,各マルチメディア要素技術と人の知覚特性との関わりについても解説します.
・試験では記憶力よりもむしろ,資料を調べる力,および調べた情報を統合して論述する力を評価しますので,マルチメディア技術の「考え方」を身につけられるよう講義に臨んで下さい.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業科目は「情報システム学コース」および「コンピュータ知能学コース」の学習目標の以下の項目に対応している.
[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける.
関連科目
/Related course
履修の必須要件となる科目はないが,講義「プログラミング」の内容(Cプログラミング)を理解していることが望ましい.また,音声・画像情報処理の具体的方法に関しては,講義「ディジタル信号処理」の内容(離散フーリエ変換、標本化定理)と密接に関連している.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
該当なし
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
授業内のキーワード・関連事項に関して適宜インターネットを使用した調査時間を設けている.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし