授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 夜1,夜2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科(夜間主コース)
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 現代社会と情報工学/Information Technology and Today's World
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 永野宏治(情報電子工学系学科情報システム学コース)
時間割コード/Registration Code C8608
連絡先/Contact 永野宏治(46-5420
nagano(at)mmm.muroran-it.ac.jp
スパム対策のため@を(at)で表記しています。)
オフィスアワー/Office hours 永野宏治(月曜日17:00-18:00)
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
新しい情報化社会への変化、さらに来るべき社会で必要となる技術や価値観などを社会的・国際的な視点から理解し、以下の4点から情報工学を習得する。
(1)現代社会の中での情報工学技術者の倫理問題
(2)情報セキュリティの本質とその枠組み
(3)知的財産権としての著作権の根本理念
(4)情報通信技術が社会に与える影響
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.現代社会の動きについて考えることができる。
2. 情報倫理の観点から,著作権と情報セキュリティの概要を論述できる。
授業計画
/Course Schedule
授業時間(実時間):90分×15回=22.5時間
第1週 授業の進め方と技術者の責任,人類の発展について。
第2週 計算機の発展と現代社会の変化(インターネット・半導体工学・OSの発展)(第3章)
第3週 現代の情報社会がもたらす問題(第1,2章)
第4週 技術文書の書き方(参考書のウェブサイト)
第5週 情報通信技術が社会に与える影響の調査
第6週 技術文書の書き方の演習
第7週 情報通信技術が社会に与える影響の調査の発表
第8週 技術者倫理と研究不正行為(第9章)
第9週  技術者倫理に関する演習 
第10週  インターネットの構造(第7章)
第11週 著作権(第9章)
第12週 著作権に関する演習
第13週 情報セキュリティ  暗号の歴史   (第9章)
第14週 現代の暗号技術  (第9章)
第15週 授業のまとめ、期末試験


自己学習の取組:
自己学習として,次週に学ぶ内容について,レポートとして提出すること。
自作した問題とその解答は,ウェブにある書式に従って提出すること。
教科書
/Required Text
コンピュータ概論 : 情報システム入門 = Introduction to computer and information systems 魚田勝臣編著 ; 渥美幸雄 [ほか] 著  共立出版 2014(ISBN:4320124049)
参考書等
/Required Materials
鈴木さんにも分かるネットの未来 川上量生著  岩波書店 2015(ISBN:4004315514)
インターネット社会を生きるための情報倫理 情報教育学研究会・情報倫理教育研究グループ著  実教出版 2008(ISBN:4407330317)
ネットワークはなぜつながるのか : 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識 戸根勤著  日経BP社 2007(ISBN:4822283119)
暗号解読 サイモン・シン [著] ; 青木薫訳  新潮社 2007(ISBN:410215972X)
暗号解読 サイモン・シン [著] ; 青木薫訳  新潮社 2007(ISBN:4102159738)
暗号技術入門 : 秘密の国のアリス 結城浩著  ソフトバンククリエイティブ 2008(ISBN:4797350997)
情報セキュリティ読本 : IT時代の危機管理入門 情報処理推進機構(IPA)編著  実教出版 2013(ISBN:4407330767)
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標1:期末試験の成績と発表会の発表内容で評価します。
到達度目標2:期末試験の成績で評価します。
評価は期末試験の成績100点満点の中で、60点以上を合格とします。  
自己学習のレポートを10回提出することを,成績評価の条件とします。
履修上の注意
/Notices
不合格者は原則的に再履修とします。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
情報技術は私たちの生活に大きく影響を与えています。
知識を単独としないで,それらの知識のネットワークを自分の中で作ってください。
その知識のネットワーク作りが勉強です
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業科目は情報電子工学系学科の学習目標の以下の項目に対応している。
人[社会的視点]社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。
技術者[技術者倫理]環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。
関連科目
/Related course
「技術者倫理」「情報関連法規」「情報ネットワーク」などが関連します。  
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
予習をMoodleに提出させて、授業に臨ませている。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
情報通信技術が社会に与える影響をグループで調査させている。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
新聞記事等を調査して、情報通信技術について学ばせている。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%