開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 木 /Thu 夜3,夜4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 夜間主コース |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 線形空間入門(情電・夜) |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 桂田英典(学部) |
時間割コード/Registration Code | C8503B |
連絡先/Contact | 桂田英典(hidenori@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 桂田英典(火曜日16:00-18:00) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/25 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
数ベクトル全体の集まりは数ベクトル空間と呼ばれる。数ベクトル空間は一般的なベクトル空間の概念に抽象化され、数学のあらゆる分野で使われている。 ベクトル空間の間の線形写像は行列で表すことができるという重要な事実がある。特に、ある数学的対象のなすベクトル空間Vの性質を調べるには、V上の“よい”線形変換の性質を調べることが有効である。その際、対応する正方行列の固有値や固有ベクトルが重要な役割を果たす。また、内積をもつベクトル空間を内積空間というが、そこで得られる特別な行列は際だった性質を有するので広範に用いられている。 この講義では、ベクトル空間、線形写像、固有値・固有ベクトル、行列の対角化、内積空間等についての基礎を習得してもらうことをねらいとする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) ベクトル空間の議論、特に基底の概念をよく理解し、与えられた条件から部分空間の基底を求めることができる。 (2) ベクトル空間に基底が与えられているとき、線形写像を行列で表すことができ、また像や核を求めることができる。 (3) 線形変換の固有値・固有ベクトルを求めることができる。 (4) 行列の対角化ができる。 (5) 内積空間において、正規直交基底を構成することができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 教科書の第4章~第6章(1年次前期科目「線形代数」の続き)を解説する。 ※順序が入れ替わったり、内容が若干変更になることもある。 ●ベクトル空間 1.ベクトル空間の定義 2.基底と次元 3.基底の変換 4.部分空間の定義と例 5.直和 ●線形写像 6.線形変換 7.表現行列 8.中間試験 9.固有値と固有ベクトル 10.行列の対角化 11.内積空間 ●内積空間 12.内積空間 13.グラム‐シュミットの直交化法 14.関数の空間における内積 15.その他の話題など 16.定期試験 教科書の該当部分(授業時間内に指示する)を予め理解した上で 授業に参加すること。 |
教科書 /Required Text |
線形代数、学術図書出版(学内限定)、桂田、竹ヶ原、長谷川、森田著(ISBN:9784780604672) |
参考書等 /Required Materials |
入門線形代数 三宅敏恒著 培風館 1991(ISBN:9784563002169)
線形写像と固有値 石川剛郎 [ほか] 共著 共立出版 1996(ISBN:4320015193) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
1)原則として1~4の到達度目標を中間試験(筆記試験40点満点),定期試験(筆記試験60点満点)で評価する.合格は60点以上とする. 2)上記以外に1~4の到達度目標をレポート(80%)筆記または口頭試験(20%)と組み合わせた試験により定期試験を免除することがある.詳細は講義時に述べる. |
履修上の注意 /Notices |
再試験はおこなわない.不合格となった者は再履修とする. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
情報電子工学系学科夜間主コースの学習目標 「情報電子技術者[情報電子基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」 |
関連科目 /Related course |
線形代数(1年次前期必修科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
主体的学習を促すため,少し難しめの問題をチャレンジ問題と称して学生に提出し,その出来具合により定期試験を免除する評価方法を導入する. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |