授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金 /Fri  5 , 金 /Fri  6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 情報通信システム工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 情報符号理論/Information and Coding Theory
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 長谷川弘治(情報電子工学系学科情報通信システム工学コース)
時間割コード/Registration Code C4714
連絡先/Contact 長谷川弘治(教員室:7号館4階 Y403 
連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください.
電子メール:本人かどうか確認できないので,使用しないでください.Moodleの会話を利用してください.
なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します.
khasegaw@大学共通アドレス
)
オフィスアワー/Office hours 長谷川弘治(Moodle のお知らせに記載しています.
情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,http://www.muroranit.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.htmlを参照して下さい. )
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
シャノンの情報理論を学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の項目が、具体的な例を示しながら説明できる。
1.情報量(20%)
2.情報源符号化(20%)
3.通信路符号化(30%)
4.線形符号(30%)
授業計画
/Course Schedule
22.5時間(90分×15回=22.5)
1週 シラバスの説明,情報理論の概要
2週 確率論(pp.9-22) (復習課題1)
3週 情報量とエントロピー(pp.24-32)(復習課題2)
4週 情報源のモデル( p.20,21,33,34)(復習課題3)
5週 問題演習1
6週 情報源符号化(pp.36-40)(復習課題4)
7週 クラフトの不等式,情報源符号化定理(pp.41-48)(復習課題5)
8週 シャノン・ファノ符号,ハフマン符号(pp.49-61)(復習課題6)
9週 問題演習2(課題レポート1)
10週 通信路容量1(デジタルpp.62-68)
11周 通信路容量2(例題とアナログpp.68-71)
12週 通信路符号化(pp.72-80)
13週 離散信号の誤り検出法(pp.81-88)
14週 線形符号(pp.89-95)
15週 問題演習3(課題レポート2)
16週 定期試験

教科書の該当部分を事前に読み,内容の大筋を知った上で,講義に参加してください.
講義中に皆さんに質問します.
前半部分は,計算手順に習熟するとともに
理解を深めるために解くべき問題を指定します.
教科書
/Required Text
内匠逸編著「情報理論」オーム社 2,300円(税別)(ISBN:9784274209260)
参考書等
/Required Materials
今井秀樹著,「情報・符号・暗号の理論」,コロナ社(ISBN:9784339018356)
平田廣則著「情報理論のエッセンス」オーム社 (ISBN:9784274216039)
稲井寛著「はじめての情報理論」 森北出版 (ISBN:9784627849112)
教科書・参考書に関する備考 教科書の内容は,標準的なものです.
簡潔に書かれている本なので,自分なりに考えてみることが必要です.
今井先生の本は,標準的な教科書で,本講義内容よりも本格的な記述になっています.
平田先生の本は,本文と問題を対応づけて学習すると,理解が深まります.
稲井先生の本は,式の導き方の説明が懇切丁寧なので,自力で式を導けない場合に参考にしてください.
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験(60%)ならびに2回の課題レポート(40%)で評価し,100点満点中60点を合格とする.再試験は行わない.
全達成度目標は,課題レポートと定期試験において,計算問題を出題し,達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
課題提出は,moodleを使用します.登録キーは,講義の1回めに連絡しますので,
各自moodleに登録してください.
質問は,moodleを利用するか,オフィスアワー(指定した時間.教員室前とmoodleのお知らせに掲示)
にしてください.
授業計画に変更がある場合には, moodleならびに講義中に連絡します.
再試験は行ないません.課題が未提出の場合には,評価を欠としますので,必ず期限内にmoodelの該当箇所にファイルをアップロードしてください.
不合格者は、再履修となります.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
情報理論は通信工学の基礎科目であり,
通信を学ぶ課程では必須の科目です.
用語の定義など,情報理論の考え方を理解してください.
なお,数式が多いので, 数式の意味を自分なりに解釈する努力が,
考え方の理解につながります.
この科目を学ぶと情報の表現に使用される符号化など
の基礎が理解ができます.
通信関係の基礎科目では, 初等的な確率の知識(高等学校の数学A程度)が必須です.

学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学科学習目標の
(B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
に付随的に関与する.
関連科目
/Related course
情報リテラシー演習,情報メディア基礎(情報),プログラミング演習,計算機工学I,計算機工学II
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義前の予習(教科書の指定した範囲)と復習(指定した演習問題の解答).2回の課題レポートは,定期試験の問題と同程度の難易度である.課題により理解度を確認する.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし