授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 5 水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 応用数理工学/Applied mathematical Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 黒木場正城(学部)
時間割コード/Registration Code C4618
連絡先/Contact 黒木場正城( kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp(緊急時のみ) / Q411室(通常))
オフィスアワー/Office hours 黒木場正城( 水曜日15:00-16::30)
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
工学で重要な役割をはたす複素解析にかかわる内容を講義する。複素関数の微分法と積分法について理解すること.正則関数の積分については、特に留数定理を理解し計算できることを目的とする.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.複素数の初等関数の定義を認識し,その導関数を求めることができる.
2.正則関数とコーシー・リーマン方程式を理解し、複素関数を計算できる.
3.定義により複素関数の積分を計算できる.
4.コーシーの積分定理を理解する.
5.留数定理を適用して,実関数の積分を計算することができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間
1週目 : 複素数と複素平面
2週目 : 複素数列とその極限値
3週目 : 複素関数(1)
4週目 : 複素関数(2)
5週目 : 複素関数の極限値と微分係数
6週目 : コーシー・リーマン方程式と正則性
7週目 : 複素関数の積分とその性質
8週目 : 中間試験
9週目 : コーシーの積分定理
10週目: 複素数の級数
11週目: テイラー展開
12週目: ローラン展開
13週目: 留数定理
14週目: 留数定理と実定積分
15週目: 複素関数とリーマン面
16週目: 定期試験
各週に行なわれる授業に対して,各自、自己学習(予習・復習)の時間を設ける.
教科書
/Required Text
特に指定しない.
参考書等
/Required Materials
複素解析入門 原惟行, 松永秀章著 共立出版 2014(ISBN:9784320110908)
複素関数 表実著 岩波書店 1988(ISBN:4000077759)
キーポイント複素関数 表実著 岩波書店 1992(ISBN:9784000078641)
関数論 洲之内治男, 猪股清二共著 サイエンス社 1992(ISBN:4781906389)
複素解析と流体力学 今井功著 日本評論社 1989(ISBN:4535606013)
複素数30講 志賀浩二著 複素数30講 志賀浩二著 朝倉書店 1989(ISBN:4254114818)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
特に指定しない.
[参考書]
「複素解析入門」 原惟行, 松永秀章 著、共立出版
「理工系の数学入門コース5 複素関数」、表実 著、岩波書店
「キーポイント 複素関数」、表実 著、岩波書店
「工学基礎 複素関数論」、矢嶋徹・及川正行 著、サイエンス社
「改訂 関数論」、洲之内治男・猪股清二 著、サイエンス社
「流体力学と複素解析」、今井功 著、日本評論社社
「複素数30講」、志賀浩二 著、朝倉書店
[備 考]
特になし
成績評価方法
/Grading Guidelines
各到達度目標の評価方法は、中間試験、定期試験、演習レポートにおいて、計算問題、および論述問題を出題し、到達度を評価する.評価点は、中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で算出する.100点満点中60点以上を合格とする.
履修上の注意
/Notices
・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出すること.
・レポート演習問題を完全に解答していない答案,および氏名,出題日が
記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする.
・ 中間試験の掲示には注意すること.
・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること.然るべき理由で受験できない場合は、
教務事務に欠席届及び理由を証明できる書類を提出すること.
病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は
事故証明書の写しを提出すること.本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも
良いが、1週間以内に必ず連絡をすること.正当な理由の場合のみ、追試験等の
措置を講ずる.
・レポートの提出が良好で成績が50点以上60点未満の不合格者に対し、本人の申し出 により再試験を行うことがある.申し出のない再試験受験は認めない.
・再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする.
・再試験は必ず行なうものではない.本来の成績判定となる中間試験,定期試験で
努力を尽くすこと.
・メール,電話による連絡は一般には行なわない.
・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意する事.再試験日時の相談には応じない.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標
「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」
に対応する。
情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標
「情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。」
に対応する。
関連科目
/Related course
解析A,解析B,解析C,線形代数
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎回,講義の後に復習用の演習問題を課するので翌週にレポートとして提出すること.中間試験および定期試験は上記の演習問題の中から出題する.
Each lecture gives execirsises, so use them for review.The exam quastions are mainly taken from above exercises.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし