開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 月 /Mon 7 , 月 /Mon 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 確率・統計/Probabilities and Statistics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 塩谷浩之(情報電子工学系学科情報システム学コース) |
時間割コード/Registration Code | C4612 |
連絡先/Contact |
塩谷浩之(教育研究 9号館 V棟 V605 電子メール shioya (at mark) mmm.muroran-it.ac.jp ※at markを@としてください 原則,メール連絡でお願いします。 ) |
オフィスアワー/Office hours |
塩谷浩之(水曜日 11:00-1200 ) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/25 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
あらゆる学問分野、産業分野で,調査,実験,観測などの様々なデータを数学的に扱うには, 確率と統計が必要となります.統計によりデータを整理・分析するための手法が提供され, 確率はその基礎的数理となります.この講義では,統計データ解析を行う際に必要となる 確率と統計の基礎を,この授業では扱います。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
データが重要な研究対象となる情報系分野において,確率統計は重要な基礎数理となります。基礎的なデータ思考力と数理構造を身につけるために,本授業では以下を目標とします。 目標1:確率に関する数学的の概念が説明し数理的な計算ができる。 目標2:重要な確率分布についての特性や性質を説明し数理的な計算ができる。 目標3:母集団,標本などの統計学で用いられている基礎的な概念や統計手法について説明し数理的な計算ができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
1)ガイダンス、確率入門 2)事象と確率 3)条件付き確率とベイズの定理 4)確率変数と分布:離散分布 5)分布関数と多次元分布 6)確率変数と分布:連続分布 7)正規分布、各種分布 8)前半まとめと中間試験 9)データ処理 10)統計的推定と尤度 11)正規母集団の推定 12)仮説検定 13)相関と回帰 14)確率統計総合 15)総合試験 ※出張等によって補講を行うこともある。さらには、演習による理解強化を促す場合に追加で補講を行うこともある。 ※総授業時間数(実時間);22時間30分(15回×90分) |
教科書 /Required Text |
概説確率統計 前園宜彦著 サイエンス社 2009(ISBN:9784781912349) |
参考書等 /Required Materials |
キーポイント確率・統計 和達三樹, 十河清著 岩波書店 1993(ISBN:4000078666)
スバラシク実力がつくと評判の確率統計キャンパス・ゼミ : 大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! 馬場敬之, 久池井茂著 マセマ出版社 2003(ISBN:4944178212) 確率論の基礎概念 A. N. コルモゴロフ著 ; 坂本實訳 筑摩書房 2010(ISBN:4480093036) 統計的推測とその応用 C.R.ラオ著 ; 奥野忠一ほか訳 東京図書 1986(ISBN:4489001746) |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] 今年度の教科書は、基本事項をまとめているものを採用しています。 よって、授業ではノートの作成が重要です。ノートなど授業受講状況を 個別点検することもあります。 [参考書] 確率統計のあらゆる本が参考になります。数学基礎ができている学生には教科書は そう難しくないはずです。 確率の王道の本としては以下があります。 「確率論の基礎概念 」(著) A. N. コルモゴロフ (訳) 坂本 實,ちくま学芸文庫 (1296円) ISBN-10: 4480093036 「統計的推測とその応用 」(著)C. ラオ,(訳)奥野 他,東京図書(8,388円) ISBN-10: 4489001746 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
目標1については,数学基礎を重視した計算・論述問題を出題し達成度を測る。 目標2については,分布の諸性質に関する計算・論述問題を出題し達成度を測る。 目標3については,統計基礎に関する計算・論述問題を出題し達成度を測る。 授業では,逐次小テストを行う。その取り組みを行っていることを,定期試験受験の必要条件とする。その要件を満たして,かつ,中間試験(50点満点)と定期試験(50点満点)の総合で60%以上で合格とする。再試験は、中間と総合試験の合計で全体の5割以上であったが、合格しなかった学生にのみ行う。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報電子工学系学科の情報システム学コースとコンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応しています. 情報技術者[情報基礎](数学と自然科学の基礎知識を身につける) . |
関連科目 /Related course |
線形代数,解析A,B,C,情報数学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
十分な予習を行っておくこと。授業時間の関係で詳解できないので自主的に行うこと。 小テストを実施するので、充分復習を行うこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当しない |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
該当しない |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |