授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水 /Wed  5 , 水 /Wed  6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システム工学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 演習
授業科目名/Course Title 工学演習Ⅰ/Exercise in EngineeringⅠ
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 大鎌  広(情報電子工学系学科情報通信システム工学コース),遠山  篤 (情報電子工学系学科電気電子工学コース),堀口順弘(情報電子工学系学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code C4607
連絡先/Contact 大鎌 広(Y405,0143-46-5527,ohkama@mmm.muroran-it.ac.jp)
遠山 篤 (E303, 0143-46-5509, toyama@mmm.muroran-it.ac.jp)
堀口順弘(F306, 0143-46-5552, nobu@mmm.muroran-it.ac.jp
)
オフィスアワー/Office hours 大鎌 広(火17:00-18:00,水17:00-18:00)
遠山 篤 (月18:00-19:00,火12:00-13:00)
堀口順弘(別に学科web等で掲示する
)
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
マイクロプロセッサを組み込んだ電子回路の作製とマイクロプロセッサのプログラミングを行うことで,マイクロプロセッサ組込み技術の基礎を習得する.
グループで作品を作製し,その発表を通してプレゼンやコミュニケーションの能力向上を図る.
また,電子機器開発の際にはコストを考慮することが必要であり,その素養を身につけるため,各電子部品の単価や自分の作品の部品総額を調べ,コスト削減について考察する.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 70% マイクロプロセッサの基本的なプログラムと基本的な入力/出力回路を設計・作製できること.またコスト削減について考察すること.
2. 30% グループで協力してプレゼン資料を作成し,プレゼンができること.
授業計画
/Course Schedule
総時間数1.5時間x15回=22.5時間

1週目 準備と各種電子部品
2週目 電子部品の基本的取扱い
3週目 LEDと論理回路
4週目 論理回路によるデバイスの駆動
5週目 マイクロコンピュータの組み立て
6週目 プログラムのコンパイルと書き込み
7週目 マイクロコンピュータによるLED駆動
8週目 アセンブラとレジスタとC言語
9週目 時間を待たせるプログラム
10週目 作品作製(構想、回路図)
11週目 作品作製(回路作製)
12週目 作品作製(回路チェック用プログラム作製)
13週目 作品作製(プログラム開発)
14週目 作品作製(発表資料)
15週目 作品発表会
自己学習:
・演習書の次回部分を読み,どこが理解しにくいか把握しておくこと.
・進行に遅れないように作品作成の自己学習が必要である.
参考書等
/Required Materials
電子工作のためのPIC16F活用ガイドブック 後閑哲也著 技術評論社 2004(ISBN:4774121312)
教科書・参考書に関する備考 参考書はPICを使った実際の電子回路の作り方に関する解説書です
成績評価方法
/Grading Guidelines
演習の過程および作品についての考察についての各自のレポート(70%)とグループで行う作品発表の内容(30%)で成績評価し,100点満点中60点以上を合格とする.
各到達度目標の評価方法は次のように行う.
目標1. レポートで達成度を評価する.
目標2. 発表内容で達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
グループで協力して行う作業が多いので一人が休むと他の人にも迷惑がかかります.欠席しないでください.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
今の自分の能力で何が作れるか試す最初の演習です.自分はこれから何を学習したらよいのか,何をしたいのかを考える種にしてください.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
(D)実践的問題解決能力:情報を収集し,習得した知識を適用して,問題を分析し,与えられた制約条件のもとで問題を解決する方法を設計し,実施のための計画を立て,開発・実験することができる能力を修得する.
に主体的に関与する.
(F)チームワーク力:グループで問題に取り組み、結果について議論し、まとめることができる能力を修得する.
に主体的に関与する.
(E)表現能力:自分の意見を論理的に整理し、わかりやすく説明することができる能力を修得する.
に付随的に関与する.
(G)自発的・継続的学習能力:様々な課題について調査し、自ら解決する努力をし、得られた結果について検討・見直しを行うことにより改善していくことができる能力を修得する.
に付随的に関与する.
関連科目
/Related course
フレッシュマンPBLセミナーとプログラミング応用演習が基礎として関連する.
発展として工学演習II,電気電子工学実験A,工学演習IIが関連する.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
演習書は第1回めに配布するので,予習をしてきて望んでください..
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
15回全てにおいて組み込みコンピュータ付き電子回路の作製をグループ単位で行います.
最後の第15回には各グループでプレゼンを行います.また作製した回路やプログラムについての解説や考察とコストについての調査と考察のレポートを提出していただきますj.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
各グループで相談しながら,自らが策定した仕様の組み込みコンピュータ付き電子回路の作製を行い,現実的な工学的解決策を考えていくことになります.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超