授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火 /Tue  5 , 火 /Tue  6 , 金 /Fri  3 , 金 /Fri  4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システム工学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義及び演習
授業科目名/Course Title 電磁気学Ⅱ/Electromagnetics Ⅱ
単位数/Number of Credits 3.0
担当教員名/Lecturer 酒井  彰(情報電子工学系学科情報通信システム工学コース),武内 裕香(情報電子工学系学科電気電子工学コース),中根英章(情報電子工学系学科電気電子工学コース),堀口順弘(情報電子工学系学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code C4601
連絡先/Contact 酒井 彰(E202, 0143-46-5547,  sakai@mmm.muroran-it.ac.jp)
武内 裕香(A138, 0143-46-5559, yuka0122@mmm.muroran-it.ac.jp
)
中根英章(F305, 0143-46-5548, nakane@mmm.muroran-it.ac.jp)
堀口順弘(F306, 0143-46-5552, nobu@mmm.muroran-it.ac.jp
)
オフィスアワー/Office hours 酒井 彰(別に学科Web等で掲示する )
武内 裕香(別に学科web等で掲示する。)
中根英章((月曜日 16:00~17:30,水曜日 14:00~15:30))
堀口順弘(別に学科web等で掲示する
)
更新日/Date of renewal 2017/09/25
授業のねらい
/Learning Objectives
電磁気学は電気電子工学の基礎といえる科目である。特に時間的に変動する電界や磁界は、電力から通信に至るまで電気の関係するあらゆる技術分野における基本である。電磁気学IIでは磁気現象および、時間変動する電磁場を重点に扱い、講義と演習を通じて学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1 電流による磁界、時間的に変動する磁界の概念を理解し、電磁気現象を正確に説明できる。(知識力20%)2 電流による磁界、時間変動する磁界による電磁誘導およびインダクタンスに関する公式、を理解し、問題を解くことができる。(計算力60%)
3 真空中および物質中の電界、磁界がマクスウェルの方程式としてまとめられることを理解し、マクスウェルの方程式に基づいた電磁場の論証を適切に展開できる。(理解力20%)
授業計画
/Course Schedule
総時間数:1.5時間×29回=43.5時間
この授業計画は授業と対応する演習が含まれています。そのため、授業内容は予習することを前提にしていますので、必ず予習をすること。授業に続く演習での課題を課していますので、授業内容の復習が演習への予習となります。さらに、演習では小テストで課題の到達度を評価しますので、授業内容の予習、復習が必須となります。

1. ガイダンス、磁気力,ガウスの法則:講義
2. アンペールの法則:講義
3. ビオ・サバールの法則:講義
4. ガウスの法則~ビオ・サバールの法則:演習
5. 磁界内の電流に働く力(アンペールの力):講義
6. 磁界内の電流に働く力(アンペールの力):演習
7. 磁界内の電流に働く力(ローレンツ力):講義
8. 磁界内の電流に働く力(ローレンツ力):演習
9. 磁荷と磁界、磁気双極子:講義
10. 磁荷と磁界、磁気双極子:演習
11. 磁荷と磁界、磁位:講義
12. 磁荷と磁界、磁位:演習
13. 磁性体:講義
14. 磁性体:演習
15. 中間試験
16. 電磁誘導:講義
17. 電磁誘導:演習
18. 運動する回路内の起電力:講義
19. 運動する回路内の起電力:演習
20. インダクタンス:講義
21. インダクタンス:演習
22. 電界と磁界の法則、変位電流:講義
23. 電界と磁界の法則、変位電流:演習
24. マクスウェルの方程式(積分形):講義
25. マクスウェルの方程式(積分形):演習
26. マクスウェルの方程式(微分形):講義
27. マクスウェルの方程式(微分形):演習
28. 電磁波、電磁波のエネルギー:講義
29. まとめと質問
30. 期末試験
教科書
/Required Text
斉藤幸喜、宮代彰一、高橋清著「新版 電磁気学の基礎」森北出版(ISBN:9784627734128)
電磁気学担当教員グループ編「電磁気学演習-2016-」
参考書等
/Required Materials
長岡洋介著「電磁気学I」岩波書店(ISBN:4000076434)
長岡洋介著「電磁気学II」岩波書店(ISBN:4000076442)
山口昌一郎著「基礎電磁気学」電気学会(ISBN:886862292)
成績評価方法
/Grading Guidelines
60点以上を合格とする。成績は定期試験週間に行う期末試験(40%)と学期半ばに行う中間試験(30%)、および毎回の演習時に行う小テスト(またはレポート)(30%)により100点満点で評価する。
目標1 中間試験、期末試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2 小テスト、中間試験、期末試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標3 小テスト、中間試験、期末試験において論証問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
内容の継続性から電磁気学Iを履修済みであることが望ましい。なお、本科目は授業と演習からなり、それぞれ週1回(計2回/週)開講される。また、1学年を2つのグループに(演習では4グループに)分けて、並列開講する。再試験は実施しない。不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この科目は、当学科両コースの学習目標のうち、
B. (電気電子工学分野の基礎)電気電子工学分野の基礎知識を習得し、その背景を理
解し、定量的に計算できる能力を修得する。
に主体的に関連し、
C. (応用力)習得した知識を種々の問題に応用し解くことができ、結果について理論
的考察と定量的評価を行うことができる能力を修得する。
G. (自発的・継続的学習能力)様々な課題について調査し、自ら解決する努力をし、
得られた結果について検討・見直しを行うことにより改善していくことができる能
力を修得する。
に付随的に関連する。
関連科目
/Related course
基礎電磁気学(必修)、電磁気学I(必修)、電子物性(必修)、電気電子工学実験A(必修)、電磁気III(必修)、電気電子材料(選択)、半導体工学(選択)、光エレクトロニクス(選択)、無線伝送工学(選択)、高電圧工学(選択)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
演習を行った内容に対して、毎回小テストを実施するので十分予習と復習
を行うこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし