開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 火 /Tue 5 , 火 /Tue 6 , 火 /Tue 7 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department |
応用理化学系学科 応用化学コース |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実験 |
授業科目名/Course Title | 生物工学実験(応化コース) /Bioengineering and Technology |
単位数/Number of Credits | 1.5 |
担当教員名/Lecturer | 徳樂清孝(応用理化学系学科バイオシステムコース),島津昌光(応用理化学系学科バイオシステムコース) |
時間割コード/Registration Code | C3711 |
連絡先/Contact |
徳樂清孝(U204、TEL:0143-46-5721、tokuraku(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
島津昌光(N311、TEL:0143-46-5769、simazu(at)mmm.muroran-it.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours |
徳樂清孝(木曜日 13:00~15:00)
島津昌光(火曜日と金曜日 9:30-11:30) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/25 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
酵素工学実験、環境工学実験、微生物工学実験、遺伝子工学実験と生物工学に関連した基礎実験に幅広く取り組むことで、生物工学に関する基本的技術を修得し、またその基本原理の理解を図る。さらに、実験に取り組みその成果を報告書にまとめる過程を通して、継続的に学習する能力、情報検索能力、論理的思考力とコミュニケーション能力、実際的な応用能力を身につける。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) 実験内容を理解し、その原理を説明できる。(20%) (2) 実験で使用する装置や器具について理解し、これらを使用してデータを取得できる。(20%) (3) データを論理的に解釈し、結論を導きだすことができる。(20%) (4) 必要な科学情報を入手し、その情報と実験結果をまとめ考察することができる。(20%) (5) 実験に真摯に取り組み、他の学生と協力しながら、実験を遂行できる。(20%) |
授業計画 /Course Schedule |
授業の総実時間数:33.75 時間 第1週目に実験書作成、実験概要説明、安全教育、レポート提出法等のオリエンテーションを行ない、2週目以降に以下の実験を行なう。 第1回実験:酵素工学実験 ~キモシンの温度依存性と牛乳の凝固~ 第2回実験:環境工学実験 ~希釈平板法による生菌数計測~ 第3回実験:微生物工学実験Ⅰ ~固定化酵母の作成とエタノール発酵~ 第4回実験:微生物工学実験Ⅱ ~Somogyi-Nelson法によるグルコースの定量~ 第5回実験:微生物工学実験Ⅲ ~アルコールデヒドロゲナーゼを用いたエタノールの定量~ 第6回実験:遺伝子工学実験 ~遺伝子組換え大腸菌によるGFPとβ―ガラクトシダーゼの発現~ 実験の前までに予習し、内容を把握しておくこと。 全ての実験課題でレポートの作成および口頭試問を行うが、それに向けて十分な自己学習をすること。 |
教科書・参考書に関する備考 | 第1週のガイダンスの際に実験書を配布する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
実験説明会、アンケートの日を含めて全ての日程に出席し、全てのレポートを提出することを単位修得の必須条件とする。 レポートは期限日までにTAおよび担当教員から口頭試問を含むチェックを受け、それに合格したものだけを最終提出することができる。 成績はレポート評価を50点、口頭試問を30点、実験態度を20点として、実験毎に100点満点で採点し、その平均点を最終評価とする。 なお、到達度目標(1)~(4)はレポートの点数で、(5)は実験態度の点数で評価する。 最終評価の成績が60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 /Notices |
生物学実験の特性上、サンプリングや実験結果の記録等を時間割の予定時間以外のところでも行う場合がある。実際にはこれらにかかる時間は短時間(10分程度)であるため、他の授業等には支障をきたさない予定ではあるが、もし都合の悪い場合は事前に担当教員と相談すること。 やむを得ない事情で欠席する場合は、すみやかに担当教員に連絡した上、学生便覧に従ってその事情を証明できる書類を添付した欠席届を教務グループ教務ユニットに提出すること。 不合格の場合は再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
十分に予習し、集中して実験に取り組み、レポートをしっかりとまとめあげることで、座学では身につけられない実務に必要な様々な能力を身につけることができます。真剣に取り組み、将来の糧としてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を修得する(2・3・4年)、(C):化学分野の技術革新に対応できるように、自ら継続的に学習する自己研鑽力と改善する能力を修得する、(F):科学技術の発信およびチーム行動に必要な論理的思考力とコミュニケーション能力を修得する、(G):新規の知識と既に有している知識を統合し、計画・実施するための手法を理解し実践する能力を修得する、に対応している。 JABEE基準1の(d):当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力、(e):種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(g):自主的、継続的に学習する能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。 |
関連科目 /Related course |
2年後期「生化学B」、3年前期 「微生物科学」、3年前期「遺伝子工学」、3年後期 「微生物工学」、3年後期 「環境生物工学」 |
備考 /Notes |
・時間割では火曜日と金曜日に生物工学実験と化学工学実験Bが計画されていますが、本年度は一部変更して、火曜日の5~7限目に生物工学実験、金曜日の5~7限に化学工学実験Bを実施します。 ・第1週目は講義室でガイダンスを行います。教室が決定したら、掲示板に貼付しますので、指示された教室に集合してください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・実験の予習を十分行っておくこと。 ・実験毎にレポートを課すので、期限までに提出すること。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・数名でグループを組むので、協力して実験に取り組むこと。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・これまでに学んだ知識を基礎とした実験に取り組むことで、総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |