開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 3,木/Thu 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科応用物理コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 物理数学/Mathematical Physics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 宮永滋己(応用理化学系学科応用物理コース),柴山義行(応用理化学系学科応用物理コース) |
時間割コード/Registration Code | C3619 |
連絡先/Contact |
宮永滋己(Y201 0143-46-5530 miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp) 柴山義行(K210,yshibaya@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
宮永滋己(水曜日 16:00~18:00)
柴山義行(前期:毎週火曜日:9:30~11:30) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
応用物理を理解する上で重要な数学的手法について講義・演習を行う。 応用物理で必要な数学を理解し,身につけることを目標とする。 現象を定量的に理解する上で必要となる,ツールとしての数学的知識を身につける。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.微分方程式を解くための基本的な手法を理解し,問題を解く力をつける。(理解力・計算力) 2.フーリエ級数・変換の概念を理解し,正しく応用できる。(理解力・応用力) 3.ラプラス変換を理解し,正しく用いることが出来る。(理解力・応用力) 4.確率・統計の意味・概念を理解する。(理解力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 1週 シラバス説明、1階微分方程式,変数分離形,同次形 教科書pp.1~9 2週 完全形,1階線形微分方程式,クレーローの微分方程式 教科書pp.9~19 3週 線形微分方程式,線形同次方程式 教科書pp.20~30 4週 線形非同次微分方程式 教科書pp.30~36 5週 演算子法,オイラーの微分方程式 教科書pp.36~44 6週 まとめと確認テスト 7週 初等関数のラプラス変換 教科書pp.45~50 8週 ラプラス変換の基本法則 教科書pp.50~58 9週 微分方程式の初期値問題・境界値問題 教科書pp.58~62 10週 微分方程式の級数解 教科書63~62,ガンマ関数 教科書pp.81~85 11週 フーリエ解析 教科書pp.99~117 12週 2変数の偏微分方程式 教科書pp.99~117 13週 確率と統計-1- 14週 確率と統計-2- 15週 確率と統計-3- (16週 定期試験) 適宜プリントを配布するので予習,復習をすること。 |
教科書 /Required Text |
微分方程式の基礎 水本久夫 培風館(ISBN:9784563005702) |
教科書・参考書に関する備考 |
図書館に「物理数学」関連の参考書が多数所蔵されています。 自分にあった本を見つけて下さい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験で,100点満点中60点以上を合格とする。 1~4の各到達度目標は定期試験、再試験または追試験にて,以下の様な問題を出題し評価する。 「理解力」は,選択式の問題や記述式の問題,または単純な計算問題 「計算力」は,基本的・代表的な解法を用いる微分方程式の計算問題 「応用力」は,複数の概念や解法を組合せる必要がある問題 |
履修上の注意 /Notices |
再試験は1回だけ行う。 不合格者は再履修すること。 定期試験を病気などの理由で受験できなかった者には追試験を行う(欠席届提出者に限る)。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
問題を解くことは理解を多いに助けます。演習や自習を通じて積極的に多くの問題を解くようにしてください。 試験の答案は,採点しやすいように見やすい解答(文字の丁寧さ・大きさや書き方)を心がけること。 汚い文字,小さすぎる文字では,採点は不可能です。また,計算過程がわかるよう,文章で説明すること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は,応用物理コースの学習・教育目標の(D)理工学基礎に対応している。また,Jabee基準1(2)の(c)数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力,(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力,(g)自主的,継続的に学習する能力に対応する 。 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては,1学年開講の解析学A,Bおよび2学年開講の解析Cを履修し,理解しておくことが必要。 「物理数学演習」の授業があるので,積極的に問題を解くことで,より理解を深めるよう努めてください。 今後の関連科目は,数学的素養が必要な全科目である。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
適宜小テストを実施する |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |