授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金 /Fri  1 , 金 /Fri  2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科 バイオシステムコースおよび応用化学コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 生化学B/Biochemistry B
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 徳樂清孝(応用理化学系学科バイオシステムコース)
時間割コード/Registration Code C3613
連絡先/Contact 徳樂清孝(U204、TEL:0143-46-5721、tokuraku(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 徳樂清孝(木曜日 13:00~15:00)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
生化学は生命・生理現象を化学的側面から研究する学問である。生化学Bでは代謝に焦点をあて、生体物質が酵素反応によりどのように合成・分解されるのか、エネルギー収支を考慮しながら全体像を理解することを目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1酵素反応の特徴および酵素反応速度論を理解し、生物反応の計量的評価に応用できる(25%)
2.糖質、脂質、アミノ酸、ヌクレオチドの代謝について理解し、説明できる。(25%)
3.クエン酸回路と電子伝達系および光合成について理解し、説明できる。(25%)
4.エネルギー獲得と利用の全体像を理解し、説明できる。(25%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数: 24時間

第1週 授業内容のガイダンスと基礎知識の確認(プリント)
第2週 酵素反応の特徴(pp.122-126およびプリント)
第3週 酵素反応速度論(pp.127-145)
第4週 酵素反応速度論に関する演習(プリント)
第5週 酵素活性の調節-補酵素とビタミン-(pp.148-163)
第6週 代謝とは(プリント)
第7週 糖質の代謝1-解糖とアルコール発酵-(pp.165-175)
第8週 糖質の代謝2-糖新生とペントースリン酸経路-(pp.175-186)
第9週 クエン酸回路(pp.187-195)
第10週 電子伝達系とATP生成(pp.196-206)
第11週 光合成(pp.207-228)
第12週 脂質の代謝(pp.229-248)
第13週 窒素同化とアミノ酸代謝(pp.249-265)
第14週 ヌクレオチドの代謝(pp.267-288)
第15週 全講義内容に関する演習(プリント)
第16週 定期試験

シラバスを参考に、教科書の該当部分を予め予習した上で授業に参加すること。
複数回の小テストを実施するので、予習復習を行うこと(小テストの内容および日程は授業の中で指示する)。
教科書
/Required Text
生化学 西川一八, 清水光弘共編 オーム社 2008(ISBN:9784274206047)
参考書等
/Required Materials
ヴォート基礎生化学 D. Voet, J. G. Voet, C. W. Pratt著 ; 田宮信雄 [ほか] 訳 東京化学同人 2014(ISBN:9784807908455)
細胞の分子生物学 Bruce Alberts [ほか] 著 ; 青山聖子 [ほか] 翻訳 ニュートンプレス 2010(ISBN:9784315518672)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点である。
100点満点で定期試験70点、小テスト30点(100点満点の小テストを複数回行い、そのの平均を30点満点換算する)の割合で評価する。

各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1. 小テスト、定期試験において論述問題および計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標2. 小テスト、定期試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標3. 小テスト、定期試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標4. 小テスト、定期試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
知識力、理解力、計算力などの向上を目指すため、適宜小テストを行うので十分復習しておくこと。
定期試験受験資格は80%以上の出席を条件とし、再試験は行わない。
不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
本講義内で扱う代謝は、生命維持に無くてはならない重要な生体反応です。各反応を単に暗記するのではなく、よく理解し、生命の奥深さを堪能してください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
 この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を習得する(2・3・4年)、に対応している。
 JABEE基準1の(d):当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力、に対応している。

関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、第1学年開講の生命科学、第2学年開講の生化学Aを履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は第3学年開講の遺伝子工学と生物工学実験である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
定期的に小テストを実施するので、復習を行うこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし