授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 月 /Mon  3 , 月 /Mon  4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 無機化学/Inorganic Chemistry
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 神田康晴(応用理化学系学科応用化学コース)
時間割コード/Registration Code C3601
連絡先/Contact 神田康晴(教員室: H402-2, 電話番号: 0143-46-5750, e-mail: kanda@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 神田康晴(月曜日12:00~13:00)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
無機化学は非常に多くの元素を扱う学問であり、これらが構成する化合物の性質には電子が強く影響を与えていることが知られている。本講義では、無機化合物を構成する元素と化学結合、元素の反応性などの特徴について理解を深めることを目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)基礎的な原子の構造と性質の理解ができる(25%)
(2)基礎的な化学結合の理解ができる(25%)
(3)原子・分子サイズからマクロな物質の構造や反応性を考えることができ、それらに基づいた溶液、錯体、固体などに関連した無機化学を理解する力を養う(50%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:24時間(実時間)

1.  原子の構造と周期表(1章)
2.  化学結合1 イオンの生成とイオン結合、金属結合(1~2章)
3.  化学結合2 共有結合と分子の構造(2章)
4.  元素の性質と化合物1 水素、希ガス、アルカリ金属、アルカリ土類金属(3章)
5.  元素の性質と化合物2 13、14族元素(3章)
6.  元素の性質と化合物3 15~17族元素(3章)
7.  元素の性質と化合物4 遷移金属(3章)
8.  中間試験
9.  溶液の化学 酸と塩基(4章)
10. 錯体の化学1 錯体と結晶場理論(5章)
11. 錯体の化学2 錯体の電子状態と構造(5章)
12. 結晶構造(6章)
13. 固体の形態と電子構造(6章)
14. 環境と無機材料(8章)
15. 環境と無機材料(8章)
16. 定期試験

・講義中、演習問題を出すので、十分な予習・復習を行うこと。
教科書
/Required Text
無機化学 : その現代的アプローチ 平尾一之, 田中勝久, 中平敦著 東京化学同人 2013(ISBN:9784807908240)
参考書等
/Required Materials
基本無機化学 荻野博, 飛田博実, 岡崎雅明著 東京化学同人 2006(ISBN:4807906259)
無機化学 Geoff Rayner-Canham, Tina Overton著 ; 西原寛, 高木繁, 森山広思訳 東京化学同人 2009(ISBN:9784807906840)
教科書・参考書に関する備考 補助資料としてプリントを配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
講義内で行う演習問題など(20%)と中間および定期試験(計算問題、論述問題など、80%)により成績および到達度目標を評価し、60点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
原則として、再試験は行わない。不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
基礎化学の教科書に記載されている原子の構造と周期表(第2、3講)、化学結合(第6、7講)は無機化学の基礎知識として非常に重要であるため、受講前に再確認することを勧める。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を修得する(2・3・4年)に対応している。
応用物理コースプログラムの(F)応用物理専門能力の達成に寄与する。
JABEE基準1の(d):当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力に対応している。
関連科目
/Related course
基礎化学、物理化学実験、物理化学、分析化学実験、分析化学など
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
理解度を確認するため、講義中に小テストを行う。講義時間内に理解できなかった場合は、十分な復習をすること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし