授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金 /Fri  7 , 金 /Fri  8 , 金 /Fri  9 , 金 /Fri  10(隔週)
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 実験
授業科目名/Course Title 化学実験(隔週)(応理)/Laboratory Work in Chemistry
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 島津昌光(応用理化学系学科バイオシステムコース),関  千草(応用理化学系学科バイオシステムコース)
時間割コード/Registration Code C3506
連絡先/Contact 島津昌光(N311、TEL:0143-46-5769、simazu(at)mmm.muroran-it.ac.jp
)
関 千草(H208、0143-46-5751、
chigusa(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 島津昌光(火曜日と金曜日 9:30-11:30)
関 千草(火曜 11:00-12:00、金曜 11:00-12:00、
その他、在室時)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
化学実験では物質の認識・定量、合成、化学的・物理的特性の解明、および応用を目的とする実践的な学習の基本を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 各実験テーマに関して目的および理論を理解するとともに、得られた実験データを正しく評価する能力を養う。(50%)
(応用化学・バイオシステムコース学習目標A、応用物理コース学習目標D、E)
2. レポート提出を与えられた期限内に行うことを通して、実験結果および考察を正確かつ簡明にまとめて報告するという、技術者にとって必要な能力を身に付ける。(50%)
(応用化学・バイオシステムコース学習目標C、F、応用物理コース学習目標C)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間(実時間);24時間

第1週 実験ガイダンス
・実験を始めるにあたっての概要、レポートの作成・提出方法、および安全教育(器具・装置の取り扱い、化学物質による汚染や毒性に関する諸注意)に関する説明会を行う。

第2~15週(隔週) 実験テーマの実施
・予め決められたスケジュールに従って、以下の実験7テーマを行う。
1. イオン分析Ⅰ
2. 中和滴定
3. 有機合成反応
4. 化学反応速度
5. クロマトグラフィー
6. 酸化還元滴定
7. pHメーターの利用

*実験器具類の関係上、班分け・グループ分けを行ってスケジュールを組む。必ずしも1.から実験するとは限らない。

<自己学習に向けて>
・実験当日のテーマを前もって学習し、内容を把握しておくこと。
・全ての実験テーマに関してレポート作成を行うが、参考文献などを調べることにより、充分な自己学習をすること。
教科書
/Required Text
化学実験(2015改訂版) 担当教員 共編 昭和印刷
続 実験を安全に行うためにー基本操作・基本測定ー 化学同人編集部 化学同人 2017 (ISBN:9784759818345)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1)実験態度を30%およびレポート評価を70%として実験毎に100点満点で採点し、7回実験分の平均点を最終評価とする。
2)最終評価を受けるためには、6回以上出席し、かつレポート提出を行う必要がある。
3)遅刻または理由無き途中退出は減点する。30分以上遅刻した場合、その回は欠席扱いとする。
4)達成度目標1.~2.は、レポートおよび実験態度の点数で評価する。
5)最終評価の成績は100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
1) 不合格者は再履修となる。
2) レポートの提出期限を厳守すること。
3) 実習用保護メガネの装着を義務づける。また、試薬によっては汚れる可能性があるので、白衣の着用が望ましい。
4) 上履き、および手ぬぐいを持参すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
2年次のコース科目で行われる実験に繋がります。実験の原理などを調査して、
実験結果をまとめ、それを考察してレポート化するという習慣を身につけてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用理化学系学科
(応用化学コース・バイオシステムコース)
「(A)語学、数学、自然科学、及び情報技術等において、専門知識の修得に必要な基礎知識を修得する。【基礎力】」
「(C)化学または生物分野の技術革新に対応出来るように、自ら継続的に学習する自己研鑽力と改善する能力を習得する。【継続力】」
「(F)科学技術の発信およびチーム行動に必要な論理的思考力とコミュニケーション能力を習得する。【論理性・表現力】」

これはJABEE基準の
(c).数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
(f).日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
(g).自主的、継続的に学習できる能力
(h).与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
(i). チームで仕事をするための能力
に対応する。

(応用物理コース)
「(C)自らの考えや学習内容・研究成果などを論理的かつ明確に表現するように、
読み書きをふくめたプレゼンテーション能力を獲得する。」
「(D)技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎として、数学、
自然科学、情報科学を修得する。」
「(E)実験技術、機器利用方法を学び、課題に対する実験計画策定能力を習得する。」

これはJABEE基準の
(c).数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
に対応する。
関連科目
/Related course
(応用化学コース・バイオシステムコース)
2年次開講の物理化学実験、分析化学実験に関連する。

(応用物理コース)
2年次開講の応用物理学実験Aに関連する。
備考
/Notes
実習用保護メガネ(工大生協で購入できる);
ビーセーフ319 (矯正用メガネの上から装着可能)
ビーセーフ398 (裸眼の方用)
Vマックスゴーグル (密閉性高い)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
・各実験の理論、操作法、使用する試薬の物性などについて十分に予習を行っておくこと。
・実験結果をまとめ、考察してレポートを作成してもらいます。実験時にわからなかったことは調べておきましょう。
・レポートは添削して次回の実験時に閲覧できるようにしますので、内容を確認してください。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
実験ではグループで操作を行う。実験を進めるにあたって、相談しながら、グルーブのメンバーがそれぞれ実験を分担しながら行っているかを重視する。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
高校までの化学や基礎化学で学んだことを実践し、2年次の実験科目へとつながる知識を学習する。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満