授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火 /Tue  5 , 火 /Tue  6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 航空宇宙構造工学Ⅱ
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 境  昌宏(機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース)
時間割コード/Registration Code C2717
連絡先/Contact 境 昌宏(教員室;B307
TEL;0143-46-5377
e-mail;msakai@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 境 昌宏(月曜日 15:00~17:00)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
航空機や宇宙構造物には金属,セラミック,ポリマーなど様々な種類の材料が使用されている。材料の力学的性質や物理的・化学的特性はその材料の微細構造に依存している.本講義では,材料の微細構造について学び,材料の巨視的な力学的性質,物理的・化学的特性との関連性について修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.各種材料が取る原子間結合について説明できる。
2.金属の結晶構造について説明でき,結晶方位,結晶面の表記が出来る。
3.微細構造が取り得る材料欠陥について説明できる。
4.金属の強化機構について説明できる。
5.合金の状態図から合金構成相の種類,各相の組成,体積率が決定できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数;24時間
1週目 機械と材料
2週目 原子の構造
3週目 原子間結合
4週目 結晶性固体の構造①-金属の結晶構造-
5週目 結晶性固体の構造②-結晶系-
6週目 固体の中の不完全性①-点欠陥-
7週目 固体の中の不完全性②-線欠陥-
8週目 固体の中の不完全性③-面欠陥-
9週目 金属の力学的性質
10週目 転位と強化機構
11週目 合金の状態図①-定義と基本概念-
12週目 合金の状態図②-全率固溶型状態図-
13週目 合金の状態図③-2元共晶型状態図-
14週目 合金の状態図④-共析および包晶反応-
15週目 まとめ
16週目 定期試験

※授業時間内に小テストを実施するので,準備すること
参考書等
/Required Materials
航空宇宙材料学 塩谷義著 東京大学出版会 1997(ISBN:9784130628037)
機械材料工学 野口徹, 中村孝共著 工学図書 2001機械材料工学 野口徹, 中村孝共著 工学図書 2003(ISBN:4769204191)
機械材料学 = Engineering materials 日本機械学会著 日本機械学会 2008(ISBN:9784888981699)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点である。定期試験80%,授業で行う小テスト20%の割合で評価する。

各到達度目標の評価方法は,次のように行う。
目標1.小テスト,定期試験において目標1に該当する問題を出題し,到達度を評価する。
目標2.小テスト,定期試験において目標2に該当する問題を出題し,到達度を評価する。
目標3.小テスト,定期試験において目標3に該当する問題を出題し,到達度を評価する。
目標4.小テスト,定期試験において目標4に該当する問題を出題し,到達度を評価する。
目標5.小テスト,定期試験において目標5に該当する問題を出題し,到達度を評価する。
履修上の注意
/Notices
①全講義回数の2/3以上の出席が必要(2/3に満たないものは未履修とみなす)。
②授業の最後に,理解力をみるための小テストを行います。この結果も評価に入ります。
③授業中の質問は大歓迎です。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付けます。
④授業の変更や緊急時の連絡は授業中またはe-mail,掲示板で通知します(大学メールを携帯へ転送する設定を行っておくこと,設定方法は情報メディア教育センターのページにあります)。
⑤再試験は行わないので,不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
板書形式で講義を進めます。ノートを用意して講義に臨むこと。演習問題を解く際に関数電卓を使用することがあるので,関数電卓も持参のこと。なお,講義をしっかり聞いて真面目に授業に臨めば定期試験で必ず60点以上とれるはずです。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この科目は機械航空創造系学科航空宇宙工学コースの学習・教育目標の(B):航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の習得 に対応する
関連科目
/Related course
この授業の基礎となる科目:航空宇宙機の基礎,材料力学Ⅰ,材料力学Ⅱ
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし