開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水 /Wed 3 , 水 /Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科材料工学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 材料加工プロセス学 |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 安藤 哲也(機械航空創造系学科材料工学コース) |
時間割コード/Registration Code | C2618 |
連絡先/Contact | 安藤 哲也(K-612 / 0143-46-5647 / ando@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 安藤 哲也(火曜日 13:30〜15:00) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
ものづくり生産現場に密接に関わる講義であり,金属加工技術全般を学ぶ. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.金属の凝固過程を理解し,結晶の生成・成長について説明できるようになる. 2.鋳造工学を基礎としたものづくり方法をデザインすることができるようになる. 3.溶接工学を基礎とした加工法を理解し,最適な設計ができるようになる. 4.熱処理を基礎とした,冶金的な組織設計を説明できるようになる. 5.圧延加工による薄板製造法を,理論的な解析,冶金的な組織設計により説明できるようになる. 6.押出加工による棒・管・形材製造方法を,理論的な解析,冶金的な組織設計により説明できるようになる. 7.鍛造加工法について,塑性加工を基礎とした理論的な解析,冶金的な組織設計ができるようになる. 8.各種加工法を比較検討し,最適加工法を実例に基づき検討できるようになる. |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 24 時間 1週目 シラバスの説明,金属の凝固(核生成) 2週目 相平衡状態図と平衡分配係数,液相線こう配,定常凝固 3週目 組成的過冷の定義と臨界条件,および凝固界面組織 4週目 非平衡凝固,ミクロ偏析,マクロ偏析 5週目 Fe-C系複平衡状態図と鋳鉄の生成,溶解法 6週目 片状黒鉛鋳鉄,球状黒鉛鋳鉄,CV鋳鉄 7週目 アルミニウム合金鋳物,銅合金鋳物の分類とその特性 8週目 熱処理による組織変化 9週目 各種溶接法の概論,アーク溶接と溶接部の組織変化 10週目 固相接合,拡散接合,ろう接 11週目 熱間加工と冷間加工の役割と特徴 12週目 各種圧延法と圧延理論,圧延荷重の見積りとその演習 13週目 鍛造加工とプレス加工の理論と実際 14週目 押出加工の理論と実際 押出荷重,鍛造荷重の見積りとその演習 15週目 各種加工法のまとめと事例,到達目標の検証とフィードバック (16週目 定期試験) 講義の冒頭に前週学修内容の理解度を確認するための小テストを実施します.各人,小テストに備え復習に取り組むこと. |
教科書 /Required Text |
材料プロセス工学 井川克也 [ほか] 著 朝倉書店 1993(ISBN:9784254240139) |
参考書等 /Required Materials |
金属加工 日本金属学会編 日本金属学会 1986(ISBN:9784889030310)
よくわかる最新金属加工の基本と仕組み : 金属素材、塑性加工、機械加工の基礎知識 : 基礎と実務 田中和明著 秀和システム 2008(ISBN:9784798020860) 金属材料の加工と組織 森永正彦, 古原忠, 戸田裕之編 共立出版 2010(ISBN:9784320081642) |
教科書・参考書に関する備考 | 適宜,プリントを配布する. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
各到達度目標を達成度を評価するために,小テストおよび定期試験を実施し,100点満点中60点以上を合格点とする,それぞれの配分は,定期試験の成績(80%),小テスト(20%)とする.試験は記述式に加え計算問題も出題するため,関数電卓の使用を許可する(スマートフォンの関数電卓機能は使用不可).再試験を実施する場合も同様に評価をおこなう. |
履修上の注意 /Notices |
再試験を実施する場合があるが,それでも不合格の場合は再履修すること. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
ものづくりの楽しさを伝えます. 次回講義の冒頭に小テストを実施します. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(D)に対応 |
関連科目 /Related course |
材料科学A 弾塑性力学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
小テスト |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
演習課題 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |