開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 金 /Fri 1 , 金 /Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科機械システム工学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 構造力学基礎 |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 藤木裕行(機械航空創造系学科機械システム工学コース) |
時間割コード/Registration Code | C2609 |
連絡先/Contact |
藤木裕行(B304 46-5323 fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 藤木裕行(火曜日 14:30~16:00) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
材料力学は,材料,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の工学分野に関連している.構造力学基礎では,材料力学の基礎事項の理解の上に,材料および構造物の強度や変形に関する種々の現象及び理論的取り扱い等に関する理解と応用を修得する. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 材料力学に関する基本的な用語と内容が理解できる. 2. 軸,はりおよびそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる. 3. 機械および構造物の安全強度設計ができる. |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 1. 材料力学の復習 2. 種々のはりの曲げ変形と不静定はり(はりのたわみの式) 3.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(片持ちはりのたわみ1) 4.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(片持ちはりのたわみ2) 5.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(単純支持はりのたわみ1) 6.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(単純支持はりのたわみ2) 7.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(不静定はりのたわみ1) 8.種々のはりの曲げ変形と不静定はり(不静定はりのたわみ2) 9. 中間試験 10. ひずみエネルギ-とエネルギ-原理(ひずみエネルギー) 11. ひずみエネルギ-とエネルギ-原理(エネルギー原理とカスティリアノの定理) 12. ひずみエネルギ-とエネルギ-原理(最小仕事の原理) 13. ひずみエネルギ-とエネルギ-原理(各種はりのたわみ) 14. 長柱の座屈 15. まとめ 16. 定期試験 ・毎週持ち帰り自習用の課題を課し,翌週に解答を配布します。 |
教科書 /Required Text |
基礎から学ぶ材料力学 臺丸谷政志, 小林秀敏共著 森北出版 2015(ISBN:9784627665125) |
参考書等 /Required Materials |
材料力学 S. チモシェンコ著 ; 鵜戸口英善, 国尾武訳 東京図書 1957(ISBN:4489011180)
材料力学 桜井忠一著 産業図書 1967(ISBN:4782840152) Elements of strength of materials S. Timoshenko, D.H. Young D. Van Nostrand 1968(ISBN:0442085478) 材料力学ハンドブック 日本機械学会著 日本機械学会 1999(ISBN:488898090X) |
教科書・参考書に関する備考 | 上掲の参考書はすべて本学附属図書館に所蔵 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績評価は中間試験と定期試験により行い,中間試験50点+定期試験50点の100点満点or定期試験100点満点のよい方の点数が60点以上を合格とする. 到達度目標1について:中間試験および定期試験にて評価する。 到達度目標2について:中間試験および定期試験にて評価する。 到達度目標3について:中間試験および定期試験にて評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
実施講義回数の2/3以上の出席を単位取得の必要条件とする. 前期開講の材料力学を履修していること. 不合格者には再試験を実施する.再試験の合格基準(成績評価方法)は上記定期試験と同様である. 再試験に不合格の場合は次年度に再履修すること. 授業の変更や緊急時の連絡は,授業中または掲示板,もしくは大学アドレス宛のメールで告知をする. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
材料力学と併せて,強度設計の基本になる重要な科目です.公式,問題解法パターンを暗記するのではなく,力学的感覚の習得を目指して下さい.力学的感覚さえ身に付けば後は応用で解け,覚えなければならないことはそれほど多くありません.材料力学の内容が基礎になっているので,材料力学を理解していない場合は復習が必要です. また授業を聞いているだけで内容を理解し,試験に合格するのは難しいです。授業で習った内容を元に自分で多くの問題を解いてみて,やっと内容が理解できる科目です。なので可能な限り演習問題も解くようにして下さい。 疑問点があれば,いつでも質問に来て下さい.先生のところには行きにくいという学生もおりますが,先生に聞きに行くのが一番の近道です.オフィスアワーは上記の通りですが,これ以外でも在室していればいつでも構いません. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。 JABEE基準(基準1(2))との対応 (c)数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力 (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 (e)種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 |
関連科目 /Related course |
科目関連表において,2年生の材料力学,3年生の機械システム設計学に関連する. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎週,持ち帰り自習用の課題を課す。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |