開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火 /Tue 5 , 火 /Tue 6 , 火 /Tue 7 , 火 /Tue 8(後半8週) |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 機械システム工学コース |
対象学年/Year | 2年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実習(製図,演習,講義) |
授業科目名/Course Title | 機械製図Ⅱ(機械コース)(後半8週)/Mechanical Engineering Drawing Ⅱ |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 成田幸仁(機械航空創造系学科機械システム工学コース),風間俊治(機械航空創造系学科機械システム工学コース) |
時間割コード/Registration Code | C2607 |
連絡先/Contact |
成田幸仁(B317 0143-46-5396 y-narita@mmm.muroran-it.ac.jp) 風間俊治(T. Kazama,5349,kazama@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
成田幸仁(水曜日 12:55~14:25)
風間俊治(T. Kazama,B319,Mon.16:00-17:00) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
JIS B0001-2000「機械製図」に則って,正しい製図法を修得する.簡単な機械要素部品の強度計算を行い,機械設計の基礎を学習する.CADの基本的な使い方を体得し,コンピュータを用いた製図を行う.これらを通して,構想したものを設計書や図面で表現する能力を培い,機械製図に習熟することを目標とする. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.JISの製図通則を使うことができる(知識力). 2.CADソフトを用いて製図ができる(技能). 3.簡単な機械部品の強度計算および機械設計ができる(計算力). |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 第1週 ガイダンス,機械要素講義(公差・はめあい等),設計計算(仕様,設計書作成,計算) 第2週 設計計算書提出(検算,提出) 第3週 CAD操作(ソフト(AutoCAD)の説明),CAD製図(各自設計書に従いCAD製図) 第4~6週 CAD製図(各自設計書に従いCAD製図) 第7週 課題提出締切日(検図,合格後.設計計算書およびCAD製図) ※日時厳守 第8週 まとめ(提出未完了者の対応.ただし,減点対象) ※詳細は,ガイダンスにて説明.進捗状況等により変更する場合がある. ※設計書や製図は,本授業時間外の取り組みが不可欠である. |
教科書 /Required Text |
新編JIS機械製図 吉澤武男編著 ; 堀幸夫 [ほか] 著 森北出版 2014(ISBN:9784627661158) |
参考書等 /Required Materials |
製図 日本規格協会編 日本規格協会 1977(ISBN:4542183475)
機械要素 日本規格協会編集 日本規格協会 1968(ISBN:4542183084) ねじ 日本規格協会 1958(ISBN:4542183041) ねじ 日本規格協会 1958(ISBN:454218305X) 機械要素設計・トライボロジー 日本機械学会編 日本機械学会 1985流体機械 日本機械学会編 日本機械学会 1986(ISBN:4888980268) JISにもとづく標準製図法 大西清著 ; オーム社開発局企画編集 オーム社 2013(ISBN:4274069524) |
教科書・参考書に関する備考 |
・本授業の教科書は,機械製図Iの教科書と同じです. ・教科書は2015年度から改訂されました(JIS規格の改定による).再履修の方は,教科書を購入し直すことをおすすめします. ・教科書を除く資料は,必要に応じて,別途,配布・提供します (Web site への upload を含む). |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績は提出課題(および口頭試問)により評価する.これらを100点満点に換算して 60点以上を合格とする.配点は授業ガイダンス時に配布.期限を過ぎた場合は,減点対象となる.出席率が授業実施回数の3/4未満の者は単位認定されない(ただし,再履修者はこの限りではない).すべての課題が受理されていない者は単位認定されない(再履修者も含む).いずれも再履修となる.各到達度目標の評価方法は以下の通り. 目標1.課題として知識問題を出題し,達成度を評価する. 目標2.課題として製図問題を出題し,達成度を評価する. 目標3.課題として設計問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 /Notices |
・毎回の出席が原則です. ・機械製図Iが修得済みであることを前提として授業を進めます. ・再履修者も,本年度のすべての課題を期限内に仕上げて提出する必要があります. ・事情により,指定された期限内に課題を提出することができない(あるいは提出の見込みが立たない)場合には,できる限り早く,担当教員まで申し出て指示を仰いで下さい. ・設計計算は強度計算が主となりますので,材料力学の知識が必要です.授業には,筆記用具,教科書,ノート類,電卓のほか,材料力学の授業の教科書やノートを持参して下さい. ・授業の変更や緊急時の連絡は,授業中または掲示板で通知します. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
課題(設計計算書,CAD図面)に時間を要し,授業内では時間が不足します.各自の時間割の空き時間を有効活用して下さい. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (D) デザイン能力の修得 ・創造性を発揮しつつ自発的かつ継続的に取り組み、機械システムを設計、製作、評価できる。 ・様々な与条件のもとに解決すべき課題を認識、整理し、作業を計画的に進め、結果をまとめることができる。 JABEE 基準1(2)との対応 (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 |
関連科目 /Related course |
関連科目表において,以下の科目に関連する. ・1年次:図学Ⅰ・Ⅱ ・2年次:機械工作法実習Ⅰ・Ⅱ,機械製図Ⅰ ・今後の関連科目:機械システム工学実験,機械システム設計学,トラック別設計法および演習,卒業研究(テーマに依存) 本科目の履修には,2年前期開講の機構学,材料力学の知識が必要である. |
備考 /Notes |
設備や内容の都合上,機械製図I と機械製図II の時間割を遣り繰りして,やや変則的に進めます.教室も,都度,変わりますので注意して下さい.授業の詳細は,第1回目のガイダンスで説明します.機械製図I を履修する(した)方は,本科目がカリキュラム表にない場合も(他コース履修としての)履修をお勧めします. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・本授業では製図の基礎(機械製図Ⅰ)や強度計算(材料力学)について,十分な復習を行っておくこと. ・授業時間の関係で,製図の課題に時間が不足しがちであるので,自主的に製図を行うこと. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・強度計算や設計図面に関して,教員やTAとの質疑応答を課す.自らの設計結果について,予め説明できるようにしておくこと. |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・材料力学や機械工作法実習をはじめ,2 年前期までに学んだことを基礎とし,総合的な学習を行う. |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |