授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 月 /Mon  7 , 月 /Mon  8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科土木工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 実習
授業科目名/Course Title 土木鋼構造学Ⅱ/Design of Steel Structures in Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 小室雅人(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code C1714
連絡先/Contact 小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
土木鋼構造学Iで習った鋼部材の設計を踏まえて,実在する鋼橋の図面を参考に,ケント紙を用いて模型の製作を行い,鋼橋における各部材に対する理解を深める。また,高性能鋼材,ライフサイクルなどについて取り上げ,それらの知識を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.図面を正確に読み取ることができる。
2.鋼橋を構成する部材を理解し,説明することができる。
3.高性能鋼材,ライフサイクルなどを理解し,説明することができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
1週目:プレートガーダーの模型製作 (製作練習)
2週目:プレートガーダーの模型製作2(製作練習)
3週目:グループ分けと対象実橋梁の紹介および模型製作1
4週目:模型製作2(必要に応じて,主部材および2次部材の説明を行う)
5週目:模型製作3( 〃 )
6週目:模型製作4( 〃 )
7週目:模型製作5 ( 〃 )
8週目:模型製作6 ( 〃 )
9週目:模型製作7 ( 〃 )
10週目:模型製作8 ( 〃 )
11週目:模型製作9 ( 〃 )
12週目:模型製作9 ( 〃 )
13週目:プレゼンテーション
14週目:高性能鋼材の種類と用途,ライフサイクル(1)
15週目:高性能鋼材の種類と用途,ライフサイクル(2)
(16週目:定期試験)

受入先橋梁メーカーとの話し合いによっては,実橋梁を視察することもある。

なお,模型製作に関して,
(1) 1つのグループ(数名)で,一対象橋梁の製作を行う。
(2) 完成時には各グループごとにプレゼンテーションを行う。
(3) 製作はものつくり基盤センターセミナー室を利用する。

事前学習として,次回の作業を念頭に入れて講義に参加できるように準備をすること。
事後学習として,進捗状況を確認して,必要に応じてグループで集まり作業を行うこと。
参考書等
/Required Materials
橋梁工学 長井正嗣著 共立出版 2003(ISBN:4320073940)
鋼構造学 伊藤學著 コロナ社 2011(ISBN:4339055506)
鋼構造 三木千壽著 共立出版 2000(ISBN:4320073916)
成績評価方法
/Grading Guidelines
目標1および2に関しては,完成模型およびプレゼンテーションで評価を行う。
目標3に関しては,論述問題により評価を行う。
なお,60点以上を合格とし,その成績は,模型製作への取り組み,完成模型の正確さ,プレゼンテーション内容などを80%,テストを20%の割合で評価する。
履修上の注意
/Notices
材料の力学,構造力学I,構造力学IIおよび土木鋼構造学Iをきちんと理解していることが前提である。
グループで課題に取り組むことより,欠席は原則認めない。
第1回目から模型製作に入るので,履修を検討しているものは必ず第1回目から出席すること。
途中からの参加は原則できません。
模型製作には,根気と多大な労力が必要である。時間外の作業も必要となることを十分理解し,受講すること。
完成模型が著しく図面と異なると判断された場合には,模型の再提出あるいは単位修得を認めません。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
模型製作は各グループでの共同作業となりますので,欠席はしないこと。
しっかりした態度で授業に臨むこと。
カッターなどの取り扱いには十分注意すること。
講義修了後は必ず清掃を行うこと。

実際の橋梁を色々な角度から眺めてみるのが最も効果的である。
いつも渡る橋を下から見てみることも必要である。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
◯ (C)未来に対する不快洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける
◎ (D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得
◯ (E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得
関連科目
/Related course
材料の力学(建築社会基盤系学科1年後期・必修)

土木構造力学I(建築社会基盤系学科土木工学コース2年前期・必修)

土木構造力学II(建築社会基盤系学科土木工学コース2年後期・必修)

土木鋼構造学I(建築社会基盤系学科土木工学コース3年前期・必修)

土木鋼構造学II(建築社会基盤系学科土木工学コース3年後期・選択)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
模型製作は各グループ(4, 5人/グループ)での共同作業となります。クループワークを通して,協調性やコミュニケーション能力などの向上も期待しています。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし