授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水 /Wed  5 , 水 /Wed  6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科土木工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 土木コンクリート構造学Ⅱ/Concrete Structures Ⅱ for Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 菅田紀之(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code C1713
連絡先/Contact 菅田紀之(D212. 0143-46-5220. sugata@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 菅田紀之(水曜日12:00~12:45.金曜日12:00~12:45)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
鉄筋コンクリート(RC)部材およびプレストレストコンクリート(PC)部材は,防災施設等の土木構造物の主要な構成部材である。本授業ではRC部材の断面設計法を習得し,さらに,PC部材の耐荷性状等を理解し,PC部材の設計を限界状態設計法を用いて行うための知識を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.鉄筋コンクリート部材の断面設計を行うことができる。(論理力・計算力)
2.プレストレストコンクリートの概要および種類を理解し説明を行うことができる。(知識力)
3.プレストレスト力について理解し説明を行うことができる。(知識力)
4.プレストレストコンクリート部材として必要な性能を満足しているかどうか,限界状態設計法を用いて検討することができる。(論理力・計算力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:24時間

1週目 授業の概要,RC部材の安全性および耐久性照査
2週目 RC部材の断面設計
3週目 PCの概要
4週目 プレストレス力およびプレストレス力の損失
5週目 曲げおよびせん断を受けるPC部材の応力度
6週目 PC構造物の例: PCセミナー
7週目 PC構造物の施工:PCセミナー
8週目 プレストレス力の計算1
9週目 プレストレス力の計算2
10週目 PC部材の応力度の計算
11週目 PC部材の応力度の照査
12週目 PC部材の耐力
13週目 PC部材の曲げ耐力の計算1
14週目 PC部材の曲げ耐力の計算2
15週目 まとめ
16週目 定期試験

・教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。
・演習授業の前に,該当部分を復習し理解を深めておくこと。
・適時課すレポートは自力で解答し,期限までに提出すること。
教科書
/Required Text
コンクリート構造学 小林和夫著 森北出版 2009(ISBN:9784627425644)
参考書等
/Required Materials
コンクリート標準示方書 設計編 : 2012年制定 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編 土木学会 2013(ISBN:9784810606126)
道路橋示方書・同解説 1共通編 3コンクリート橋編 日本道路協会編 日本道路協会 2012(ISBN:9784889502664)
道路橋示方書・同解説 5耐震設計編 日本道路協会編 日本道路協会 2012(ISBN:9784889502688)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で60点以上を合格とする。
定期試験20 %、レポート80 %の割合で評価する。

各達成度目標の評価は,次のように行う。
目標1.および4. レポートで計算問題を出題し,評価する。
目標2.および3. 定期試験で論述問題を出題し,評価する。
履修上の注意
/Notices
単位の修得には,原則として75 %以上の出席が必要である。
不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
授業において多くの演習を行います。他人の演習を単に写すようなことをしていると理解不足となり,レポートの解答が難しくなります。自分の頭で考えることを忘れないようにしてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
土木コースの学習・教育目標との関係
〇 (C)将来能力
◎ (D)土木専門基礎
〇 (E)実験・実習
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては,1年後期開講の材料の力学(必修),2年前期開講の土木構造力学I(必修),2年後期開講の土木構造力学II(必修),2年後期開講の土木コンクリート工学(必修)および3年前期開講の土木コンクリート構造学I(必修)の内容を理解していることが望ましい。
今後の関連科目は,4年前期開講の土木構造設計演習(必修)である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
数回課すレポートに基づき,授業内容の復習を行うこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし