授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水 /Wed  1 , 水 /Wed  2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科建築学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 建築構造解析Ⅱ/Structural Analysis of Building Ⅱ
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 永井 宏(建築社会基盤系学科建築学コース)
時間割コード/Registration Code C1706
連絡先/Contact 永井 宏(永井 宏(D321 0143-46-5219 nagai@mmm.muroran-it.ac.jp) )
オフィスアワー/Office hours 永井 宏(永井 宏(月曜日 12:00~12:30,火曜日 12:00~12:30) )
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
1.建築骨組みの塑性解析の基礎を理解する.
2.建築構造物の地震応答解析に関する基本的な事項について学び,合理的な耐震設計法に対する理解を深める.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.塑性解析の基礎を理解し,簡単な構造物の崩壊機構や崩壊荷重を求めることができる.(計算力)
2.耐震構造解析に関する基本的な用語を理解し,使用することができる.(知識力)
3.動力学に関する基本的な事項を理解し,説明することができる.(論理力,計算力)
4.モーダルアナリシスを理解し,多層建物の固有モードや応答値を求めることができる.(計算力)
授業計画
/Course Schedule
" 総授業時間(実時間);22.5時間
1週目 シラバスの説明,地震応答解析の概要,1自由度系の非減衰自由振動 p.1-10
2週目 1自由度系の減衰自由振動 p.10-15
3週目 強制外力に対する定常応答 p.16-20
4週目 調和地動に対する応答 p.20-24
5週目 地震応答スペクトル p.31-38
6週目 多自由度系の振動方程式 p.52-59
7週目 多自由度系の固有周期とモード p.59-63
8週目 多自由度系の固有振動の性質 p.59-63
9週目 多自由度系の応答 p.63-78
10週目 モーダルアナリシス p.78-81
11週目 塑性解析の基礎
12週目 崩壊機構と崩壊条件
13週目 上・下界定理
14週目 矩形ラーメンの塑性解析(1)
15週目 矩形ラーメンの塑性解析(2)
(16週目 定期試験 )

・教科書の該当部分を予め理科した上で授業に参加すること.
・適宜レポートを課します.自力で解答し,期日までに提出すること.
・講義内容および返却されたレポートを復習すること."
教科書
/Required Text
最新耐震構造解析(第3版) 柴田明徳著 森北出版 2014(ISBN:9784627520936)
参考書等
/Required Materials
建築構造力学Ⅱ(第2版) 山田孝一郎,松本芳紀,持田 泰秀,船戸 慶輔共著 森北出版 2001(ISBN:978462750052)
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格である.
100点満点で定期試験60点,レポート40点の割合で評価する.

各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標1. レポートおよび定期試験において塑性解析に関する計算問題を出題し,達成度を評価する.
目標2. 定期試験において用語問題を出題し,達成度を評価する.
目標3. レポートおよび定期試験において式の誘導や計算問題を出題し,達成度を評価する.
目標4. レポートおよび定期試験において多自由度系応答の計算問題を出題し,達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
①理解力,計算力などの向上を目指すために,適宜レポートを課すので提出すること.
②授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける.
③授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする.
④再試験は行わない.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
やや難解な部分もあるが,最後まで諦めずに受講して欲しい.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は、建築学コースの学習・教育目標の (C):未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける,(G):構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している.
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学,2学年開講の建築構造力学Ⅰ,Ⅱおよび3学年開講の建築構造解析Ⅰを修得しておくこと.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では単元毎にレポートを課すのでよく復習すること.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし