開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 木 /Thu 2 , 木 /Thu 3 , 木 /Thu 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科土木工学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義及び演習 |
授業科目名/Course Title | 水理学Ⅱ/Hydraulics Ⅱ |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 木村克俊(建築社会基盤系学科土木工学コース) |
時間割コード/Registration Code | C1611 |
連絡先/Contact |
木村克俊(D312 0143-46-5269 kimura@mmm.muroran-it.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours |
木村克俊(毎週月曜(12:00~12:30) および木曜(12:00~12:30)) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
人の生活にとって必須物質である水を利用・制御するため、水の運動に関する力学的諸原理と基礎法則を学習する。その後、洪水災害や水質汚染など現実の課題を解く能力を高めるため、演習問題を通して理解力と洞察力を養う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.定常流・不定流、常流・射流等の流れの分類に関する用語を理解する。 2.常流と射流を区分する限界水深を理解し、式の導出ができる。 3.運動量の意味を理解し、跳水前後の水深や流速の計算ができる。 4.不等流方程式を導出し、水面形の計算ができる。 5.ダルシー則を理解し、地下水の運動を表す式を導出できる。 6.水面波の波動理論を理解し、その変形に関する基本的特性を理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
講義(試験を含む)24hr、演習11.25hr、合計35.25hr 1週目 開水路の流れの分類 2週目 比エネルギー 3週目 限界水深、限界勾配 4週目 跳水(1):運動量方程式、比力、共役水深 5週目 跳水(2):エネルギー損失 6週目 漸変流の基礎式と水面形 7週目 実用平均流速式、通水能 8週目 地下水の流れ(1):ダルシー則、流動方程式 9週目 地下水の流れ(2):不圧・被圧地下水、井戸の水理 10週目 相似則(1):幾何学的相似則、力学的相似則、運動学的相似則 11週目 相似則(2):フルード相似則、レイノルズ相似則 12週目 波動理論(1):分散関係式 13週目 波動理論(2):微小振幅波理論 14週目 波動理論(3):波浪変形 15週目 まとめ 16週目 定期試験 ・教科書の該当部分(授業時間内で指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。 ・授業後にレポートおよび小課題に取り組むことにより、該当する部分の理解度を確認すること。 |
教科書 /Required Text |
玉井信行・有田正光共編「水理学(改訂2版)」オーム社 定価(2800円+税) (ISBN:9784274216732) |
参考書等 /Required Materials |
林泰造著「基礎水理学」鹿島出版 定価(3600円+税(ISBN:4306023141) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験70%、レポート30%で評価する。 60点以上を合格とする。不合格者に対して再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1.定期試験で記述式問題を出題し、達成度を評価する。 目標2.レポート(その1)および定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標3.定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標4.レポート(その2)および定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標5.定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標6.レポート(その3)および定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
流れの力学、水理学Iの単位を取得していることが望ましい。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本授業は、演習問題を通して理解を深める方法をとっている。単に数式の使用法を憶えるのではなく、適用すべき理論や計算法を自分自身が納得して使用することが、実用問題の解決に不可欠となる。 各回の授業において、次回の講義内容を予告するので、教科書の該当ページの予習を行うこと。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
土木コースの学習・教育目標との関係 ○(C)将来能力 ◎(D)土木専門基礎 ○(E)実験演習 ○(F)環境防災 |
関連科目 /Related course |
流れの力学、水理学I を習得していることが望ましい。水理学Ⅱでは、後年次の水文・水資源学、流域環境工学、海岸・海洋工学、港工学などの専門科目の履修に必要な基礎的事項の習得をめざします。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・教科書の該当部分(授業時間内で指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。 ・授業後にレポートおよび小課題に取り組むことにより、該当する部分の理解度を確認すること。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |