授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 月 /Mon  1 , 月 /Mon  2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科/Department of Civil Engineering and Architecture
対象学年/Year 1年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 土の力学(56番以降)/Introduction to Soil Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 川村志麻(建築社会基盤系学科土木工学コース),木幡行宏(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code C1511
連絡先/Contact 川村志麻(教室番号:D301 電話番号:46-5282 E-mail:skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp)
木幡行宏(教室番号:D303 電話番号:46-5281 E-mail:kohata@news3.ce.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 川村志麻(月曜日 12:10~12:50
火曜日 12:10~12:50)
木幡行宏(月曜日,火曜日 12:10~12:50)
更新日/Date of renewal 2017/09/22
授業のねらい
/Learning Objectives
地盤防災・地盤環境問題に対する基礎的知識を習得するために、建設プロジェクトにおいて、土木・建築構造物を支えている「土」や「地盤」に関わりのある基本的性質、土の分類、土の締固め、盤内を流れる水が土に及ぼす影響とその特性など、「土質力学」や「基礎構造」を学ぶ上で基本となる基礎的な知識を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.建設プロジェクトにおける土の力学の役割を理解し、説明することができる。
2.土の構成や地質またそれらの基本的物理量を理解し、土を構成する基本的物理量の計算を行うことができる。
3.盛土などを建設する場合に行われる土の締固めの重要性を理解するとともに、適切な土の締固め方法を説明することができる.
4.地盤内を流れる水が土に及ぼす影響とその特性を理解し、流線網を描きくことができるとともに、透水量や透水係数の算出ができる。
5.圧密現象の概念を理解し、説明できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:24時間

1週目 建設プロジェクトにおける土の力学の役割
2週目 土の基本的性質(1)
3週目 土の基本的性質(2)
4週目 土の基本的性質(3)
5週目 土の基本的性質(4)
6週目 土の締固め(1)
7週目 土の締固め(2)
8週目 基礎
9週目 土中の水の流れ (1) ダルシーの法則
10週目 土中の水の流れ (2) 水頭と透水
11週目 土中の水の流れ (3) 浸透速度と浸透圧
12週目 土中の水の流れ (4) クイックサンド,ボイリング
13週目 土中の水の流れ (5) 流線網
14週目 土中の水の流れ (6) 透水量および水頭の求め方
15週目 地盤沈下と圧密現象
16週目 試 験

講義の最後に次回までに理解してくる内容を指示するので,予め予習をして講義に参加すること。また、適宜,小テストを実施する。小テストの内容を中心に復習を行うこと。
教科書
/Required Text
土質力学入門 三田地利之著 森北出版 2013(ISBN:9784627464018)
参考書等
/Required Materials
土質力学 足立格一郎著 共立出版 2002(ISBN:4320073932)
土質力学 石原研而著 丸善 1988(ISBN:4621032992)
おもしろジオテク 地盤工学会編 技報堂出版 1997(ISBN:4765515761)
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験を80%、レポートを20%で評価し、60点以上を合格とする。不合格者には再試験を実施し、再試験に不合格の場合は再履修すること。

なお、到達度目標1~目標5については、授業中に課される演習、レポート、定期試験により、その到達度を評価する。
履修上の注意
/Notices
講義中にレポートの課題を作成し,提出することが多いので,履修には注意すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
原則的に講義には必ず出席することとし,レポートは必ず提出すること。分からない場合には,教員に気軽に質問に来ること.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
【土木工学コース】
◎(D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得
◯(E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得
◯(F)環境制御・防災に関わる技術の習得
【建築学コース】
A 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識の習得する。
D 建築社会基盤工学系学科における共通する基礎的知識を習得する。
に,それぞれ対応する。
関連科目
/Related course
今後の関連する科目は,
土木コースでは,土質力学Ⅰ,土質力学Ⅱ,地盤防災工学,土木実験
建築コースでは,基礎構造,基礎構造演習である.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
・本授業内容については十分な予習を行っておくこと。
・授業時間の関係で、詳解できないので自主的に調査し行うこと。
・行った内容に対して復習テストを適宜実施するので充分復習すること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし